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病院救急部門運営サポート

救急医と医療経営コンサルタントによる病院救急部門運営サポート事業。四方よしの救急医療を目指します。

救急部門は病院の中で最も運営の難しい部門の一つ。ともすれば「急性期機能の維持困難」「病院よがりの医療提供」「救急部門の孤立」「スタッフのモチベーション低下・離職・ 不足」など負の連鎖に陥りかねません。そんな救急部門の運営や、病院経営における救急医療の戦略立案・実行支援などを、弊社の経験豊富な救急医とコンサルタントが強力にサポートし、患者、地域、病院、職員の全てに対し、バランスの取れた「四方よしの救急医療」を目指します。

Overview

概要

単なるアドバイスだけでなく、現場に深くかかわり実行支援を行うコンサルティング・オペレーターとして支援します。救急医兼コンサルタントが現場に赴き、課題や状況を直接把握します。さらに外部環境分析や、ベンチマーク等を用いた客観的指標の導入、社内外の多数の事例をもとに、救急医療戦略や経営改善案、現場システム改善案等の立案、及び実行支援を行います。職員の方々と一緒に汗を流すことで、高いレベルの支援を実現できると考えます。

Service

サービス内容

救急部門戦略策定支援

救急部門戦略策定支援

これまで当社で培った病院コンサルティングのノウハウに、救急医の専門性を加えることで、救急医療にまつわる内・外環境を紐解き、クライアントの強みを最大限に活かす戦略とアクションプランを策定します。
救急医療に特化した戦略立案とそれを実現するための実行支援までを一括で行います。

救急部門オペレーション改善支援

救急部門オペレーション改善支援

ヒヤリング、現地調査にて現状を可視化し課題を明確化。他施設のオペレーション事例も参考にしながらクライアントの課題に応じたオペレーション再構築支援を行います。また自走できるレベルまで救急医が伴走、支援します。

スタッフ満足度/エンゲージメント向上支援

スタッフ満足度/エンゲージメント向上支援

サーベイやヒアリングに基づきスタッフのエンゲージメント上の課題を特定し、解決策の提案を行います。「救急部門に関連して働くすべてのスタッフが救急医療に貢献する充実感を得られる職場創り」を目指しています。

地域連携強化支援

地域連携強化支援

市町村、救急隊、医師会、周辺医療機関、メディカルコントロール協議会などとの定期的な協議の場や会議体の設置を支援します。地域の需要状況を明らかにすることからはじまり、会議体におけるアジェンダの設定から討議資料作成に関するアドバイスなどきめ細やかにサポートさせていただきます。

スタッフ採用・教育、組織強化支援

スタッフ採用・教育、組織強化支援

立案した救急診療・部門の事業戦略に基づいて、それを実現するためのスタッフの質・量を整理、ご提案いたします。またペルソナに近づくためのスタッフのトレーニングプログラムの構築支援や救急医兼コンサルタントによるOJT教育もご提案する事ができます。

Point

強み

救急専門医のコンサルタント

日本で唯一の救急専門医による救急部門に対するコンサルティング事業です。改善策の立案にとどまらず実行までをサポートしていけることを強みとしていますが、救急スタッフのエンゲージメント等にも着目し、働き甲斐のある救急部門づくりにも貢献していきます。

専門性をもった高い分析力

弊社には、消防データやDPCデータ等を解析し、救急部門にとっての意味合いを深く洞察していく力があります。また反対に各診療科からみた救急部門の課題も明らかにしていきます。表面的なデータ整理に留まらず、課題を解決するためのデータ分析には定評があります。

医療現場運営経験豊富なコンサルタント

担当するコンサルタントは救急医、あるいは事務長や経営企画室など、病院の現場で実際に様々な経営改善に携わってきており経験が豊富です。そのため現場が納得できる実現可能性の高い改善策を提案できることを強みとしています。

病院経営コンサルティングの豊富な実績

一般病院、精神科病院、在宅診療所を始めとした多くの医療施設コンサルティング経験を有しています。そのため、連携施設や他部署から見た病院救急部門の位置づけや連携のあり方、またニーズなどについても把握しており、様々な観点からご提案が可能です。

病院経営に強いメディヴァの医療コンサルティングについて

Consultant

コンサルタント紹介

責任者・羽川 直宏(医師)

責任者・羽川 直宏(医師)
大阪府出身。滋賀医科大学卒業。救急医(救急科専門医)として大阪府内の救命救急センターや2次救急病院で救急医療に従事。サブスペシャリティーは画像診断。2015年より大学病院 医療の質・安全管理部/大学院 医療安全管理学講座で業務改善や組織改善の理論と実践を修得。質の高い救急医療を届けるためには、救急部門はもちろん、病院、さらには社会の変革が必要と感じ、2020年より救急医を続けながら、当事業の立ち上げに参画。救急医として患者さんに安全で質の高い医療と安心・安堵を提供するためにも、スタッフの誇りと働く喜びを醸成し、生き生きと働ける救急部門運営、病院・システム作りにチャレンジする。