RECRUIT BLOG

人事ブログ

人事ブログ

2025/06/17/火

カルチャー

健康経営とメディヴァの関わり~産業保健チームのコンサルタントにインタビュー~

採用チームの森です。 
新年度がスタートし、あっという間に2ヶ月が過ぎました。 季節の変わり目と慣れない環境でお疲れの方もいらっしゃるのではないかと思います。
健康と仕事は切っても切り離せない関係性ですが、皆さんは「健康経営」という言葉を耳にされたことはありますか? 今回は、メディヴァ産業保健チームに所属する金子さんに、健康経営について色々とお話を伺ってきました! 

≪金子さんのプロフィール≫
産業保健チーム所属のコンサルタント。保健師。
地域保健業務を経て、健康管理、産業保健スタッフのマネジメント、市議会対応に従事。
その後、公営企業(水道・交通)の安全衛生管理体制の構築や健康増進施策の企画運営を行い、市が推奨する健康経営の推進のための施策の立案、体制構築、運営も担当。
メディヴァの産業保健活動に共感し、2018年より参画。 

Q:金子さん、まず健康経営について簡単に教えていただけますでしょうか? 

A:金子 健康経営を簡単に表現するなら、『企業が従業員の健康を経営課題として捉え、健康増進に積極的に取り組むことで、結果的に企業の業績や株価向上にも繋がるよ』という、経産省、厚生労働省が中心となって推進する取り組みです。
大企業や中小企業が健康経営にどのように取り組んでいるかを可視化するために、2016年に表彰制度が設けられました。 実は、私たちメディヴァもこの表彰を受けており、大規模法人部門の【ホワイト500】を8年連続で受賞しているんですよ!

Q:8年連続受賞とは素晴らしいですね!メディヴァが健康経営に力を入れ、表彰を目指す理由を教えてください。 

A:金子 そもそものスタート地点として、『国が推進するから』や『表彰を受けるために』という考えから健康経営を考えはじめたわけではありません。
医療・介護・健康を事業の核とする私たちにとって、会社創設以来【健康経営】の考え方は切っても切り離せない関係性でした。中でもメディヴァには保健事業部があり、この部署こそが、企業様に向けて【健康経営】を提案していく役割を担っているんです。 
提案にあたって、自社の経験や知識に基づいて考え実行している姿勢は、サービスを利用して頂く企業様にとって大きな安心材料になり、私たち自身も自社内で真剣に取り組むことで、新たな発見やより良い提案に繋がり、めぐりめぐって自社の健康経営のさらなる推進につながっていると思っています。

Q:なるほど。メディヴァ社内では、具体的にどのような健康経営の取り組みが行われているのでしょうか? 

A:金子 はい、社内の取り組みとしては、【MHIT(Mediva Health Innovation Team)】と【MHCR(Mediva Health Care Room)】という、社員主導の活動があります。 

↑MHIT運動班のフルマラソンチャレンジの様子↑

【MHIT(健康推進プロジェクトチーム)】
2024年度は、運動班、食事班、肩こり・腰痛・目の疲れ班、のんびり漢方班、コミュニケーション班等の悩みや共通の話題について情報交換や実践を経て、社内に情報発信をする活動をしています。
▼MHITの活動(一部)▼
・健康経営の一環としての社内フルマラソンチャレンジPJの報告
 https://mediva.co.jp/recruit/blog/values/13600/
・健康推進プロジェクト 2023年度 活動報告
 https://mediva.co.jp/news/health/15293/
・コミュニケーション班・食事漢方班コラボ企画『バナナ座談会』  等

【MHCR(メディヴァ健康管理室)】
健康経営の土台を支える組織として、健康相談をはじめ、健康診断後のフォローアップ、ストレスチェックの実施・分析・フォローアップ、職場巡視、健康情報の発信を社内向けに行っています。
▼MHCRの直近の活動▼
・MHCR通信3月号(社内配信) テーマ:女性の健康
・MHCR通信4月号(社内配信) テーマ:健康診断
・MHCR通信5月号(社内配信) テーマ:睡眠     等

これらの社員主導の活動が、発足から約8年間も続いているんです。これは、色々な企業の健康経営に携わっている中でも珍しい事例とも言えると思っています。 
なぜかというと、一般的な企業では、人事部や経営企画部といった特定の部署が中心となって健康経営に関する活動を行うことが多いと実感しています。支援先の企業様からは、「経営主体だと盛り上がらない。かと言って自主運営できるほどに社内の関心が少ない」という声もあります。
その点メディヴァは、医療・介護・健康について突き詰める仲間達の集まりで、元々健康についての関心も高いことが、自主運営に最適な環境を作り出していると思います。
どちらが良い悪いというわけではなく、結果的に自主運営という一つの形を作り上げる事ができました。

Q:その自主運営が成功した理由は経営体制と関係があるのでしょうか? 

A:金子 メディヴァの経営で特徴的なのは、社員一人ひとりの意見が、驚くほどのスピードで経営陣に伝わり(縦の決定の速さ)、さらにその意思が社内に広く浸透していく(横の繋がり)独自の環境が、これらの自主活動の成功に繋がったと考えています。 
もちろん、このメディヴァモデルをそのまま他の企業様に提案することばかりではありませんが、この経験から得られた学びを活かし、企業様にとってより効果的な健康経営となるよう、私たち自身も常に新しいことに挑戦していきたいです。

Q:今後も【ホワイト500】などの表彰に向けて活動されていくのでしょうか? 

A:金子 はい、今後も積極的に審査・表彰を受けていきたいと考えています。 表彰を受けることで自社の評価や印象が向上し、お客さまからの信頼につながるという点も重要ですが、それ以上に、私たち自身の1年間の健康経営の取り組みを総括する貴重な機会だと捉えています。 
自分たちで実践し、その結果を検証することで、まさに『伴走型』のお客さま支援を実行していく、表彰の機会を、そんな風に活かしていきたいです。

金子さん、貴重なお話ありがとうございました!
話を聞いて、メディヴァの健康経営に対する真摯な姿勢と、社員一人ひとりの主体的な活動が、8年連続受賞という素晴らしい結果に繋がっているのだと感じました。
私も社内の班活動への参加などを通じて、微力ながら健康でいきいきと働ける環境づくりに取り組んでいきたいと思いました。

皆さんの身の回りでは、健康と仕事の関りについてどのような取り組みをされていますでしょうか?
これを機に少しだけ考えてみる機会になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。 

【関連求人】
●産業保健・健康経営アドバイザー
https://hrmos.co/pages/recruit-mpp/jobs/2093548082493149201
●産業保健師
https://hrmos.co/pages/recruit-mpp/jobs/0000177
●【岐阜】産業保健師
https://hrmos.co/pages/recruit-mpp/jobs/0000244
●臨床心理士・公認心理師
https://hrmos.co/pages/recruit-mpp/jobs/0000179