Profile
2013年入社。長崎県出身。東京大学経済学部卒業。応援部活動一色の学生時代を送った後、株式会社オースビーに入社。コンピュータシステム開発・設計を経験後、顧客企業IT部門の業務効率化や品質改善、メンバーマネジメントに長年携わる。その後、メディヴァに転職。現在は、クリニックの開業支援や運営支援事業を中心に携わっている。
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こんなことが知りたい方へ💡
・異業種からの転職者、医療界未経験でメディヴァに興味をもったポイントは?
・なにかと特殊といわれる医療界、他業界と共通する点は?
・入社10年目の社員がいま目標にしていることは?
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前職では、システム系の開発・コンサルティングを10数年経験しました。プログラム開発からシステム設計、自社新卒採用等のバックオフィス経験も経て、最後の5年ほどは大手総合商社のシステム部門に常駐し、社内コールセンターのマネジメントなどを行っていました。前職の仕事は面白かったのですが、その会社で続けていくことのビジョンがあまり無くなってきたタイミングで転職活動を開始しました。
当初は同じシステム系での転職を中心に考えていましたが、偶然発見したメディヴァのホームページで医療コンサルティングという仕事があることを初めて知り、興味を持ちました。メディヴァの面接はかなり印象的でした。自分の根底にある思いや本音に迫らざるを得ない質問攻めに遭い(笑)、苦しいながらもなぜか清々しいような、不思議な面接だったことが記憶に残っています。ここまで深く人を見る会社であれば一緒にやっていけそうだ、と思えたので入職を決めました。
入職してからは、支援先クリニックの事務長を務める傍ら、クリニックや健診センターの開業支援コンサルティングや、運営支援に携わりました。開業については、医師が理想とするクリニックと地域のニーズをどうマッチさせるか、「開業して終わり」ではなく、いかに地域住民に必要とされるクリニックを医師やスタッフと一緒に創り育てていけるか、という重みのある仕事にパートナーとして関わらせてもらえることに、とても大きなやりがいを感じています。
未経験からの医療業界への転職は、事業としての特殊性はありますが、患者さんや利用者のニーズを満たし続けるサービス業の一つであること、また、人を動かさなければ改革、改善はできないという点では他の事業と本質的に共通していることは多いと考えています。組織の中で周囲と一緒に試行錯誤しながら成果を上げてきたり、現場業務を自ら担当しながらスタッフのマネジメントにも気を配ってきた経験であったり、従来のやり方に固執せず新しいやり方を模索してきたりした方であれば、十分に力を発揮できるステージがきっとあると思います。
この仕事は「医療機関として患者サービスをどのくらい大事に考えて提供し続けなければならないか」という先々の目線がとても大事です。なので「その場をどう乗り切るか」だけを考えて動くだけでは不十分で、そんな時一瞬はうまく行っても後々後悔することが往々にしてあります。迷いが生じたときに、同じ価値観を持ちながら奮闘している上司、同僚と一緒に仕事ができる環境があることが、安心感になるとともに刺激を受けることもできて本当にありがたいと感じています。
今後の目標は、クリニックの開業や経営支援において、業界のオンリーワンになることです。開業件数を増やして、より多くの医師や地域に貢献することも大事ですが、「メディヴァでなければ実現できなかった」と言われるような社会的インパクトのある仕事を一つでも多く手掛けていくことが目標です。
それともう一つ、マネージャーとして今後入ってくる人たちにも良い環境を作り続けなければならないと思っています。この二つは実現させたいです。
自分のように異業種からの転職を考えている人にとっては、入ってからどのようなスキルや経験が身につくか気になるかもしれません。医療機関特有である診療報酬の基本的な知識のほか、会計・財務や労務、建築、チームマネジメントなどで、医療機関の立ち上げや運営に際して一般的に必要となる知識の幅はかなり広く身につけられます。
メディヴァには様々な活躍の場がありますが、「無人島に街をつくる」の精神で、自分を中心として世の中に求められる新しいコトを作り出していく意気込みのある方に是非合流してほしいと考えています。これまでの経験を生かし、医療界でチャレンジしてみようと気概がある方と未来の医療について語り合いたいですね!
(2021年7月掲載)