2025/11/05/水
認知症デザイン
10月29日(水)に実施された「第23回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合」にて、各国の政府関係者の方々に弊社が提供する認知症AR「Dementia Eyes」を体験いただきました。
※ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合とは
社会保障分野におけるASEAN各国との緊密な関係をさらに発展させ、人材育成を強化することを目的とし、社会福祉や保健医療政策、雇用政策を担当する行政官を招き、社会保障に関する課題や対策等について情報共有および議論を行うためのものです。
ASEAN各国は、医療の発展や衛生環境の改善による長寿や、また出生率の低下によって、将来的に加速度的に高齢化が進行すると予測されており、日本の高齢化施策に対して非常に高い関心を持たれています。
各国ともに、高齢者サービスは発展途上であり、専門人材の育成についても今後の課題となる中で、認知症に関する正しい理解や気づきのためにと、弊社の認知症関連サービスのご紹介の機会をいただきました。
当日は100名を超える社会保障に関連する高官の方々に、弊社が取り組む「認知症にやさしいデザイン」のご紹介と、認知症AR「Dementia Eyes」の体験を実施しました。
体験者の中には、「認知症だった親が見ていたかもしれない世界を体験できた」と涙する方や、「認知症にやさしいデザインを取り入れたい」という病院の改築を担当している方もいらっしゃり、大変好評でした。

弊社ではこれまで、国内では認知症にやさしいデザインの普及や、認知症ARを通じた当事者ケアの研修などを行なってきましたが、今回、これから高齢化を迎える国々においても貢献できるものと実感できました。今後は、海外においても、認知症になっても不安なく暮らせる社会の実現に向けてサポートしていきたいと考えています。
>>メディヴァの「認知症にやさしいデザイン導入コンサルティング」についてはこちらから