2026/05/15/金
大石佳能子の「ヘルスケアの明日を語る」
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皆様、ゴールデンウイークはいかがお過ごしになったでしょうか?
私は、4月はモルディヴについでマレーシアに行き、ほぼ一月ぶりの日本でした。
モルディヴもマレーシアもイスラム教の国です。一部の地域を除いてアルコールは不可。
代わりなのか、甘いものを朝昼晩、ひたすら食べ、飲みます。
紅茶にもコーヒーにもたっぷりコンデンスミルクが入っていて、甘く、250kcalあります。おかげで2.5キロも太りました、、、涙。
さて、4月29日の「昭和の日」に「昭和100年記念式典」というものに招かれ、行ってきました。
招待状の差出人は「内閣総理大臣 高市早苗」。規制改革推進会議の委員なので、招待されたようです。
多くが招待されているんだろうな、と思いつつ、昭和150年の記念式典は無いだろうし(そもそも、生きていない)、行くことにしました。
会場は武道館です。九段下で降りると厳戒警備体制。
式は14時からの1時間ですが、11時に開場しているとのこと。自由席なので、早めに行く人もいるんでしょうね。
私は13時ごろに着き、知り合いに会って話し込んでいたので、上の方に座り、階下に小さく舞台が見えました。
開始までは、高度成長期の激込みの新宿駅などの古い報道番組がスクリーンに流れます。
開会後、高市総理、両議院長、最高裁裁判官が入り、その後、全員起立し天皇皇后両陛下をお迎え。小さくですが、お姿を拝見できました。
木原内閣官房長官の開会の辞のあと、全員起立し国歌斉唱。(歌うんだ、やっぱり、、、。)
高市総理、両議院長、最高裁裁判官の挨拶と続き、海上自衛隊の音楽隊による「上を向いて歩こう」、「赤いスイートピー」、「川の流れのように」などの昭和メロディー演奏。
さて、、、何故、昭和100年記念式典なのか?
「敗戦により焼土と化した日本が奇跡の復興を遂げたように、今また日本が豊かになり、若者が誇りに思える国づくりをする」という決意表明だったようです。
なるほど、、、と思いつつ、、、そうであれば、もっと若者を招待すればいいのに。
武道館の4分の3くらいが埋まっていたので、7000人くらいはいたでしょうか。
殆どが黒いスーツにネクタイを締めた高齢の男性です。
退出待機中の様子を写真に撮って、Chat GPTに聞いてみたところ、女性比率は7%程度。
階段の下の方に、一群ボーイスカウトの団体が招かれていましたが、そういうことではないだろう、、、と。

先日、船橋洋一氏の「戦後敗戦」という本を読みました。
例としては、抜本改革の失敗。
外需依存型の高度経済成長が1985年のプラザ合意で円高不況に陥り、国内の規制や慣習を変えて内需を促進すべきだったのがやりきれず、金融緩和政策に走った結果翌年からのバブルと1991年のバブル崩壊、その後の失われた20年に突入したことなどが説明されていました。
昭和は1989年1月7日に終わっています。
前年末に、日経平均株価は最高値をつけ、その後34年間更新されないままでした。
高市政権になってから、株価は確かに上がっています。
でも、本当にそれだけでいいのか?
昭和100年を記念するなら、規制改革とか女性登用とか若者の意見をもっと取り入れるとか、昭和64年から昭和100年までに、本来やるべきだったのに出来てない抜本改革を総括し、早急に実行に移した方がいいのでは、、、。
私が専門委員を務める規制改革推進会議では、今月は「医療・介護のタスクシフト」と「医療データの利活用」を討議します。
私が座長を務めたのは7年前からですが、タスクシフトはほぼ毎年出しています。前進はしていますが、各職域団体に阻まれて一進一退です。
医療データの利活用もパッチワークの法整備ではなく、抜本改革を求めて意見書を出す予定です。
国としてのあるべき姿には色々言いたいことはありますが、式典自体は面白くは有りました。普段にはない発見もありました。
高齢男性が多いと、男子トイレの前に長蛇の列ができること。(確かに、、、。)
改めて昭和メロディーを聞くと、すごくズレ感があること。
「赤いスイートピー」の歌詞は『煙草の匂いのシャツにそっと寄りそう』し、女性が男性に『I will follow you あなたについてゆきたい』と何度もリフレインします。
昔はそう思わなかったですが、今の感覚で聞くと全く合わず、自分も変わったのだろうと思ったり。
歌に合わせて高市総理がノリノリで手拍子されていたことや、天皇陛下がリズムをとられていたことなど、普段は見ることのないものも見ました。
いろんな意味で、考えさせられる式典でした。
高市総理、お招き頂きありがとうございました!150周年もよろしくお願いします!