Profile
愛媛県出身。北里大学看護学部卒業。保健師、看護師。北里大学病院神経内科にて勤務。健康運動指導士取得後、介護事業運営会社にて、デイサービスの開設・運営支援、教育に携わる。予防・医療・介護の分野を学べる環境に惹かれ、2011年9月からメディヴァに参画。2020年より、コンサルティング事業部・介護チームマネージャー。
こんなことが知りたい方へ💡
ー メディヴァへの道筋は人それぞれ
ー メディヴァで「キャリアの軸」をつくる
ー「メディヴァらしさ」を考える
私は瀬戸内海の島の出身で何もない場所で育ちました。子供の頃から体を動かすことが好きで、毎日のように外や海で駆け回っていました。高校は多くの同級生が行く高校ではなく別の島の高校に進学し、大学も一人関東の大学へと気づけば少数派の道を進んでいました。島を出て漂流していたら、いつの間にかメディヴァにたどり着いた感覚です笑。
大学卒業後、大学病院で看護師として7年間勤務したのち、介護事業所を運営する民間企業で通所介護の開設・運営に携わり、2011年にメディヴァに入社しました。
看護師として勤務した臨床では、神経内科病棟で難病や脳血管疾患の患者さんを24時間体制で看ていました。かなり気力・体力を必要とする病棟でしたが、コミュニケーション能力(相手が何を考え何を求めているか、表情やしぐさなど様々な手段を使って読み解く)や適応力(非日常的な様々な体験が繰り返される中、その環境に適応していく力が養われたのではないかと・・)など、臨床の場で鍛えられた経験が今もベースとして活きています。
多くの患者さんと接する中で「病気になる前に出来ることがある」「気を付けることで防げる病気もある」と強く感じるようになり、セルフケアや健康づくりに関する勉強を始めました。健康運動指導士とケアマネの資格を取得したことをきっかけに、介護予防に力を入れている介護事業の運営会社に転職しました。
前職の上司が、メディヴァの新規事業として機能訓練に特化したリハビリ型デイサービス「ぽじえじ」を立ち上げるということで声を掛けられ、メディヴァに入職することになりました。事業は全くゼロからのスタートで、物件探しから採用・育成、サービスオペレーションなど当時のチームメンバーで試行錯誤の毎日でした。同時期に5施設オープンしたのですが、少人数で準備や運営を回さなければならず苦労も多かったです。
数年後に前職の上司が独立を決めた際は、一緒にメディヴァを卒業するのか残るのか大きな決断でした。事業を継続していけるか不安もありましたが、引続きメディヴァでキャリアを積み、介護施設の事業運営だけでなく、介護関連の調査や実証などコンサルティング分野まで業務の幅を広げることができました。
現在は事業とコンサルティングの両輪で介護分野に携わっています。
コンサルティング案件で取り組んでいるのは、ある自治体の在宅介護のモデル構築です。
在宅介護においては地域の事業所を巻き込み、地域のリソースを最適化することが重要です。各事業所間の情報共有や連携を効率化することでムリ・ムダを削減し、介護が必要な状態になっても在宅で安全に安心して過ごせる環境を提供するために、睡眠センサーや人感センサーを使用して家族や事業所が生活リズムをモニタリングし、適宜必要な介入をするなどICTを活用した仕組みの実証を進めています。
やりがいを感じるのは、実際に携わった案件が社会で実用化され、少しでも課題解決に繋がったと思えるときです。介護施設の人材不足に悩む自治体の受託事業として、実態調査からモデル実証、横展開に向けて数年にわたって取り組んだ「北九州モデル」は、他の自治体からも注目される事業に成長しました。
チームとしてとても誇りに思っています。
病院という狭い世界を出て、前職において一般企業の風土やビジネスの世界を経験したことで、一歩視野を広げることができました。さらにメディヴァでは一般企業ともまた違う独特の企業風土のなかで、一般企業の常識が通じない!?世界を経験することができています。この「メディヴァらしさ」をうまく言語化することができないのですが、、
何より代表の大石さんからの日々の学びは大きいです。例えば、、
枠のある環境や専門分野で勤務しているとどうしても視野が狭くなりがちです。病院や介護事業所で勤務している時はミクロ視点で考え動くことが多かったのですが、メディヴァの業務を通して、マクロ視点で俯瞰的、大局的に物事を捉える習慣が身につきつつあります。実際に業務を遂行するにはミクロ視点も必要なので、両方の視点を持ち、使い分けながら考えることの重要性を大石さんから学んでいるところです。
メディヴァは「無人島の街づくり」をモットーとする会社です。でもファーストペンギンだけで事業が成り立つわけではなく、作った街を維持、発展させていくのも重要な役割です。ですから、「メディヴァに向いているな」と思うのは、問題が発生したり、困難なことに直面した時に建設的にポジティブに考え、行動できる人。ただ会社に求めたり、批判したりするのではなく、一歩踏み込んで「じゃあどうする」と提案のできる人がメディヴァには向いているのではないかと思っています。
このメディヴァでいうところの「サバイバル力」を持っている方にぜひ入社していただきたいです!