少しずつ成長し、全ての人に医療を届けられる世の中をつくっていく。

Profile

2022年入社。大学では薬学部に所属し、新薬の研究開発に従事。在学中に、地域医療の現状と課題にふれた経験から、医療体制の立て直しに興味を持ち、医療コンサルティングを行うメディヴァに新卒で入社。現在は企業行政チームに所属し、クリニックのオンライン診療の運営サポートや新しい医療サービスを構築するためのリーガル調査など、幅広い業務に携わる。

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こんなことが知りたい方へ💡
・新卒入社から数ヶ月で担当している仕事の内容や、感じていること
・ずっと目指していた新薬開発の研究者から、なぜ医療コンサルに進路を変えたのか?
・どんなサポートやチャンスがある?
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入社して半年。メディヴァの仕事スタイルが少しずつ掴めてきた。

メディヴァには新卒で入社し、「医療コンサルタント」という肩書きで働き始めて半年ほど経ちました。今はクリニックのオンライン診療の運営サポートや、介護施設にサービスを提案するためのリーガル調査、病院で診察を受ける際の待機患者さんを減らすためのリサーチ業務など、一言ではくくれないほど多様な仕事に携わっています。まだ踏み込んだ提案やかたちになった仕事はありませんが、任された仕事を一つひとつやり遂げながら、メディヴァの仕事のスタイルや仕事内容がなんとなく掴めてきたところです。

私の働き方は、医療現場に立って手を動かすというよりも、現場で働く医療従事者の方や患者さんが感じている課題を解決し、より良い医療を提供するための医療体制を構築するというもの。なので患者さんと直接ふれあうことは少なく、裏方の仕事がほとんどです。仕事の手応えと言っても、ちょっとしたことなのですが、オンライン診療の運営サポートをしている時に、患者さんから電話で「ありがとう」と言葉をかけてもらったことがあり、自分の存在が少しでも医療や患者さんの役に立てているのだと思うと嬉しくなりました。

新薬開発の研究者から、医療コンサルの道へ。

もともと、私は高校生の頃から新薬開発の仕事を志していたんです。きっかけは、よく観ていた医療系のドキュメンタリー番組。はじめはなんとなく「医療に関わる人ってかっこいいなあ」と画面を見つめるばかりでしたが、次第に「病気を治せる薬をつくりたい」という想いが芽生え、新薬開発に携わる研究者を目指すようになりました。

大学では薬学部に進学し、研究にのめり込む日々。しかし、大学3年生の時に個人的に参加した僻地医療を考えるツアーの経験が、今後の進路を大きく変えるきっかけとなりました。地方の在宅医療の現場に足を運び、現地で活動されている医療従事者の方の声を聞きながら「医療体制」に課題があることを実感。

「マンパワーが足りなくて、医療サービスを細やかに届けるのが難しいんです。」そんな言葉を聞いて、「医療体制を整えることで、すべての人に医療を届けられる世の中にしたい。」そんな気持ちが、私の心に灯りました。

それからの就職活動は、「新薬開発の研究者」という当初の目標から大きく方向を変えて、「医療体制の再構築」に携われる会社を手当たり次第探し始めました。しかし、医療現場で活躍する仕事はたくさんあっても、医療体制に関わる仕事はほとんど見当たらない。新卒採用を実施している会社となると、さらに数は絞られる。地道にリサーチを重ね、見つけたのがメディヴァでした。

自分の「やりたい」を伝えれば、チャンスがもらえる環境。

医療・介護の世界で働くようになって半年経ちますが、変わらないのは「どの地域でも、すべての人が医療サービスを身近に受けられる体制をつくりたい」ということ。そのために自分はどんなことができるのか、何をすればいいのか、正解は見えず今も模索中であるのが正直なところです。でもメディヴァには、看護師や理学療法士、言語聴覚士などの医療専門職の経験がある方や、印刷会社やゲーム会社に勤めていた方など、ヘルスケア業界のみならず多様なバックグラウンドを持つ先輩方がいます。迷った時や不安な時は、アドバイスをくださったり寄り添ってくださったりと心強い環境です。

実は、私は人に頼ったり質問したりするのが得意ではありません。相手の顔色をうかがったり、忙しそうだし迷惑だろうなと踏みとどまったりと、不安を消化できない時期がありました。ちょうど社内で上半期のフィードバックを終えたところなのですが、「周りを気にするあまりに自分の意見を言えないこと」を上司から指摘されました。下半期の目標は、意見をちゃんと言うこと。自分で考えて行動することも大切だけど、分からない時は相談すること。

メディヴァには、自分がやりたいことを伝えれば、それが実現できるようにチャンスをくださったり、私にフィットしそうな仕事を任せてくださったりと、人にまっすぐ向き合って寄り添ってくれる方々がいます。その優しさに支えていただきながら経験を積み重ね、自分にできること、自分がやるべきことを見出していきたいです。

(2022年9月掲載)

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