事業案内

医療機関

専門分野コンサル

入院QOL向上コンサルティング

患者さんの入院生活の質の向上と、看護職員の働き方改革を支援します。

診療報酬改定の影響、地域によっては人口の減少、人材確保やシステム導入などでの費用増加があり、病院の経営状況は厳しさを増しています。これからの病院経営に求められるのは、「患者さんや職員から選ばれる病院づくり」です。患者さんから選ばれるためには、入院生活の質を上げ、満足して退院していただくことが重要となり、職員から選ばれるためには、働き方改革や業務負担を軽減しながら、医療専門職としてのモチベーションアップにつなげることが重要になります。これらを実現するため、最も患者さんの入院生活を支える機会が多い職員の業務の質向上と生産性向上を、両立して取り組めるよう支援します。

Overview

概要

本サービスでは、看護業務の中でも特に、患者さんの入院生活の質を左右する「食事」「排泄」「入浴」「睡眠」と、最も業務時間が長く業務全般の下支えする「書類・記録」を対象領域として、看護業務の質の向上と看護職員の生産性向上を支援します。
まずは、5つの領域の簡易アセスメントを行った上で、改善が必要な領域に対して改善提案します。

Service

サービス内容

食事改善支援

主に、看護職員が関わる食事領域の改善を支援します。栄養アセスメントの質の向上、オーダー・配膳・下膳など食事関連業務の効率化、食事介助スキルの向上などを目指し、患者さんにとって最もよい食事のあり方を一緒に考えていきます。

排泄改善支援

患者さんが快適に排泄できる状態をつくり、その結果、看護職員の排泄関連業務の効率化につながるよう支援します。排泄業務手順や排泄アセスメント、排泄関連物品の見直しを継続できる仕組みづくりをサポートしていきます。

入浴改善支援

患者さんが安全に気持ちよく入浴ができ、看護職員の業務負荷を最小化するための支援を行います。具体的には、役割を整理した職員配置、運用手順の見直し、入浴介助スキル向上、入浴関連設備導入をサポートします。

睡眠改善支援

入院時には患者さんの睡眠に課題が生じる場合が多くあります。患者さんの状態に合った睡眠時間を確保し夜勤業務の負担を軽減するために、アセスメントの見直し、排泄等身体的ケアの見直しや睡眠環境の整備支援を行います。

書類・記録改善支援

医療の質向上を下支えし、看護業務の多くを占める業務です。職員の負担軽減と他業務の質の向上につなげるべく、法的根拠の証明として最適な質と量を記載できるように標準化された基準・ルールを設定し、書類記録の書式や記載方法の標準化およびデジタル化を支援します。
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Point

強み

各領域の現場実務経験の集約

看護師やセラピスト経験者、各専門領域関連メーカー出身者など、多様なコンサルタントの現場実務に関する知見を整理・集約し、患者さんと看護職員に寄り添って支援を行います。

様々な病院への支援経験

急性期病、回復期、療養型、精神科など様々な病院への支援経験から、病院の規模や機能に応じた特性を理解し、現場感と経営視点を理解した支援を行います。