RECRUIT BLOG

人事ブログ

人事ブログ

2023/11/10/金

働く人たち

病院からキャリアチェンジした管理栄養士に聞きました!~転職のきっかけ、メディヴァの風土について~

こんにちは。採用チームの大迫です。

資格を取得後、3割以上の方が病院でキャリアをスタートする管理栄養士。
栄養指導は患者の病気の悪化を防ぎ、よりよい人生をサポートする重要なお仕事ですが、患者の後悔の声から予防医療の大切さを痛感し、保健指導に取り組みたいと思われている方は多いのではないでしょうか。

メディヴァには50名以上の管理栄養士がおり、病院での勤務経験者も多く在籍しています。予防医療への想いを持って特定保健指導や重症化予防指導に取り組み、新しいことにも挑戦しながら大きく活躍しています。今回はそのうちの3名に、病院でのキャリアやメディヴァ入職後のことなど、リアルな声を聞いてみました。

予防医療に興味はあるものの、方向性に迷われている方の参考になれば幸いです。

管理栄養士紹介

Kさん(2020年4月入社)
急性期病院にて糖尿病に特化した栄養指導を
約4年経験。
趣味は、筋トレ、ワイン飲み比べ。

Iさん(2021年2月入社)
総合病院にて主に高齢患者への栄養指導を
約4年経験。
趣味は、ウォーキング、駅伝鑑賞。

Fさん(2021年7月入社)
急性期病院にて栄養指導や病院食の管理を
約7年経験。
趣味は、テニス、旅行。

病院で得た学びや経験が、予防医療の道に向かわせた

<K>
大学の病院実習で、”この人のもとで学びたい!”と感じた方との出会いからです。
「患者様と直接会うことはとても大切。会話や体の状態などを確認する中で気づけることがたくさんある」との考え方に深く共感しました。
大学で臨床栄養学の知識は身についたものの、活かし方がわからずモヤモヤしていたのですが、その栄養課長さんと出会い、教科書だけでは分からないことがこんなにもたくさんあると衝撃を受けました。

<I>
私も病院実習の経験がとても大きかったです。
考え方や姿勢など、スタッフの方々が教えてくださったことは今でも私の礎ですし、「患者様の健康をサポートしたい」という熱意も印象的でした。
やりがいを感じながら患者様をサポートする自分の姿を想像したら、とてもワクワクしました。

<F>
私も実習先の病院で、管理栄養士さんがドクターや看護師さんと意見を交わす姿や、患者様への栄養指導を見て「カッコイイ!」と思いました。
もともと私は臨床栄養学がとても好きで、病状によってどんな対処をしたらよいか考えることに面白味を感じていたので、病院でいろんな病を持つ人をサポートしたいと思いました。

<K>
入院・外来患者様の栄養指導を中心に行っていましたが、糖尿病教室の運営やNST活動など、いろんな経験を積めました。人の健康について深く考えさせられた、とても濃い期間でしたね。
でも新人の頃は数値をみてもどのような状況か判断できず、力不足を感じていました。自信も持てず、ドクターに意見を聞くことすら躊躇していましたが、「患者様のために躊躇してはいけない。自信を持つように」と栄養課長に厳しく指導していただき、反省を繰り返しながら徐々にドクターと密にコミュニケーションをとれるようになりました。

<I>
いざ病院で働いてみると、実習時に感じたこととまるで違いましたね。
私はご高齢の方の栄養指導がメインでしたが、患者様への接し方や他職種スタッフとの連携にはとても悩みました。特に、忙しいドクターに用件を的確に伝え、より良い食事内容について相談することは非常に難しかったです。

<I>
ご高齢の方だけでなく、40〜50代の方々とも糖尿病教室で接する機会もあり、今から健康習慣を身に付けてもらえるよう支援したいと思ったことがきっかけです。当時は糖尿病による合併症で長らく苦しんでいたご高齢の担当患者様の死も経験し、若いうちから健康習慣を身に付けることの重要性を感じていたのです。

<K>
患者様を栄養面からサポートしたいと思いながらも、管理栄養士としてできることに限界も感じていました。以前、糖尿病が悪化後に透析手前の状態まで腎臓が悪くなってしまった患者様に「来るところまで来てしまったんですね…」と言われ、自身の無力さを思い知ってしまったのです。
そんな経験から、質の高い保健指導を実践したいと思うようになりました。

<F>
私の急性期病院では急に体調が変わる患者様が多かったので、もう少し早く栄養指導に携われていたら・・と何度も思いました。また病院は安全管理を大切にしているので、患者さんに合わせて対応を変えることは自分の意志では難しく、モヤモヤした思いも感じていました。私の場合、新しいことにも取り組めるような環境への憧れもありました。

メディヴァには理想的な予防医療の取り組みと、信頼し合える仲間が存在した

<F>
はい。独自の保健指導プログラムや研修内容を理解できたのはもちろん、”革新・創造”を強く打ち出していて、新しいことにチャレンジする企業風土は大きなインパクトでした。
他社の求人も見ましたが、メディヴァのような理念を持つところは少なかったように思います。面接で取締役とお話した際にも、
「世の中には安定を求める人もいるが、病院から転職してくる人は新しい事に挑戦したいという人が多い」
という話を聞き、本当にそういう風土なんだと確信しました。

<K>
ネット検索でメディヴァを見つけたのですが、「寄り添い型支援」の強みがあり、健康改善のためのパートナーとして本質的なサポートが出来ると知って、「私の理想としていた予防医療に取り組める!」と直感しましたね。

<I>
私の場合、メディヴァに入職した病院の元同僚から話を聞いたことをきっかけに興味を持ちました。病院での経験を活かせると思いましたし、自分でも調べるうちに”寄り添い型”保健指導の特徴やスタッフの関係性の良さを理解し、「ぜひ入りたい!」と思いました。
その時はメディヴァ以外を受けるつもりはありませんでしたね。

<K>
私は特に大きな不安はなく、強いて言うと限られた時間の中で多くの方の保健指導を行うことができるか、特殊な社会環境から抜け出して新しい環境に馴染めるかが少し気になっていたくらいです。

<I>
私もありがたいことに不安は少なかったですね。元同僚の話から職場の雰囲気を理解できていたのは大きかったです。

<F>
私の場合、不安や迷いは大きかったです。1つの病院しか経験がないので本当に転職先でやっていけるのか不安でした。でも、それよりチャレンジしたい!という気持ちとワクワク感のほうが勝っていましたね。

<F>
堅苦しさがなく、自由がある職場だと感じました。意見を発信しやすく、否定せずに一緒になって考えてくれます。責任の伴う自由なので悩むこともありますが、先輩たちも気にかけてくれ、アドバイスもくれるので安心感があります。
また、先輩たちの課題解決スピードの速さにも驚きました。保健指導で相手にどう話せば心に響くか瞬時に答えが出てきて、的確なお話ができるのです。質の高いメディヴァの保健指導に大きな価値を感じましたね。

<K>
メディヴァは「一人で悩むのではなく、同じ目線に立ってチームで話し合う」というフラットな組織です。疑問に思ったことを一緒に悩み、考えてくれる。互いを信頼し合っている仲間が多いと感じます。こんな職場があることに驚きました。
また、対象者様に対する本質的な支援を通じて、管理栄養士として社会に貢献できていると強く感じています。

<I>
病院での栄養指導はある程度疾病ごとに指導内容が決まっていましたが、予防段階の保健指導はアプローチが異なることに初めは戸惑いましたね。研修だけでなく自分でも勉強してメディヴァの保健指導をトコトン学んだので、初めて対象者様に保健指導を行った時は自信を持って取り組むことができました。

病院での経験が質の高い保健指導に繋がり、キャリアアップも実感

<K>
一つは健診結果の数値を読み込み、対象者様の状況をしっかり判断できること。もう一つは対象者様とのコミュニケーションスキルですね。病院にはいろんな患者様がいて、その人に合ったお話や提案をするよう心がけていたので、保健指導にも通じていると感じます。

<F>
私も同じです。たくさんの患者様との出会いの中で、気持ちを理解する力が身に付きました。まさに保健指導でも重要になる力ですよね。

<I>
そうですね。病院で働いたからこそ、傾聴力や寄り添う姿勢が磨かれたと感じます。また、対象者様から主治医との関係性や治療方針をお伺いすると、病院でそのようなシーンをたくさん見てきたのでイメージが湧き、指導時もフォローしやすいなと思います。

<K>
病院の場合、すでに病気にかかっている方に栄養指導を行いますが、保健指導は病気にかかっていない方への生活習慣改善の意識づけなので、その違いが難しさですね。「こうしたほうがよい」ではなく、「行動を変えればこういうメリットがある」と納得感のある伝え方を大切にしています。
また、対象者様=お客様なのでビジネス的な距離感がどうしても生まれやすいです。アイスブレイクを心がけ、話しやすい雰囲気を作ることも大切だと思います。これらを積み重ねて、数値が改善されるなど成果が出たときにはやりがいを感じます!

<I>
何十年も続いた習慣を見直すのは、対象者様にとっても簡単なことではないと思います。なので、一方的な説明はせず時間をかけてお話を受け止めてもらえるようにしています。
お仕事やご家庭などがある中で、前向きに取り組んでいただけた時はとても嬉しいですね。

<F>
病院であればドクターの言葉は患者様に響きやすいですが、未病の方は健康意識を持っていないこともありますし、どのように意識を変えられるかは難しさを感じます。メディヴァは一人の対象者様に専属の管理栄養士がつくプログラムを取り入れているので、対象者様の安心感に繋がりますし、私たちも対象者様の良い変化を感じられるのは大きなメリットだと思います。
初回から専任で対象者様に関わり、継続支援を通して成果を出していただけた時は大きなやりがいを感じますね。

<K>
担当の健保組合のリーダーとしても活動しています。入職から3年経ち、リーダーとして効果的なプログラムを考えることも大切だと思うようになったのです。
メンバーには責任を持って取り組んでもらうことを意識しつつ、安心感も持ってもらえるようフォローもしています。でも、私自身もまだまだプレイヤーとして対象者様を支援していきたいですね。

<I>
私は健保組合の重症化予防指導も行っていて、すでに病気にかかってしまった方にもより良い人生を過ごしていただけるようサポートしています。
また、保健指導の日程調整や面談後の報告書の作成、アンケートの回収など事務的な仕事にも多く取り組んでいます。

<F>
私も重症化予防指導や事業所のリーダーとして指導の調整役、インスタグラムでの情報発信などを行っています。インスタグラムでは、支援している方々にも参考にしてもらえるように管理栄養士の日常やリアル飯などを発信しています。

さらにキャリアアップし、ともに成長できる仲間と活躍したい

<K>
特定保健指導では体重や腹囲を落とす上で「運動」も当然大切になるので、ゆくゆくは健康運動指導士の資格を取りたいです。知識をアップデートして、その人に合った運動を提案できるようになれたら嬉しいですね。

<I>
私は糖尿病療養指導士を持っているのですが、メディヴァに入ってから腎臓病療養指導士の資格も取得しました。社内に専門書もありますし、図書係が情報発信もしているので、資格取得にチャレンジしやすい風土なのです。ちなみに受験料もメディヴァから補助があったのでありがたかったですね。
もちろん取得して満足するのではなく、仕事でも活きるように取り組んでいますし、勉強会などで知識を広めたりもしています。会社として成長を後押しする風土は、本当に貴重だと思います!

<F>
今年は糖尿病療養指導士の資格更新の年でもあるため、新たな情報や知識を日々更新していくつもりです。あとは細かいところですが、保健指導の面談調整や健康保険組合とのやり取りなどでPC作業も多く発生するので、もっとExcel関数を覚えて効率化していきたいです。勉強を重ねて、先輩たちのようになるのが目標です。

<K>
私は病院で身につけたスキルと、身をもって感じた予防医療への想いをメディヴァで開花できたと思っています。失敗をチャンスと捉えてチャレンジできる環境がありますし、病態が悪化してしまう前の対象者の方々に寄り添いサポートすることで感謝されたり、病気の予防につながっている実感を得られたことも大きかったです。当時の私のように病院で無力感やもどかしさを感じている方々に、ぜひメディヴァで成長ややりがいを感じてほしいです!

<I>
メディヴァでは子育てしながら活躍している人も多く、産休育休に入ってもみな復帰しているので、理解の深い職場だと感じます。
保健指導自体は簡単な仕事ではないですが、困ったことはどんなことでも助け合い、理解し合える仲間がたくさんいます。多くの方が参画してくれることをお待ちしています!

<F>
メディヴァでは有給取得もしやすく、保健指導(WEB面談、電話支援)業務等は在宅勤務で実施することもできるので、とても働きやすい環境です。また、入職にあたり上京してきた私に対して同僚たちは温かく迎えてくれ、本当に素敵な仲間に恵まれたと思っています。安心感ある職場で予防医療に取り組めるので、ぜひご一緒に良い医療界を創り上げましょう!


———————————
いかがでしたでしょうか。

メディヴァの管理栄養士は、指導者という上からの立場でなく、個々の対象者に寄り添うパートナーとして生活習慣の改善や健康をサポートするオンリーワンのポジションです。これからも病気の早期予防や健康リテラシーの向上に取り組み、より良い社会の構築を目指しますので、ご一緒に取り組みたい方はお気軽にお問い合わせください。

【管理栄養士募集】
 ⇒募集詳細・応募フォームはコチラ

【関連ブログ】
 未経験からスタートした管理栄養士のインタビューブログです。こちらもぜひお読みください。
 ⇒「特定保健指導 「未経験からトップ指導者を目指せる」メディヴァの育成方法とは?」

【カジュアル面談受付中】
「まずは会社説明を聞きたい」「仕事内容などを詳しく知りたい」など、より理解を深めていただけるようお話いたします。お気軽にお申し込みください。
 ⇒申込フォームはコチラ

【お問い合わせ先】
 管理栄養士採用担当 大迫
 TEL:070-6434-4205
 MAIL:akiraosako@mediva.co.jp