「機能する産業保健」で企業の健康経営を支援し、一流の産業保健師を目指す!

Profile

大学卒業後、慢性期・急性期病棟看護師、行政の臨時保健師、訪問看護師として約12年従事したのち、産業保健師を目指して働くひとの健康づくりやメンタルヘルスケアの知識・スキル取得に励む。メディヴァの取り組みや産業保健チームのミッションに共感し、未経験でメディヴァに参画。現在は建設業界の大手クライアント企業の産業保健業務に取り組んでいる。趣味は音楽鑑賞、登山、キャンプなど。

▼こんなことが知りたい方へ💡

・メディヴァが考える「産業保健」とチーム体制の特徴とは?
・未経験からどこでも通用する産業保健師を目指すには?
・第一線で活躍する産業保健師の今後の展望とは?

コンセプト「機能する産業保健」との出会い、産業保健師へのキャリアがスタートした

メディヴァを志望したのは、産業保健師のインタビューブログを読んだことがきっかけでした。産業保健は未経験者に門戸が閉ざされがちな分野ですが、メディヴァが未経験者も受け入れていることを知り、「機能する産業保健」というコンセプトにも出会いました。

「機能する産業保健」とは、形式だけを整えるのではなく、根拠に基づいた施策を考えてPDCAを繰り返しながら本当の成果を目指すものです。マニュアル的ではなく、問題点に本質的に向き合う考え方に大きな衝撃を受けました。

未経験者を受け入れることができるのは、経験豊富な保健師が多くいることや、コンサルタント・心理士などチームがバックアップする体制があるからこそ、ということも理解しました。

それまで訪問看護師を6年経験しましたが、病気を理由に退職を余儀なくされたり、定年後を楽しみにしていたのに持病が悪化してそれが叶わなかったり、苦しむ患者さんを多く見てやりきれなさを感じていました。後悔する人を少しでも減らしたいと考え、心理相談員の資格を取りメンタルヘルスの勉強も始めるなど模索を続けていましたが、メディヴァと出会い、本質的な産業保健に取り組みながらどこでも通用する産業保健師に成長できる!とワクワクしたことが思い出されます。

積み重ねた知識とスキル。クライアントから信頼を得られる喜びと、産業保健が機能したときに感じる大きなやりがい

メディヴァに入ったばかりのころは産業保健について右も左も分からなかったので、まずはひたすら勉強でした。どんな法律のもとに会社は安全に配慮しているのか? どのように社員が守られているのか?など内容は多岐にわたり、自主的に社外研修も受けに行きました。

初めてクライアントを担当した時のプレッシャーはとても大きかったですが、先輩のフォローのおかげで安心して取り組め、少しづつ実務も覚えていきました。ある程度自分で仕事がこなせるようになったあとも、社内のオンラインMTGで自身がつまづいているところや分からないことを一つ一つクリアしていき、今では知識やスキルが身についてきていると感じます。経験したことがない課題に対してもチームで解決策を考えることで、根拠を示した提案もできるようになってきました。

最近では全国展開するクライアントに各支店へ訪問を再開するお願いを聞き入れていただき、各支店の担当者との関係づくりと、支店ごとの主体的な健康づくりの支援を開始しました。実際に現地へ赴くことで、より良い施策を検討できるとも感じています。

クライアントの文化や風土はそれぞれ異なるので、同じ手法は使い回せず大変に感じることもありますが、自身が考えたことを採用していただき、クライアントと一緒に取り組んでいくことはとても面白味があります。また、提案したことが成果に繋がりクライアントから信頼を得られることはとても嬉しいですし、何よりも、産業保健が上手く機能したときは大きなやりがいを感じる瞬間です。

熱意を持った仲間とさらに成長し、時代が変わっても社会に貢献できる一流の産業保健師を目指したい

メディヴァに入ってから強く感じるのは、仲間たちの産業保健に対する熱い思いと、互いを高め合う姿勢です。形にとらわれない、時代に即した産業保健サービスの構築に真剣に取り組む姿勢からは常に刺激を受け、「迷うのではなく、まずはやってみよう!」という考え方にも触発されています。

また、メディヴァは産業保健師としてキャリアアップを目指す上でとても良い環境だと思います。 大きな課題を抱えるクライアントへの支援体験を仲間が共有してくれると、自身の担当するクライアントの課題解決の参考になりますし、チーム内で保健師教育の体系化も進められているので、より質の高い産業保健に取り組むことができます。

これからも変化し続ける社会のなかで、人々がその時代にあった働き方や取り組み方に柔軟に対応できるよう健康面からサポートしていきたいですし、私自身も変わり続け、一流の産業保健師として社会に貢献していきたいです。

(2023年12月掲載)

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