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人事ブログ

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2024/02/20/火

働く人たち

1月に入職した森です。どうぞよろしくお願いします!

初めまして。1月1日より採用担当として入職いたしました、森と申します。

自己紹介文を書くのはいつぶりだろう…と戸惑いましたがせっかく自己紹介の場を頂きましたので、思い出話を交えながら自己紹介にお付き合い頂けますと幸いです。

“馬乗り”これが私の過去の仕事で、動物の飼育や獣医療について学ぶ専門学校を卒業以降、約4年程馬術に携わる仕事をしていました。

専門学校時代に「馬に関わってみないか?」とお誘い頂いたことがきっかけで若いうちにしか挑戦できない事だと思い、専門学校1年生から馬術をはじめました。

最初はごく軽い気持ちでしたが、大きな体に人間の子供のような心を持った馬との生活は意外にも性に合っていて、気が付けば休日返上で馬と過ごす日々でした。

専門学校卒業後はすぐには就職をせず、北海道にある競走馬の育成牧場へ短期間の修行に行きました。研修を通して、自分の成果のみを追い求める環境よりは、馬を通じて人と関わる事ができる仕事が良いと感じ、乗馬クラブで正式に働くことになりました。

馬という動物が好きであること、馬術という競技、“馬”が唯一の接点で出会う不思議な環境は、今日までの人生においてもかなり刺激的な体験であり、のめり込みました。

働きながら障害馬術競技へ出場できる環境で、両立に苦労したり、仕事・競技ともにつまずいてみたり。「将来は、国内馬術競技のトッププレイヤーになれるといいな」と少し大きな目標を掲げてみたり、苦労は色々ありましたがそれでも充実した毎日でした。

しかしそんな日々のなか、ひとつのきっかけであっさり馬術を辞め、馬からも離れることになりました。肺炎でした。医師から「過労ですね。」の一言…

就業前の早朝から馬に乗り、日中は乗馬クラブでレッスン指導に事務作業、退勤後は馬に乗り、当直で世話と見回り。この生活を週5〜6日。休日には、知り合いの乗馬クラブを手伝ったり、とにかく馬との生活が好きでがむしゃらに働いていました。気が付くと2カ月弱で体重が7キロ落ちていて、気力体力ともに限界だったようです。

自己管理ができていなかった事を反省しつつも、仕事に熱心に取り組めた経験は自信になり、今でもこの頃の生活は良い思い出になっています。

好きな仕事を予想もしなかった形でリタイアすることにはなりましたが、乗馬クラブでは総務部を兼任していましたので、総務のスキルを生かし今後は何かしらの業種で人事総務として働こうと決めました。

その後結婚し、今や子供は幼稚園児に…と私を取り巻く環境はどんどんと変わっていき、気が付けば節目の30歳を迎えようとしていました。

「このままでいいのか?」

家庭との両立が安定していた一方で「もっと高い目標を持って働きたい」という新たな野心がこみ上げてきたのです。

過去面接官として採用面接を担当した際に「自信を持って自社のPRをしたい」と思っていたので、採用に力を入れていて事業に共感できる会社を探そうと決心しました。

そんな時にメディヴァの求人に出会い、“医療をより良くしたい”と熱意を感じる社風、“採用専任”のポジションが目に留まり、求人を見つけてすぐに応募しましたが、企業研究をしていく中で少しずつ不安になっていきました。

人事総務部で社内人事・労務・発注・ヘルプデスク等の仕事の片手間で採用業務を兼任していた自分の経歴は通用するだろうか….

モヤモヤした気持ちのまま、面接当日を迎えてしまい、面接では事前に準備した当たり障りのない回答を繰り返すばかり。

その時、面接官から「準備した内容に感じる、普段の森さんを知りたい。」と言われてドキッ。面接は続いていましたが、すでに頭の中では大反省会を開催。

「どう返答をすれば正解なんだろう?」

困惑する一方で、“自分らしさ”を出さずに入社ができたとしても、イメージする働き方を実現できるのだろうか?とも感じました。

この機会をポジティブに捉えて「今の状況、どうなりたいかを話そう。」

言葉に出して行く事で気持ちの整理ができ、面接が終わるころには“本当の想い”を伝えることができました。とはいえ受け答えに戸惑い、弱みを見せてしまったので不採用だろうと予測していました。

そして数日後、一次選考結果は“二次選考へのご案内”とあり、案内を見た時に「自分らしさがあっていいんだ」と嬉しく思いました。

面接は一次面接も併せて、5名の採用チームのメンバーとお会いしました。

仕事内容や働き方、今の自分の家庭の状況、質問したり説明を頂きながらすり合わせる事ができ、すべての面接を経て志望度は高まりながらも「入社できたとして戦力になるだろうか」と今度は入社後の不安が大きくなっていました。

そんな不安な気持ちもヒアリングといった形で汲み取ってもらい、面談と会社見学の機会を追加で設けていただいたことで無事に解消しました。

親身な面接・面談、ヒアリングを通して「通用するしないではなくて、自分らしくチャレンジしよう」こういった気持ちが強くなった事、採用チームの方々のように求職者に対し親身に向き合いたいと思えた事が入社を決める材料となりました。

現在は入社して約1ヵ月経つ頃です。

採用担当としてはまだまだ勉強中ではありますが、今後長い年月をかけて採用やメディヴァという企業の面白さを見つけて皆さんにPRし、入社までのサポートをして行きたいと思っております。

少しでもメディヴァに興味を持って頂けるきっかけになれるよう日々努力をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。