デザインの力で医療を変える!医療現場が近いメディヴァだからこそ出来る、実践的な社会実装。

Profile

大学卒業後、エスノグラフィを基軸としたリサーチをベースに新規事業創出に向けた調査及び、機会領域・ペルソナ策定などを担当。高齢化のグローバルリサーチに従事。「長く生きることに前向きでいられる社会」の考え方に共感しメディヴァに参画。市民・専門家参加型のデザインアプローチで、認知症の人が自立した生活を送るための空間づくりや、在宅医療患者と家族・医療者が医療やケアについて対話するためのツール作り等に携わる。

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こんなことが知りたい方へ💡

・デザインの力で出来る医療界の課題解決とは?
・異分野からの転職者がメディヴァを選んだ理由は?
・医療もコンサルも未経験でも務まる?
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じっくりと自問自答することができた面接

メディヴァを志望したのは、人生100年時代と言われるようになった昨今、メディヴァの『長く生きることに前向きでいられる社会を創る』というポジティブエイジングの考え方に共感したからです。私自身、家族に起きた出来事をきっかけにして、大学の研究テーマは「老い」であり、高齢者がゆるやかに社会と繋がれるようデザインリサーチの活動を続けていたので、メディヴァでなら高齢になっても豊かに暮らすことの実現に近づけるのではと考え、応募しました。

代表大石らとの選考で対話が進むにつれて、高齢社会に対しマクロな視点からのファクトに基づいた冷静な分析と、ミクロな視点からの個人の心理や感情に対する温かなまなざしの両方を併せ持つ企業というイメージが強くなりました。それとともに「自分は何がやりたいのか」といったしっかりと自分と向き合えるような問いをひたすら投げかけてもらい、改めてじっくりと考えることができた面接でした。

メディヴァは提言だけで終わることなく現場に入って実行支援を行えるので、選考期間中に自分がやりたいことは何か、じっくりと自問自答することができたおかげで、医療や介護ケアの現場を近くで見ながら、課題解決に向けた実践的な取り組みを行いたいと再確認することができて入社を決めました。

医療もコンサルも未経験。
調べても分からないことは、すぐ近くにいる
医療の専門家や実践者に聞ける恵まれた環境

入社して一番良かったことは、思った以上に現場が近いことと、業務の自由度が高いことですね。現場で医師や看護師、専門職と話した内容に基づきながら、生の声を生かしたサービスやプロダクトづくりを目指すことができています。

また、医療もコンサルも未経験での入社で今も分からないことは多いのですが、調べても分からないことはすぐ近くにいる医療の専門家や、これまで実践してきた同僚たちに素直に聞くと丁寧にわかりやすく教えてもらえるのでとても助かっています。

現在は、直営クリニックの医療職の皆さんや患者様から聞かせてもらった現場レベルの課題から、国や自治体レベルの課題までを行き来しながら考え、解決のためのアプローチを検討したり、実装に向けたテストができていることが私のやりがいに繋がっています。

在宅医療連合学会大会での企画展示の様子

老いていく中でも、それぞれの大切なものを
尊重し続けられる社会を創りたい!

これから取り組みたいことは、人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)を文化として定着させることや、認知症の方でも自立した生活が送れるような環境デザインなどを実現させたいと考えています。

入社して、現場の医療者に教えてもらったのが、老いていくことや死にゆくこと、看取ることに、多くの患者さんや家族が慣れていないということです。昭和20年代までは、家で亡くなるということが、全体の約8割を占めていましたが、今では病院や施設にその場所を移しています。日常から切り離されてしまった老いや死をどのように、現代に取り戻すことができるのかをさまざまなツールや場を使って実験していきたいです。

環境デザインに関しても、メディヴァに入職する前も空間やプロダクトサービスにまつわる質的な調査とアウトプットを行ってきましたが、医療やヘルスケア業界は深く入りにくくなかなか社会実装を進めることが困難でしたので、これからは日本全体で進めているもののなかなか定着が進まないことに対して、医療現場の皆さんとともに普及、浸透させていきたいと思っています。メディヴァならそれができると思っています。

メディヴァは経験の有無ではなく、面白い、興味深いと思うことと、現場に対するリスペクトがあれば学べるものは非常に多くあると思います。応募を検討されている方々とも、まずは気軽にお話から始めて見るのもよいのではないでしょうか。ご希望がありましたらぜひご連絡ください。

(2021年6月掲載)

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