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2025/07/11/金

働く人たち

社員の前職は医療業界が多いですか?〜面接でよく出る質問に真面目に詳しくお答えします(5)〜

面接でよくいただく質問に人事ブログで答えるシリーズの第五弾です。
よくある質問についてブログに書いておけば、落ち着いて理解していただけるかもしれませんし、予め主要な質問への回答がクリアになっていれば、面接の場ではより生産的な会話ができるかもしれないと期待していますので、ぜひ読んでみてください。

(質問) メディヴァ社員の前職はどの業界が多いですか?/ 医療業界の出身者が多いのですか?
*医療業界:医療機関だけでなく、ヘルスケア全般や介護業界も含めます。以下同様とします。

(回答)
 この質問もよくいただきますが、メディヴァは医療・ヘルスケア・介護の会社なので、「医療業界出身の人が多いのか?」「医療専門職出身の人が多いのか?」という意味を含んで質問されている方が多くおられます。

そして、会話が進むと皆さん以下のようなことを思われていることが分かります。
医療業界以外から応募している方であれば、
「選考や入社後の活躍のためには、医療業界出身や医療職出身でなければ不利なのか?」

という疑問があり、逆に、医療業界内の方は、
「医療業界出身、医療専門職出身の経験や資格を活かせるのか?選考や入社で有利になるのか?」

といったことです。

 まずは前職について集計した数字を紹介して、これらの疑問に答えていきたいと思います。
 前提として、集計対象者の確認ですが、メディヴァには予防医療や産業保健サービスを担当する医療専門職がかなりの人数で在籍していますが、これらの社員はほとんどが医療業界出身であり、医療専門職としての資格も保有していますので、対象から外し、それ以外の社員(マネジメント、コンサルティング、管理系・事務系職種の)168名を対象として集計しました。結果は以下の通りです。

【出身業界の内訳(医療とそれ以外)】
・医療業界出身者:82名(49%) <–> それ以外の業界出身者:86名(51%)

数字を見ると、約半数が医療業界出身であることが分かります。この数字を見て多いと感じられるでしょうか?メディヴァが医療を専門領域とする会社であることを考えると、医療業界出身で無い人が半数以上もいるんだ、と驚かれるでしょうか?

正直なところ、私自身は意外と医療業界出身の人が多いように感じました。なぜそう思ったのかを振り返ってみると、私がこれまでの採用活動で、医療経験者か未経験者かということよりも、それぞれの価値観や汎用的な資質・能力など、出身業界以上に重視してきたポイントで一人一人の方と向き合ってきたからではないかと思います。

医療業界、ヘルスケア業界、介護業界などは様々な業種がありますが、最も大きな区切りは、病院やクリニック、介護施設など直接的に医療や介護を提供する機関とその他の企業(製薬、治験、ヘルスケア、医療系の人材サービスなど)の区分けだと思いますが、以下にその数字を見てみます。

【医療機関(介護施設などを含む)とそれ以外の内訳】
・医療機関・介護施設等の出身者:58名(71%) <–> それ以外の医療業界出身者:24名(29%)

医療業界出身者82名をさらに分けてみたところ、医療機関や介護施設等の出身者が7割以上とかなり多数を占めました。これは20数年にわたって応募者の方々と話してきて、実感としてわかる数字です。というのは、メディヴァに応募してこられる方のなかで、医療現場、介護現場の現状を体験して、問題意識を強く持って応募してこられる方が多いからです。皆さんが共通して持っている問題意識というのは、以下のようなことだと感じています。

・ 医療の内容、業務などを、改善したいと思っても裁量がなく時間もない。奨励も評価もされない。
・ その結果、昔からの非効率なやり方が継続している。DXなど世の中で進んでいる動きも少ない。
・ 人手不足も相まって、患者さんのために意味があると思える業務の割合が減っている。

メディヴァはこれらの課題に取り組む仲間を求めているので、応募いただくのは歓迎なのですが、一方で医療現場から人が減ってしまうことは医療にとってマイナスに繋がりかねず、私は採用活動に取り組んでいて複雑な思いを抱くこともあります。医療現場からコンサルタントを志す仲間とともに、それを上回る成果を上げることを目指すしかないと思いますし、将来はそんな思いで医療現場を離れる人が少なくなることを願っています。

【医療(介護等)の専門資格について】
・医療(介護等)の専門資格保持者:49名(29%) <–> 資格なし:119名(71%)

医師、看護師、薬剤師などの医療資格や、介護・福祉関係の資格保有者も49名と全体の3割ほどいます。これを多いと見るかどうかですが、対象としている人たちは基本的に、現在は資格が必須ではない仕事をしており、私にはかなり多くの人が資格を離れた形でメディヴァで働いているという感じがしました。

それぞれが、相当な時間と努力をもって取得した資格とは異なる職種で生きていこうという覚悟、そこまでしてもやりたいと思えることがメディヴァにあったのだということに思いを馳せると、採用に関わる身としては背筋が伸びるような感覚です。

また、医療業界出身者82名、医療機関等の出身者58名という人数と合わせてみると、これらの出身者の中でも資格保持者ではないメンバーもかなりの数にのぼることが分かります(82名ー49名=33名、58名ー49名=9名)。これらの人たちはマネジメントや経営企画、営業などの職種で医療に関わってきたメンバーであり、このようなメンバーも新たな活躍の場を求めてメディヴァの門を叩いてくれていることが分かります。

【結論】
はじめに、
「選考や入社後の活躍のためには、医療業界出身や医療職出身でなければ不利なのか?」
「医療業界出身、医療専門職出身の経験や資格を活かせるのか?選考や入社で有利になるのか?」
という疑問を提示しましたが、結論としては、経験、知識、資格よりも、潜在能力や人物面、マインド、キャリアの方向性のマッチなどをより重視しますので、出身業界や資格などによる有利・不利はほぼ無いと思っていただいて結構です。

 医療現場での経験や、せっかく取得した資格などが活かせないのか、とがっかりされる方もいらっしゃるかもしれませんが、出身業界に関わらない汎用的な、能力、スキル、知識や、仕事以外で身につけた資質などに目を向けて、それらを伸ばしていただければ、その土台うえでプラスアルファとして医療の中で得た経験やスキルなどがより生きてくるのだと思っています。

 メディヴァが、メンバーの様々な経験値や知識、思い、目指すものなどを組み合わせて、他には無いような相乗効果を発揮することで、医療、介護、ヘルスケアをより良くしていけるような集団になることができれば、採用に関わる者としてとても喜ばしいと思っています。

 最後に、ここに述べたことに関係する過去のブログを参考のために紹介しておきます。
(メディヴァが未経験でも医療コンサルタントを募集する理由)
https://mediva.co.jp/recruit/blog/column/12223/

 興味を持っていただいた方からのご連絡をお待ちしています。(岩崎克治)
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よろしければ他の回も合わせてお読みください。
シリーズ 〜面接でよく出る質問に真面目に詳しくお答えします〜
第1回→メディヴァで活躍する人材像 / 入社後の部署異動はできますか?
第2回→メディヴァの評価について教えてください。
第3回→メディヴァの職場の雰囲気はどんな感じですか?
第4回→メディヴァへはどこから応募するのがいいですか?