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2026/06/22/月
コラム
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先日、ある社員の「定年退職」に際して、部署の全員が参加して慰労のランチを行いました。ちなみに、メディヴァの定年は65歳です。
メディヴァは創業25年で、創業からかなりの期間は若いメンバーが集まっていたので、定年を迎える人はまだ多くはないのですが、ここ数年で年に1、2名ずつが定年を迎えています。
実は、先日慰労会で送り出した社員は定年を過ぎた後も、メディヴァで働いてくれる予定です。フルタイムではなくなりますが、定年前に担当していた業務の一部を引き続き担ってくれます。
これまで定年を迎えた社員も同様に、仕事を継続してくれている場合がほとんどです。
仕事に使ってもらう時間数、時間の使い方(働き方)、そして給与等の待遇面などは、事前にお互いの希望を出しながら相談して決めています。
フルタイムで同じ仕事を続ける人、時間を減らして同じ領域の仕事を続ける人、仕事の領域を減らす人など、対応はそれぞれですが、そこには以下のような基本的な考え方があります。
(1)働ける人には働いていただきたい
(2)仕事の価値が同じであれば、報酬はこれまでと同じ
(3)会社の希望、本人の希望を擦り合わせる
私の友人、先輩などはここ数年で定年を迎える人が多くなっていますが、定年後も働き続けられることは世の中でルール化されているので当然として、給与が下がる人がほとんどのようです。
どれくらい下がるかという話が出ることもありますが、これまで聞いた中では、半分は普通で、1/3も有り得る範囲、中には1/4という例もあるようです。
完全に同じとは言わないまでも、ほとんど同じ仕事をしているのにそこまで給与が減るというのは、どういう理論的な根拠なのだろうか?と不思議に思います。
年齢とともに衰える部分があって以前と同じレベルではなくなるかもしれないし、役職から外れて責任が軽くなる部分もあると聞くので、多少は仕方がないのかもしれません。しかし、突然1/3、1/4というのはどうなのでしょう?
衰えるとしても、突然ではなく徐々にでしょうし、実績を見ながら少しずつ調整するということでも良いのではないかと思います。
私たちはこれまで、上に挙げた考え方で定年に対処してきましたが、それが会社としての合理的な判断だと思ってのことです。
考え方の(1)については、人手不足の世の中ですから、まだ働ける人には働いてほしいですし、(2)については、仕事の価値に対して正当な評価をして、それに見合った給与を支払うべきだと思っています。
ただし、仕事の価値について正当に評価するということは、高い評価もあれば、そうでない場合もあるということを意味しますので、常に本人と認識が一致するとは限りません。そのために(3)の考え方があります。そこはお互いの話し合いで擦り合わせていく必要があると思います。
タイトルに書いた「定年」は必要か?という問いに対しては、私の個人的な考えですが、やはり一定の目安としての定めは必要だろうと思います。
ただ、高齢化とともに人手不足が進んでいる状況なので、画一的に決められた通りの対応(退職や待遇面の変更)を行うだけではなく、高齢であっても働ける人には正当な給与を支払って働いてもらうことが合理的だと思います。そして、定年後の働き方や、仕事内容、報酬については、個別にしっかり判断していくことが重要だろうと思います。
あと数年で定年を迎える私の実感としては、そのときに如何に体力と意欲を保っていることが出来るか?働く個人の目線としては、そこに尽きるだろうと考えています。
この原稿を書いて改めて、出来る限り体力と気力を維持して、自分にとって様々な選択が可能になるように頑張っていこうと思いました。(岩崎克治)