医療業界は他業界と比べ、規制の存在や人の生死に関わる可能性があるといった点から参入ハードルが高いと言えます。一方、高齢化社会の進展や疾患の発症を事前に予測する技術の発展などもあり、他業界のプレイヤーの参入は今後増えていくことが予測されます。我々は医療業界と他業界を双方理解したうえでクライアント企業にとっての買収候補企業の”正しい価値”を評価していきます。
Overview
医療ビジネスにおいて主な買収対象である「医療機関」「ヘルスケアベンチャー」「製薬、医療機器メーカー」「介護事業者」などのビジネスデューデリジェンスを行います。
Service
医療機関は商圏が比較的明確という点ではビジネス特性として小売業に近く、人件費率が高い固定費ビジネスと言えます。このようなビジネスとしての特徴や診療報酬、コスト構造についての理解を基に医療機関の事業性評価を行います。
対象企業の持つサービス、技術が医療業界においてどのようなニーズを満たし、かつ競争優位性を持っているかという点を明確化したうえで事業の価値を評価します。
対象企業の既存事業の底堅さ、現時点で開発中のパイプライン・製品の将来性、診療報酬改定の可能性なども加味した評価を行います。
介護事業は人件費率の高い固定費ビジネスであることから、職員の生産性や稼働率といったKPIを中心に分析を行い、利用者を継続的に獲得できるかという点も加味した評価を行います。
Point
医療ビジネスにおいてはサービスの直接の享受者と対価の支払者が異なる場合があったり、ステークホルダーが多岐にわたるといった特徴があり、ビジネスモデルの設計には豊富な知見が必要となります。
医療業界に存在する様々な規制についての知見を有しており、医療ビジネスとして「制限なく実施できること」「実施困難なこと」「何らかの工夫をすれば実施できること」といった見極めが可能です。
過去のクライアント、メディヴァ現職の知人、メディヴァOB、医師ネットワーク、自治体・官公庁などを通じた医療関係者への幅広いコネクションを有しており、適宜ヒアリングも可能です。
医療技術はもちろんのこと、AIや遠隔モニタリング技術など他業界でも導入が進みつつある新しい技術に対しても幅広く情報収集して理解しています。