変革のために必要なこと。常に「なぜ」と、問いかけ続けること。

Profile

2014年入社。大学卒業後、イギリスの病院で英国公認理学療法士として理学療法外来、ICUや脳卒中などの急性期病棟、高齢者医療などの回復期病棟等を経験。 これまで参画したプロジェクトは、国内外における医療機関、介護施設、自治体向け認知症デザイン導入支援、ヘルスケア全般の課題解決、健診センター開業運営支援など。趣味はラグビー、スキー、海遊び、農作業、醸造。

▼こんなことが知りたい方へ💡

-「無人島に街をつくる」の意味を社員はどのように解釈して実践しているのか?

-自分一人では達成できない成果を、チームで出せるようにするためには?

-メディヴァへ入職して成し遂げたいこと、学んだこと、よかったこと。

マクロ視点で医療を考えたとき、よいサービスとして提供できることがあるのではないかと感じて入職。

臨床経験を通して、客観的な指標で判断しながら医療の質を改善し続けることの大切さを強く感じていた時、メディヴァと出会いました。
英国で15年暮らす中で感じていたことの中に「人々が質の高い医療サービスを享受するためには人材面でも、経済面でも、設備面でも持続可能である必要がある」という思いがあり、そのような質の高い医療サービスは前例を踏襲する形ではなく、新しいものを生み出し変化し続けるところにあるのではないか、という思いもありました。

決まった枠組みの中だけで得られる経験やエビデンスも重要ですが、それに加えてまずはゼロベースで物事を考えることで新しい価値創造の可能性がうまれます。メディヴァにはその機会があると感じて入職を決めました。

挑戦を恐れず、責任をもって最後までやりきる。

「無人島に街をつくる」とは、既存の考え方では解決が難しい課題に対してゼロベースで思考し、既存の解決方法の枠にとらわれずに問題解決を図るメディヴァの行動指針ですが、
<何もない無人島に街を作っていくためには、何が必要でどうすれば解決できるのか?越えなければならない壁に対してどのように考えるのか?>など、躓いたときに立ち戻る言葉でもあります。

メディヴァの無人島は、自分の能力の枠内で満足せず成長できる機会を探し求めている人にとっ
て、チャレンジを提供してくれる場所であり、そのチャレンジを一緒に楽しみながら乗り越えていこうとする仲間たちがいる場所でもあります。そこには成長につながるチャレンジがゴロゴロと転がっています。

一方で、それを成長の機会にするかどうかは本人次第です。簡単な解があるわけではなく、これまでの自分の知識や経験では解決できない事も多いと思います。自分にはないもの、足りないものを持っている他のメンバーと一緒に協力することで自分の枠を越えた成果を達成することができます。
止まることなく挑戦し続け、ワクワクできそうな機会があったら手を挙げて参加してみる。その中で悩み、試行錯誤しながら謙虚に学ぶ姿勢を忘れず、責任を持って最後までやり遂げることが重要だと思います。

つらいときこそ乗り越える勇気を。

 プロジェクトを進める中で苦しい場面に向き合わなければならないことが必ずありますが、つらくなった時こそ「きたきた!」と迎えて飛び越えて進んでいく逞しさや勇気も必要です。

「そうかも知れないけれど、違うかもしれない。でもやってみなければわからない」

仮説を立て検証を繰り返しながら課題解決を考えてみると、その方法はいくつもあることに気が付きます。メディヴァではこのような考え方を持ち仕事をすることが重要です。例え行き詰まった事が起こったとしても、課題の本質が何であるか、その課題を解決するために必要なことは何かを論理的に考えていくことで壁を突破するきっかけに繋がっていきます。

おなじ目線で考える仲間と仕事ができる。

仕事をしていると「自分をよく見せたい、成果を残したい」というエゴに執着してしまうことがあると思いますが、プロジェクトにとってどうか、社会にとってどうかという基準で、最適な判断や行動を取れる人になりたいと思っています。自分がどうかということよりも、自分の周りの人たちに良い影響を与えているかという基準で、周りの人たちがものすごいことを成し遂げたり、社会をより良いものにしたりすることを助けられるようになりたいと思っています。

ひとりで考えて煮詰まった時には、部署を横断して一緒に考えてくれる仲間がいます。
このような仲間と共に社会に貢献することが私にとっては一番のやりがいにつながっています。

取り組んでいるテーマは「認知症」と「予防医療」。

私は現在大きく分けると2つのテーマに取り組んでいます。

1つは、認知症です。
認知症は超高齢社会の進展とともに今後ますます増えていくことが予測されています。日本だけでなく世界的な課題です。現時点では認知症を防ぐ手立てはありませんし、認知症の進行を止める有効な治療もありません。
そのことを悲観するのではなく、認知症であっても、なくても誰もが自分らしく生活できる社会を作っていきたいと思っています。

もう1つは、予防医療です。
世界にはまだまだ防げる病気で亡くなる方が数多くいます。私はインドでの健診センター開設と運営に関わっていますがそので感じていることは、日本以外の国々では予防という概念自体がまだまだ浸透していないということです。
初期の段階での病気の発見もそうですし、そもそも病気にならないような健康づくりをすることもそうです。
事業を進めることで社会全体に予防という文化を根付かせるような取り組みを進めていきたいです。

自分の中の地平線を広げてくれた、メディヴァ。

私は偶然メディヴァにたどり着きましたが、出会えて良かったと思っています。

社内・社外に関わらず、これまで出会う機会のなかった人たちに出会えたり、これまで行く機会のなかった場所に行ったりすることで、物事の考え方や見方、取り組み方など大きな学びとなっています。自分の中で勝手に線引きした限界に疑いをもち一歩踏み出す勇気を持てるようになったこともそうです。様々な事業の可能性に触れられる機会があり、ワクワクするような瞬間が数多くあります。
自分の能力の枠内で満足せず、成長できる機会を探し求めている人にとってはチャレンジを提供してくれますし、そのチャレンジを一緒に楽しみながら乗り越えていこうとする仲間たちがいます。


イギリス視察にて

(2023年10月掲載)

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