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2026/06/02/火

働く人たち

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パイロット・サイトの強みが活きる事業創造と運営支援 ~イーク渋谷事務長インタビュー~

皆さま、こんにちは。採用担当の柴田です。今回は、渋谷駅のすぐ近くにあるサクラステージにあります、開業から1年を迎えた「女性のための統合ヘルスクリニック イーク渋谷」(※)の舵取りをしているメディヴァメンバーの深澤さんにインタビューを行ったので、その内容をお伝えします。
実際の業務にあたる社員の生の声をお伝えすることで、メディヴァならではの運営支援への理解を深めて頂ければと思います。

(※)メディヴァが運営支援している医療法人社団プラタナスの健診施設です。『最善の予防医療を提供することで、かけがえのない人生を支えたい』をビジョンに掲げ、女性スタッフによる精度が高く、安心して受けられる人間ドック・健診を中心に都内5院で展開しています。

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◆イーク渋谷院の開業時の様子について

柴田(以下、柴):
イーク渋谷は都内に展開するイークの中で5番目の施設です。外から見ると、施設数としては既に十分にも思えるのですが、何故、渋谷院をオープンすることになったのでしょうか?

深澤さん(以下、深):
イークは1号店となる2008年のイーク丸の内院開業のときから、運営支援という形でメディヴァが長年関わってきた健診クリニックです。当時は珍しかった女性専用健診クリニックのパイオニアとして、今では都内5つのクリニックを合わせて年間6万人の受診者を受け入れることができています。

多くの方にご利用いただいている一方、イーク利用者の新規とリピーター割合で見ると、特にここ数年で新規利用者の割合が減ってきていることが分かります。
これはイークが多くの方から選ばれる健診施設であり続けている反面、その高いリピート率(約8割)のために、新規利用の方々の需要を十分に満たせていないことを示唆しています。実際に、新たに受診を希望されている方を予約時にお断りしなくてはいけない状況が当時出ていました。

▲イークの新規と既存(リピーター)受診者の割合|年度推移

新たに5つ目のクリニックを開業させる意思決定は、当然市場でのニーズを満たし経営的に十分成功できるかという判断が土台となっています。しかし、それと同じくらい重要なのが、より多くの方々にイークの質の高い健診を提供し、「防げたはずの病」でキャリアや日常を諦める人を一人でも減らしたいという思いです。
これはイークのビジョンでもある「最善の予防医療を提供する」につながっています。働く女性の健康を守り、社会の幸せを増やしていく。このミッションを果たし、かつ経営的にも成功することが、私たちが事業を運営する最大の目的になっています。

柴:
なるほど、イークのビジョンのもと、より多くの受診者に質の高いサービスを提供するために規模を拡大されているのですね。では、渋谷院はどの様にして作り上げられたのでしょうか?

深:
開業決定後、最初に行ったのが、イーク渋谷のコンセプトづくりでした。
今回イーク渋谷院を開業する際に重視したことは、イークの5番目のクリニックとして、渋谷院の開業にどのような意義と役割があるのかをスタッフと考え、共有することでした。開業と、開業後の日々の運営をより良いものにするためには、当然我々だけではなく、スタッフを巻き込み、一緒になって作り上げていくことが必須です。
スタッフが自分事として主体性をもって業務に取り組めるように、最初にコンセプトを作ることで目的を明確にして、我々とスタッフの目線を合わせることが狙いでした。

具体的にはまず、各部署の管理職と一緒にワークショップを行いました。
これまでのイークの事業や業務を振り返り、その中で続けたいこと(Keep)、改善が必要なこと(Problem)、今後行っていきたいこと(Try)に分けてスタッフから意見をもらい、それを基にイーク渋谷院のコンセプトを策定しました。
それが「予防医療のパートナー」です。
このコンセプトを達成するための5つの要素を作り具体性を持たせ、日々の業務につなげられるようにしています。

▲イーク渋谷院のコンセプト策定

このコンセプトは開業1年経った今も使っています。毎月スタッフ全員が集まる全体会議があるのですが、最初にこのコンセプトと5つの要素を提示してから会議を始めるようにして、スタッフに浸透するよう工夫をしています。

柴:最初にコンセプトを作ってスタッフの皆さんと共有するところからはじめられたのですね。その後はどのように進められたのですか?

深:イーク渋谷院の開業PJは私がプロジェクトリーダーとして他1,2名の若いメンバーと進めました。事業計画の策定、工事と内装の調整、医療機器の選定、行政手続き、ネットワークやシステム構築、採用活動など準備することは膨大ですが、スケジュールを組み、タスクを分担しながらおよそ半年と少しで無事に開業することができました。担当してもらったメンバーはメディヴァに入職してすぐこのPJにアサインされたのですが、全てが未経験の業務でしたので、とても良い経験になったのではないかと思います。

柴:それは良い経験になりますね。開業の準備で一番注力されたのはどんなところでしょうか?

深:特に院内の図面作成には多くの時間を割きました。院内の各検査室の配置や受診者の動線づくりは受診者の受け入れ数に直結するため、経営に大きく影響する部分です。
効率的な動線づくりを行うため、図面づくりはスタッフにも入ってもらい作成することにしました。各部署から担当者を出してもらい設計事務所の打ち合わせにも同席してもらって、みんなで協議しながら作り上げました。

スタッフはとても細かいところまで考えてくれて、提案をしてくれます。
具体的には、受診される方の動線をイメージして、ウォーターサーバーを置くなら、
この処置室の近くが良いのではないか?という話から、ロッカーはコートが掛けられるサイズの方が良いのではないか?ということまで細部にわたって設計することができました。

▲図面検討中の様子 スタッフからのたくさんの意見を取りまとめて形にする

おかげで設計事務所とのやりとりは100回200回では済まなかったですが、、、(笑)
その結果、受診者とスタッフ共に非常に効率的な動線で、かつ受診者がゆったりと過ごすことができる質の高い院内環境を作ることができたと思います。

▲イーク渋谷院の完成図面 効率的で受診者視点の施設となった

◆イークの事業運営について

柴:
スタッフの皆さんの意見が反映されるとスタッフの皆さんもモチベーションが上がりますよね。一方で、意見が増えれば増えるほど、まとめていくのは難しくなりますよね。イーク渋谷では、日々の運営や舵取りをどのように行っているのでしょうか?

深:
渋谷院に限らず、イークの組織運営は基本的にボトムアップ型を選択しています。広くスタッフの意見を取り入れ、並走しながら日々の運営を行うことで、スタッフが主体性を持ち、それぞれが受診者にとってより良いサービスを考え、工夫しながら業務を行うことができています。

一方で、事業の上流の部分、ビジョンや戦略などは運営メンバーが主体で作成し、スタッフに落し込んでいかなければなりません。ボトムアップとは逆のトップダウンになるわけですが、イークではこのトップダウンとボトムアップを明確に使い分けることを意識しています。
この線引きを間違えると組織がまとまらなくなったり、当初立てた方針とは違う方向に事業が進んでしまったり、上手く行かなくなるんです。

我々の役目は、世の中のニーズや創りたい世界から未来を考え、事業の方針や戦略を立案し、それをスタッフとつなげること・スタッフが事業方針に向かって進みやすいように環境を整えることだと個人的には考えています。
その後の目標を達成するための具体的な方法論については、スタッフの方が良い意見を持っていることが多いんです。そのため丁寧に意見を聞きながらリーダーシップをとっていきます。

柴:
それぞれの役割分担を明確にされているのですね。
一方で、なかなか戦略自体にスタッフの理解が得られない時もあるのではないでしょうか。

深:
そういった時もないわけではありません。事業戦略によってはスタッフにストレッチが必要な場面もあります。我々運営の腕の見せ所ですね(笑)。
運営メンバーが熱量を持って事業方針や戦略をスタッフに伝えていくこと、繰り返し伝えることはとても重要です。場合によっては個々に面談を行って伝えていくこともあります。
この最初のボタンを掛け違えてしまうと後々になってスタッフとの間に距離感ができてしまいPJを上手く進めることができません。将来何を目指していて、今なぜこれを行う必要があるのかについては時間をかけてスタッフに説明していきます。

もう一つのポイントとして、イークではビジョナリーな組織づくりを目指し、事業の上流から下流まで一貫性を持たせる仕組みづくりを行っていることです。
イークが所属している医療法人社団プラタナスは「患者視点」というミッションを掲げています。
このミッションに基づいてイークではビジョン(将来の目標)、コンセプト(今やること)とクレド(行動規範)を作っているのですが、これらが事業戦略・計画とリンクしながら、採用を含めた人・組織づくり、営業活動、サービス開発や業務改善などの下流の各活動の基礎になっているんです。

ひとつ具体的に事例をお伝えすると、先ほどのクレドについては採用時の評価項目として使い、カルチャーマッチした人材採用につなげています。また人事評価でもクレドを用い、各項目ごとに半年間を振り返り、次の半期の目標を立てながら評価をつけています。

こういった仕組みづくりにより、スタッフと一体感を持って事業運営を行うことを狙いとしています。

▲イークのMVCとクレド
▲イーク事業運営の全体像 ビジョン・戦略の上流から下流の日々の業務へ一貫性を持たせた運営

◆メディヴァのコンサルタントとしての活動

柴:
イークでの事業運営はとても充実されているのが分かりますが、メディヴァのコンサルタントとしては、どのように活かされているのでしょうか?

深:
時折ニュースでも流れていますが、現在の医療介護保険制度では、経営面で厳しい医療機関様が増えてきており、その打開策として、安定的な収益源となる自由診療、特に健診事業に注目が集まっています。
さらに健康寿命延伸への関心の高まりと、企業の健康経営推進も追い風となって質の高い健診サービスの需要が高まっています。こういった背景から多くの医療機関様からメディヴァへ新たに健診事業を始めたい・事業を拡大したいといったご相談のお声掛けを頂くケースも増えています。

柴:
どんな相談が多いのでしょうか?

深:
新規の立ち上げや事業拡大のご相談、収益向上のための業務改善、生産性向上、移転・建て替えにおける将来構想・事業計画策定など医療機関様の状況により様々です。

柴:
医療機関側にも蓄積されたノウハウがまだ無い状態が多いのですね。

深:
保険診療中心に運営を行ってきた医療機関様が多いのでそうかもしれませんね。また、第三者視点からの経営改善を求めているところも多いです。私はイークでの経験をベースにして提案することが出来ますし、ソフト面での大変そうなところも理解できるので、メディヴァらしい寄り添い型の支援が出来ていると考えています。

柴:
実際を分かっているからこそ、クライアントも安心できますね。

深:
先日も以前にご支援させていただいたクライアントから久しぶりにご連絡をいただき、順調に健診事業が拡大できているご報告と、知り合いの病院を紹介させて欲しいといったお話を頂戴しました。イークでの経験を基にクライアントにとって価値のある提案を行うことで信頼関係を築きながら支援ができることはとてもやりがいになります。

柴:
イークでの現場運営とコンサルティング業務にとても良い循環が起こっているのですね。

◆運営支援のコンサルタントとして

柴:最後に応募者の方にメッセージがあればお願いします。

深:イークでは各クリニックに基本2名ずつ運営メンバーを配置してそれぞれサポートしあいながら業務を行っています。
分からないことなども気軽に聞くことができますので、現場運営未経験の方、医療業界自体に全く経験のない方でも問題ありません。
また、メンバーによって働き方はまちまちです。現場運営を中心に業務をしているメンバーや、コンサルティング業務と現場運営を半々で行っているメンバーもいます。それぞれ希望の働き方を相談しながら決めていきます。

現場運営は行うことが多岐にわたります。
事業計画、データ分析、人事・採用、組織づくり、サービス開発、マーケティング、業務改善等など、幅広く色々と経験してみたい方や新しいことにチャレンジしてみたい方に是非ご応募いただきたいと考えています。
何よりも自分の活動を通じて、世の中により良いサービスを提供したいという熱い思いを持った方とご一緒に働けると嬉しいです。

柴:
本日はお忙しい中、貴重なお時間を有難うございました。

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運営支援を通じて、コンサルタントとしても成果に繋がるのは、まさにメディヴァらしいな、とお話しを通じて実感することが出来ました。

現在、メディヴァでは運営支援のコンサルタントも募集しています。少しでもご興味を持って頂けましたら、是非、チェックしてみてください。

▼クリニック運営担当/オープンポジション
https://hrmos.co/pages/recruit-mpp/jobs/0000301

(採用担当:柴田)