Profile
千葉県出身。大学卒業後、全国に展開する医療法人にて約5年間介護老人保健施設の保険請求事務、総務、経理などバックオフィスを中心に経験し、新規立ち上げ及び運営にも携わる。その後、社会における医療機関の重要性を考え、「患者視点の医療改革」という理念に共感し、2018年2月にメディヴァへ参画。
こんなことが知りたい方へ💡
医療に興味を持ったキッカケ
コンサル未経験でも活かせる意外な要素
経験者と未経験者が共存するメディヴァという土壌
私はもともと医療に興味があったわけではなく、
大学の時は何となく経営に関われればいいなと考えていました。
東日本大震災の影響もあり、就職困難な時期で苦労する中、たまたま目に止まったのが、医療経営の分野でした。最初は「医療=儲けてはいけない」という認識もあり、どのように経営しているのだろう?と疑問に思ったのが医療に興味を持ったキッカケです。
卒業後は、病院や介護施設などを全国に展開する医療法人に入職しました。
医療法人の本部採用ということで、医療機関での勤務を希望したのですが、実家が近いとの理由から、千葉の老健の立ち上げ要員として入職日に異動となりました。(今はわかりませんが、当時は「明日から札幌ね。」という人事が普通にありました・・)
以来5年間、老健の立ち上げや総務・経理・人事に携わってきました。
医療への興味は変わらず、中でも、人口減少が地域医療に与える影響に関心がありました。
財源や人員確保の難化、採用コストの負担増、患者数の減少などにより、特に地方において一定数の医療機関は淘汰されるのではないか。その場合、地域に残された患者の受け入れはどうなるのか。インフラと等しい位置付けの医療を、経営難を理由に閉鎖してしまって良いのだろうか。
自分なりに調べるうちに医療コンサルの存在を知り、この疑問に直接関わりたいと思うようになりました。なかでも「提案し実行する」コンサルティング&オペレーションを基本とするメディヴァであれば、現場経験をもとにより良い改善提案が出来るのではないかと考えました。
2018年にメディヴァ入社後、民事再生の実行支援、経営改善の分析と提案、M&A、病院の実行支援等の経験を経て、現在は複数のクリニックの運営支援を中心に担当しています。
コンサルティングは未経験でしたが、意外だったのは、前職での総務・人事・経理など、過去のさまざまな経験やスキルが広く浅くですが、思った以上に役に立つということです。
例えば、人事・労務の分野において「ここまでは何とかなる」「ここは証拠を残した方が良い」といったリスクヘッジの感覚や、経理の仕分けを担当したことで身に着けた、請求から入金までの処理などは前職から活かせているスキルです。
また、医療機関では、医師同士や院長と他のスタッフ間の仲介役になることも多いのですが、こちらは子供の頃から学級委員やサークルの代表など、人を纏めたり、仲介役としての立場を経験してきたことが地味に役に立っています。
現在、運営支援を担当しているクリニックの一つは経営難をきっかけに別法人から承継しました。
ひとことで「経営難」といっても、理由の根幹を辿っていくと実は「人間関係」に起因していることがあります。
例えば、先生と看護師さんや事務さんが一つのチームではなく、それぞれが独立運営されているような体制でコミュニケーションが上手く取れておらず、クリニック全体の運営効率が落ち、結果、売り上げに影響しているというような事例もありました。
運営支援の要である事務長というポジションは、橋渡し的な役割を担うと私は考えています。ですから、先生が話した内容をそのまま看護師さんへお伝えするのではなく、状況に応じて一旦フィルタリングすることで、コミュニケーションが円滑に進むように気を配ったりすることもあります。
大学時代に所属したサークルは120~130人規模で、推薦されて代表になったのですが、規模が大きい分、派閥もあったりしました。そこを配慮しながらバランスよく役員を選任したり、人を集めたりしながら、組織を円滑に運営するということがけっこう楽しかったんですよね。兄弟と年の差があるせいか、超末っ子タイプで大人に囲まれた家庭環境で育った気質も案外役に立っているのかもしれません。
振り返ってみると、なにがどこで役に立つかわからないものですね(笑)
メディヴァにはコンサル経験ゼロの状態で入社したので、外部・内部環境調査、MECE、イシューなど、とにかく知らないことだらけのスタートでした。
自発的にどのような事がしたいか、どこが疑問なのかを考え発信すると、メディヴァは全社で知恵を出し合い、応えてくれます。代表の大石さんはじめ役員の方々や上長はみなフラットな関係性を意識していて話しかけやすい雰囲気なので、前職の縦割りとか、偉い方絶対!な社風との違いに驚きました。
途中入社の社員の経歴もさまざまで、まさか医師や公認会計士の資格を持った同僚ができるとは思いませんでした。色々な分野のスペシャリストであるメンバーがそれぞれ尊重し合い、気軽に相談し合える恵まれた環境のもと、少しずつ学ばせていただきました。
経験者から未経験者まで、幅広く受け入れる企業風土がメディヴァなのかなと思います。
これからも日々の業務に誠実に向き合い、コツコツとスキルを磨きながら、メディヴァで得た知見をもとに地域医療の課題に取り組んでいくつもりです。
(2026年2月掲載)