保健師ならではの重症化予防指導で誰もが健康に生きられる社会を作りたい

Profile

2018年入社。 順天堂大学医療看護学部卒業。病院看護師として勤務する中で、疾患の重篤性や予後と生活習慣の関連を痛感し、ひとりでも多くの方にいつまでも自分らしく過ごして欲しいとの思いから保健師へ転身。生活習慣病予防啓発教室や健診センターでの保健指導を経験後、大学看護学部助手を経てメディヴァへ参画。健保組合向けには特定保健指導等、自治体向けには糖尿病性腎症等重症化予防保健指導に携わる

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こんなことが知りたい方へ💡
・メディヴァの保健師のやりがいは?
・保健師として特定保健指導・重症化予防に関わる意義は?
・仕事とプライベートの両立は?
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保健指導のイメージを変えたい

大学で看護を学び、「スペシャリストになりたい!」という思いから新卒で救命センターを希望しました。最前線で救急看護に携わるなかで、若くして循環器疾患で倒れるひとの多いことやそのご家族が苦しんでいる姿に葛藤を感じたことをきっかけに、予防医療を志すようになりました。

メディヴァでやりたかったことは「保健指導」の実践です。
保健指導の対象となることにあまり良いイメージを持たない方も多いですが、自身の生活習慣を振り返る作業は人生をより豊かに過ごすことに通じるものです。そのことを多くの方に実感していただきたいと思っています。

メディヴァはコンサルティングの会社ですが、本気で医療に変革を起こす強い熱意がある会社です。そこに従来の保健指導のイメージを変えられる可能性を感じて、入社を希望しました。

丁寧なコミュニケーションが、健康への意識向上に繋がる

保健指導で対象者様とお話しすると、指導を前向きな気持ちで捉えてくださる方ばかりではないと痛感します。渋々参加される方や、生活習慣を見直す必要性はないと考える方もいらっしゃいます。

そうした方々の心にも響くように伝えられるよう、コミュニケーションスキルはこれまで以上に磨き続けたいです。どなたに対しても丁寧に接していくことで、最初は後ろ向きだった方に心を開いていただけることも多く経験して、コミュニケーションの力を実感しています。

対象者様が健康に関心を持ってくれるようになることはもちろん、面談を重ねるたびに表情や声が明るくなっていき、気持ちも健康になっていく様子を感じるとき、とてもやりがいを感じます。
「あなたと話せて良かったです、またお願いします!」なんて言っていただけたときには、本当は、検査値が改善して保健指導が必要ないくらいになっていただきたいと思いながらも、素直に嬉しいです。

今後は人間の行動変容や意思決定に関わる要因を体系的に学んでみたいとも思いますし、日々数多くの面談をこなす中ではスケジュール管理にも課題があります。
現在は仕事と育児の両立を目指し、管理能力を高めるべく奮闘しています!チームには子育ての先輩も多く、産休・育休を経て業務に戻ってくる仲間も多いです。両立のために配慮していただける環境にはとても感謝しています。

保健師だからこそできる保健指導で、予防医療の可能性をもっと拡げたい

医療現場で出会った患者さんやそのご家族の中には、病気になってから予防の大切さを痛感される方が多くいらっしゃいました。
保健指導の対象者となった段階では、必ずしも生活習慣改善にモチベーションの高い方ばかりではないですが、この段階で関わることが将来の疾患を防ぐことに繋がるのは間違いありません。臨床の経験をしてきたからこそ伝えられるものがあると思っています。
保健指導チームには管理栄養士も多く、相互に連携しながら対象者の生活をトータルで支援しています。保健師としての特性を活かして「全人的に支援する」場となっています。

正確で最新の情報をもとに予防医療を実践し、目の前の方が自分らしくキラキラ輝いた人生を送っていただけるような支援の実践が当面の目標です。
またゆくゆくは、支援を通して世界の健康度を高められるような仕組みをつくれる人になりたいと考えています。

チームには、世界の人々がより健康になるようにと一緒に考えを膨らませていける仲間がいることがとても心強く、楽しいです。
私と同じように予防に少しでも関心がある方は、保健指導の分野に足を踏み入れていただけるとその奥深さに気づくと思います!

(2021年9月掲載)

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