2021/10/21/木
小松大介の「診療所経営の教科書」（動画編）
昇給制度を設定する際には、透明性と公平性を確保することが重要です。
そのための具体的な方法を深掘りします。
ポイント
人事評価制度の設定: スタッフの働きによって昇給の差をつけるためには、何らかの人事評価制度を導入することが必須です。評価制度は複雑にする必要はなく、知識、スキル、チームワークなど5項目程度に分けて5段階評価するなど、シンプルなものが良いです。
個別のフィードバックと対話: スタッフ一人ひとりが評価と昇給の理由を理解し、納得するためには、個別にフィードバックを行い、対話することが重要です。スタッフが自身の働き方や改善点を理解し、納得感を得られるようにすることで、組織の方向性との一致感も生まれます。
組織の方向性との一致: 昇給制度は組織の方向性と一致するように設定する必要があります。頑張っているスタッフへの評価だけでなく、チームワークを無視した働き方は評価できない、など組織の目指す姿勢を明確にし、そのフィードバックを行うことで、スタッフが組織との相性を理解しやすくなります。
診療所経営の教科書についてはこちら↓
https://mediva.co.jp/news/news-releases/9716/