Profile
2022年入社。大学卒業後、内科・外科の混合病棟にて4年間看護師として勤務。手術や内服調整、確定診断検査、看取りなど、さまざまな境遇の患者の看護業務を担当。現在は大手建設企業の産業保健業務に取り組む。趣味は推し活など。
▼こんなことが知りたい方へ💡
-メディヴァを志望したきっかけ
-未経験からのキャリアアップ方法
-メディヴァの産業保健師として得られること
メディヴァの産業保健師のことを知ったのは、私がまだ大学生のころ。
保健師課程の授業を受ける中で、”治療”ではなく”予防”で健康的な人生をサポートできる保健師のお仕事に魅力を感じ、「保健師として、どこで、どのように働くか?」の道すじを見つけるため、情報をたくさん集めていた時でした。
行政保健師、病院保健師、学校保健師など、たくさん存在する選択肢。その中でメディヴァの産業保健師は、一般企業のそれとは違ってクライアントの健康経営をサポートすること、それゆえに本質的な産業保健に取り組めてどこでも活躍できる産業保健師になれることをHPやブログで知りました。”無人島に街をつくる”というスローガンもとても興味深く、「いつかこんな会社に入れたら・・」と大きな憧れを持ちました。
メディヴァでの産業保健師の姿をイメージしつつ、まずは臨床経験を積むために大学病院へ。看護師として4年ほど働く中で、ご自身の健康を後回しにしてしまい、糖尿病が悪化して足を切断した患者さんや、過酷な労働環境でメンタルヘルス不調になった仲間など、同じ働く世代の人たちの苦しむ姿をたくさん目の当たりにしました。産業保健がいかに大切なものか、身を持って実感しましたね。何とかこういう人たちを支えたい!と思い、本格的に産業保健師の道に進むべく、一流を目指せるメディヴァの門戸を叩きました。
面接の中で、メディヴァについてさらに理解が深まったように思います。そもそも企業で働くこと自体イメージが湧いていませんでしたが、シニアマネージャーと話す中でチームの明るい雰囲気が伝わってきましたし、一般企業では産業保健師が2-3名が普通なのに対し、メディヴァには20名以上もいると知って、情報交換しやすく難しい課題も解決しやすいように感じました。他社の選考も受けましたが、メディヴァのような雰囲気の会社は他にありませんでしたね。実際に入社してみると、アットホームな雰囲気でみな優しく、とても安心感がありました。
とはいえ、最初のころはチームの一員としてついていけるかどうか不安でした。なので、まずは自分なりに基本的な理解を深めることから始めました。「産業保健とは、そもそも何か?」、「企業の健康管理や健康づくりを担うとは、どういうことか?」などなど・・
同じクライアントを担当する先輩にたくさん質問して知識を身につけつつ、徐々に産業保健師としてのお仕事もスタートしていきました。取り組む中でいろんな発見がありましたが、特に重要だなと思ったのは、”自分の考えをまとめて相手に伝える力”です。もともと得意ではなかったのですが、産業保健師は専門職の立場から意見を求められる機会がとても多いので、会議や普段のコミュニケーションの中で、何かしら意見や感想を伝えるように心がけました。
また、クライアント先では健康管理のほかにもさまざまな業務に携わりました。例えば、健康増進(運動や睡眠、禁煙など)の動画をオンライン配信するイベントの運営や、健診結果の見かたや健康管理・腰痛予防に関するセミナーの講師などです。これらを経験してアイデアの引き出しが増え、少しずつ成長できているのかなと感じます。特にスキルアップを感じる瞬間は、クライアントの人事担当者から健康管理について質問があったときに、根拠と自信を持って意見を示せるようになったことです。さまざまな業務を経験できただけでなく、業務全体を俯瞰し、今やっていること・これからやることなど各プロセスの目的を考えられるようになったからかもしれません。
もちろん、産業保健師としてはまだまだ未熟な私。ときどき立ち止まるときもありますが、「もっと新しいことをやってみたい」、「活躍の場を広げたい」という気持ちを上司は大切にしてくれますし、困難なことがあってもクライアントの特性をよく知る先輩がフォローしてくれるので、心強さを感じています。また、メンバーとよく勉強会を開いていて、自分が苦手とすることの克服に取り組めることも恵まれた環境だと思っています。
産業保健チームのメンバーは勉強熱心で自分の芯があり、それでいて気さくで明るい人が多いので、話をしていてとても楽しいですね。私自身、とても刺激を受けています。
これから産業保健師になりたい方、産業保健師としてもっと本質的に健康経営に関わりたい方は、世の中にたくさんいらっしゃると思います。想いを実現できるか不安もあると思いますが、メディヴァでは経験豊富な仲間がたくさんアドバイスをくれますし、たった一人でクライアントを担当するのではなく、コンサルタントなど他職種と一緒になって取り組むので、安心感を持ちながらどんどん成長していけますよ。
さらにメディヴァでは、他にもさまざまなヘルスケア事業を行っているので、他部署との交流の中でいろんな知識や考え方を得られ、広い視野を持つことができるのも大きな強みです。実際に私もたくさんの知見をインプットすることができましたし、それを生かして企業と働く人々の未来に貢献できている実感があり、大きなやりがいに繋がっています。
そして、一流の産業保健師を目指す上では、やはり自分自身が元気であることが大切だと思います。プライベートでの取り組みも大事ですが、社内には任意で参加できる健康推進プロジェクトもあり、会社として社員の健康づくりを大切にしているので、お仕事の質が高まりやすいと感じています。実は昨年に初めてフルマラソンにチャレンジしたのですが、仲間と練習するなかで少しずつ走れる距離が伸びて、当日はゴールまでたどり着くことができました。完走できるか不安だったのでとても嬉しかったですし、心身の健康を実感した瞬間でもありました。
自身の元気を強みにして企業の健康経営をサポートしていき、クライアントに「あなたがいてくれてよかった」と思ってもらえる存在になれたら、最高に嬉しいですね。
(2024年11月掲載)