Profile
2020年入社。東京都出身。慶應義塾大学環境情報学部卒業。印刷会社に入社後、システム開発部門でPG、SE、PMを経験後、「地方創生」をテーマとした企画部門で主に自治体と連携した新規事業開発に従事。「ソーシャルビジネス」を意識して活動する中で、自ら医療現場を運営しながら、患者視点の医療改革を目指すメディヴァの理念に共感し、2020年11月にメディヴァへ参画。医療現場に適したDX推進と、これからの時代の地域医療の仕組み作りを目指す。
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こんなことが知りたい方へ💡
・「私の仕事は世の中の役に立っている?」ソーシャルビジネスとしての医療の可能性
・異業種からの転職。元エンジニアの知見はリアルな医療現場で活かせるか?
・メディヴァでやれること、やりたいこと
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前職は印刷会社のIT部門にて、制作物の業務効率化に関わるシステム開発に携わり、日々やりがいを持って働いていました。そのような中、価値観が大きく変わるきっかけがありました。「東日本大震災」です。私は東京にいたため、大きく被災したわけではありませんが、震災の影響でその時に関わっていたプロジェクトが全て停止し、何もやることが無くなり、ニュースを見るだけの毎日。この時に、自分が有事の際に何もできないことにショックを受けました。それまで私は「言われたものを作る」という姿勢で仕事をしていましたが、これをきっかけに「私の仕事は世の中にどのような影響を与えているのだろうか?」ということを意識するようになりました。その後、「ソーシャルビジネス」に興味を持ち、前職の中で「地域創生」をテーマとする企画部門に異動し、新規事業開発に関わっていました。
そして「東日本大震災」から10年後、今度は「新型コロナウイルス」が流行。またもや関わっていたプロジェクトが全て停止し、世の中の仕組みやビジネスの形が大きく変化することを実感しました。その中で、医療業界で新しいチャレンジをし続けるメディヴァの存在を知り、興味を持ちました。
選考時のエピソードとしてはフランクなやり取りが印象的でした。「不安に感じていることがあれば何でも聞いて欲しい」と言われ、話しやすい雰囲気に、いつの間にか自分の転職活動での不安や悩みを相談していました。選考というよりも、私の将来について一緒になって考えてもらっているようでした。関わる人みんな感じが良く、話していて楽しかったため、このような会社で一緒に仕事がしてみたいと思いました。
一方で、「医療」も「コンサル」も未経験である自分が本当にできるのか?という不安も抱えていました。その不安を面接の中で思い切ってぶつけたところ、「面接の中で判断していくので、その判断は任せて欲しい。もちろんできないことも沢山出てくると思うが、サポートをしていく。自分の経験上の話であるが、やってみれば最終的にどうにかなるので、大丈夫。」という言葉をいただき、とても勇気づけられました。
入職直後は、略称や仕組みの名称などの用語が全然分からず大変でした。分からない名称が会話の中でポンポン出てくるため、話を聞いていてもちんぷんかんぷんでしたが、それを一つずつ知っていき、新しい知識を獲得することはとても楽しい過程でした。ある一定のインプットができると、これまでの自分の知見と掛け合わせて、新しいアイデアが出てくるようになり、更に面白くなりました。
医療業界での知見を持たない自分であっても、これまで培ったスキルを医療現場で活用し、その結果、仕事や医療現場の改善につながっていることを感じると、やりがいを感じます。医療ヘルスケア分野での新規事業創出に関わっていくことはまだまだこれからですが、同じような未来を見ている仲間と、その実現に向けて少しずつ進んでいる感覚を感じており、わくわくしています。
メディヴァでは、医療のリアルな現場に関わりながら、新しいことにどんどんチャレンジできる会社です。考え方もバックグラウンドもバラエティ豊かで、面白い人が沢山います。どこかで小さなアイデアが生まれると「やってみよう!」と様々なメンバーが集まり、大きな動きが生まれていきます。
今後はこれまでの知見を活かし、さらに医療現場でのDX推進に取り組んでいきたいと考えています。医療職の方々が医療行為を最大限に実現できるように、リアルとデジタルを融合したバランスの良い業務改善を実施していき、将来的には、ニューノーマルな人生100年時代における地域医療のモデルケースを作っていく会社にしたいです。
(2021年7月掲載)