2021/06/29/火
小松大介の「診療所経営の教科書」(動画編)
クリニック経営において、労務管理やクレーム対応は重要な課題です。
特に、スタッフからの「ハラスメント」で訴えられるという状況は慎重な対応を必要とします。今回は、スタッフからのハラスメント訴えにどのように対処すべきかについて、いくつかのポイントをご紹介します。
ポイント:
慎重な事実確認とヒアリング: スタッフからの訴えに対して、まずは冷静に事実確認を行いましょう。自身で記憶を辿れるならば、自身の立場から事実を整理し、必要に応じて他のスタッフの意見も聞くことが重要です。
1対1面談と第三者の参加: 訴えをしたスタッフとの面談は、1対1ではなく、第三者を介入させるべきです。特に、女性や上下関係の明確な場合には、中立な立場の第三者や、信頼できるスタッフを同席させましょう。
ハラスメントか指導かの判断と再発防止策: 訴えがハラスメントに該当する場合は謝罪と適切な対応が必要ですが、指導の範囲で解決できる場合もあります。再発防止策として、事実確認をまとめたレポート作成やハラスメント抑止の仕組みの導入を検討しましょう。
診療所経営の教科書についてはこちら↓
https://mediva.co.jp/news/news-releases/9716/