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2024/03/01/金

働く人たち

私の経歴書-(14)-

こんにちは。
『私の経歴書』、今回はコンサルティング事業部の野中が担当いたします。

私は前職では化学品などの素材メーカーで経理をしており、昨年8月にメディヴァに入職しました。医療業界とも全く接点がなくコンサルタントでもない私が、なぜメディヴァの医療コンサルタントになったのか?

転職に至る経緯を中心に振り返りながら、その時何を考えていたのか、背景やその結果についてお伝えできればと思います。

前職時代の人生観と子供の誕生による変化

私は新卒で入った素材メーカーで約12年、入社から一貫して経理畑を歩いてきました。子会社の決算資料を集めて連結決算をつくったり、工場の設備投資の採算計算をしたり、といった業務に携わりました。

ちなみに就職時には会計の知識は全くなく、借方/貸方は聞いたことがある程度で、貸借が一致するのは偶然だと思っていました笑。そんな私でも、仕事を通じて勉強し、専門性を持って仕事ができるようになったことは一つの成功体験となりました。
勉強すれば何とかなる、という自信は、後に異業種・異職種に飛び込む決断をするうえで大きかったと思います。

話は戻りますが、当時は仕事に対してこれといった志はなく、人生の目的は趣味に全振りしていました。これは父から、好きなことは仕事にするな、と言われて育った影響だと思います。

例えば私は競馬が好きで、新社会人1年目の時から一口馬主というものをやっています。当時の収入から考えると結構なお金がかかっていますし、週末にレースに出るとなれば新潟や関西まで応援に行ったりして、お金も時間も自分の趣味に充てる生活をしていました。

転機は子どもが産まれたことでした。
自分でも予想はしていましたが、子供に対しては常にデレデレしている立派な親バカになりました。

子供との時間はできるだけとりたいが、仕事はしなければならない。
そうすると、自分の趣味の時間はあまり取れなくなるのでは?
というジレンマに直面しました。

そこで、「やりがいのある仕事や、やりたい仕事をすれば一日中楽しいじゃん!」
という結論に至ります。
当たり前のようですが、個人的にはかなり大きな人生観の変化でした。

どんな働き方をするか?

こうして人生で初めて、公私にわたり将来どんな生き方をしたいのかを真剣に考えることになります。その結果、働き方については以下のような軸が見えてきました。

社会課題の解決につながる仕事をすること
②それを実感できる仕事をすること
③経理のエキスパートではなく、ジェネラリストとして、経営全般のスキルを身につけること

社会課題については、どんな課題を解決したいのか?目指す社会はどんなものか?ということも考えました。プライベートの経験や価値観から、以下の2つの社会を実現したいと考えるようになりました。

一つは、「健康寿命を延ばし、老後も健康でやりたいことがやれる社会」です。
先に書いた通り私は趣味人間ですので、人生で叶えたい夢がたくさんあります。
それこそほぼ妄想レベルのものも多く、時間もお金もいくらあっても足りません。

競馬を例にすると、将来は個人馬主になって、大きなレース、ひいては日本ダービーを勝つのが夢の一つです。(競馬の話は止まらなくなるので、詳しくは別の機会に、、、)それらの夢を実現するためにはただ長生きするだけでなく、それらを実行・エンジョイできる活力を維持できなければいけません。

もう一つは、「欲しい数の子供を持てる社会」です。
私自身なかなか子供が授からず、子供が欲しいのに持てないかもしれないという恐怖に近い感情を経験しました。そういった経験をする方を少しでも減らしたいと思っています。

ビジョンを実現するための手段としての転職

他にもファクターはいくつかありますが、前述のように将来のビジョンを固めていきました。そして当時の仕事や私生活と比べてみると、このままではビジョンの実現につながらないという結論に至り、転職を決意しました。

そうした中でメディヴァと出会い、縁あって入職することができました
目指すビジョンが私とかなり近いと感じたことと、先に<働き方の軸>として挙げた①~③をすべて満たすことが出来そうだと感じたことが惹かれた要因です。
つまり私の場合は、新しいことをやりたいという気持ちももちろんありましたが、異業種・異職種に挑戦することが目的で転職したわけではありません。将来のなりたい姿に近づくために見つけた会社が、結果的に異業種・異職種だったというのが正直な所です。

現在の仕事内容

健康寿命を延ばし、老後も健康でやりたいことがやれる社会を実現したい
欲しい数の子供を持てる社会を実現したい

そんなことを考えてメディヴァに入り、今どんなことをしているのか?
ここからは少し現在の仕事内容を紹介させてください。
現在は主にコミュニティホスピタル構想を実現するためのプロジェクト2つに参画しています。

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コミュニティホスピタル構想とは?

メディヴァが取り組んでいる新しい事業の一つです。
『病気だけではなく、患者さんの人生を診て、「治し、支える医療」を提供』する病院をコミュニティホスピタルと定義し、コミュニティホスピタルを通じて地域の健康を支えることに貢献しています。詳しくは、下記HPの紹介も是非読んでみてください。

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1つ目のプロジェクトは、ある総合病院にて、総合診療医を活用した経営再建の戦略作りと、広域で連携し総合診療医の育成や活躍の場を増やすプロジェクトです。

総合診療医は、個別の臓器や疾患だけでなく、トータルで患者さんの健康を守る、コミュニティホスピタルの鍵となる医師です。今後の高齢化社会において地域の健康を守るうえで、総合診療医の活躍は無くてはならないものになっていくと思います。

まさに私が実現したい「健康寿命を延ばし、老後も健康でやりたいことがやれる社会」を創ることに貢献する事業と言えるかと思います。

2つ目は産婦人科を中心とした病院のプロジェクトです。
まだ始まったばかりのプロジェクトですが、この病院をコミュニティホスピタルに変革し、分娩だけでなく女性のあらゆるライフステージにおける健康をサポートすることで、「欲しい数の子供を持てる社会」にもつながっていく可能性があると考えています。

このプロジェクトでは、業務改善や組織作りに対しアイデアを出し、それを主体的に進めていくことが求められています。例えば、何か課題があった時にアイデアを求められ、さらにそのアイデアを人を巻き込みつつ自分で進めてみてください、と言われ、コトがサクサク進んでいきます。
責任感やスピード感の面で大変ではありますが、自分の働きがダイレクトに反映されるため非常にやりがいもあります。

このように、描いていたビジョンにつながる仕事にチャレンジさせていただいています。
メディヴァでは採用面接でも入職後も、やりたいことを必ず聞かれますし、ちゃんとそれを大事にして応援してくれる会社だな、と感じています。

異業種、異職種への転職でも心配ない

最後に、今転職を考えている方で、異業種・異職種でやっていけるか不安な方もいるかと思います。無責任なことは言えないですが、個人的には、不安に感じてもしょうがないので飛び込んでみたら良いと思います。

その理由は主に2つあります。

◎その仕事ができるかどうか、自分だけでは判断できない。
評価は人にされるものであって、自分ができている、できていないと思っていることは良くも悪くも当てにならないと思っています。メディヴァの採用面接では、これまでの職歴だけでなく、マインドや価値観、成長の可能性などが重視されている印象でした。
経験がないことを自分であれこれ心配してもしょうがないので、まずは話を聞いてみるのも良いのではないでしょうか。

◎メディヴァにはサポートフルな人がたくさんいる。
最初はもちろん、基本的な用語や業界慣習がわからず、勉強することは非常に多いです。
しかしわからないことがあっても、聞けばすぐに誰かが教えてくれるので心配ありません。
私も素朴な疑問を多々投げていますが、嫌な顔一つせず、丁寧に資料まで共有して教えてくれる人ばかりです。
ただし、自らやりたいことを発信したり、わからないことは学ぼうとしたりする能動的な姿勢は必要な会社だと思います。その姿勢を維持するためにも、自分がどうなりたいか、メディヴァで何をしたいかをしっかり持っておくことは重要だと思います。

一緒に学び、目的を持って共に医療を変えていく仲間をお待ちしております!

コミュニティ&コミュニティホスピタルについて☟
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