建築費の高騰により建て替えを行うことが難しくなってきていますが、施設や設備の老朽化や耐震性などにより待ったなしの状況にある事業者さまも少なくありません。介護事業は地域を支えるインフラです。その地域で事業を安定的に継続することが、地域の方が安心して暮らせることにつながります。継続的で安定的な経営を実現するために無理のない施設再整備計画を策定します。
Overview
施設再整備を検討されている事業者さまに、建替えにこだわらず、大規模改修も含めて、継続的かつ安定的に事業を継続できるよう、必要に応じて投資額についての調整なども行いながら、施設再整備計画の策定を支援します。あわせて、これから増加する認知症利用者が安心して利用できるデザインについてもアドバイスします。
Service
建替えや改修を行うにあたり、利用者市場の推計等を踏まえ、将来の事業のあるべき姿を定め、それを実現するために必要なソフトとハードの検討を各部門単位で行います。また、現状のハードにおける課題を解決に必要な施設整備計画を策定します。
設計フェーズは主に事業者さまと設計会社にて進んでいきますが、建替えの経験のない事業者様に寄り添い、事業者さまの実現したいことを具体化するためのサポートを行います。また、これまでの支援実績から、最適な事例なども紹介します。
今後ますます増加する見込みの認知症利用者の方に、安心で安全に施設を利用して頂くためのデザインをご提案します。認知症の方が空間をどのように認識しているかを体験して頂くためのツールもご提供しています。
Point
あるべき姿や、理想とする機能を実現するため、オーバースペックになったり、規模が大きくなることで建替え後の減価償却費や返済が経営を圧迫するケースが多くなってきています。建築費の高騰が要因の一つですが、収益やキャッシュフローに見合わない投資計画となっていることがあります。これまでの経験を踏まえ、無理のない返済計画となるよう投資の調整を含め必要なアドバイスを行うことができます。
アドバイザーの実績だけでなく、事業者として看護小規模多機能や、認知症にやさしいデザインを取り入れた病棟改修、精神科病棟の建替え実績があります。事業者として現場の声をくみ取り、それを設計や意匠に反映させてきた実績があります。