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2021/10/29/金

働く人たち

業界・職種未経験の私が“医療コンサルタント”になれた理由

こんにちは、採用担当の増田です。

採用活動を行う中でよくお寄せいただくのが
「未経験でも、医療コンサルタントになれますか?」という質問です。
医療界は特殊という印象があるためかもしれません。

今回の人事ブログでは、業界も職種も未経験の状態から
キャリアチェンジした社員の転職活動や入職直後の様子、
コンサルタントに必要な知識、スキルを身につけていくプロセスなど、生の声を聞きました。

未経験から医療やコンサルタントの仕事をしたいと思っている方には、
ぜひ読んでみていただきたい内容です。

医療機関の経営再生や支援、医療DXに関わる業務

<プロフィール>  Kさん(29歳)入職2年目
 前職:ゲーム会社のディレクター、制作進行管理など
 現在:医療機関の経営再生や支援、医療DXに関わる業務など


|転職のテーマは自分と同じ価値観

Kさんの転職活動の話をお聞かせください。

 転職活動を始めようとしたときに、まず情報収集を行うため
様々な企業からスカウトが届く転職アプリ(ミイダス)に登録しました。
この媒体の「市場価値を見出す」というコンセプトが面白かったためです。
様々な企業からスカウトが送られてきましたが、全く関係がないのではと思う
職種のスカウトも届き、イマイチかなと思うこともありました。

 メディヴァからのスカウトも最初は、ゲーム業界で働く自分になぜ医療界から?と
半信半疑でした。「本当に自分でいいのか…」と思う一方、実は医療界に興味は
あったので嬉しくもありました。医師である兄から病院内の課題に関する話は
聞いていたので、自分も何か出来ないかと考えました。

メディヴァと出会ってどのように思われましたか?

 私の会社を選ぶ判断基準は「価値観の一致」です。
「利益はあくまで存続のために必要なものであって最終ゴールではない。
会社は最終的に社会にどう貢献していくかというビジョンを持つべき」と
考えていたので、同じ考えを持った人と仕事がしたい…そんな思いがありました。

 まずはホームページを見たのですが、内容がまさに先ほど挙げた私の価値観に
ピッタリすぎて驚きました。
その一方で、ホームページを見ただけでは本当に
働きたい会社なのかは判断できないとも思いました。とにかく相互理解が大切だと
思っていたので、選考で多くの人と話すことで会社のことを深く知りたいと思い、応募しました。

Kさんは多くの人と話したいということで、最終的には6名の役員やマネージャーと話されましたね。
面接はいかがでしたか?負担ではありませんでしたか?

 転職活動時はコロナ禍ということもあり、基本オンライン面接だったため、
日程調整などしやすく、そこまで負担には感じませんでした。
一方で、最初は雰囲気が掴みづらいと思いました。多くの人が感じることではないかと思います。

 ただ、メディヴァでは「お互いのことを深く知る」のを大切にしており、
決して一方通行の面接ではなく、対話のような面接でした。

6名となると人によっては大変と感じられるかもしれませんが、私にとっては
会社や働く人のことを知るチャンスがたくさんあったので、一つひとつ不安を解消していけました。
多くの人と話すのはおススメです。

面接担当者の人数は、その方のご意向やその時の選考状況によって変わってきますが、
4名くらいが多いですね。入職を決めた理由をお聞かせいただけますか?


 決め手になったのは、選考を通じて働く方々の考えに共感できたからです。
複数回ある面接の中でどの面接担当者も、「クライアントの気持ち」と「患者の気持ち」の
両方に寄り添いながら医療界に貢献することを大切にされていると感じました。


 答え合わせのようですが、私が最初にメディヴァのホームページを見て
感じたことは正しかったと思いました。私もメディヴァの方々と同じビジョンを
持って共に働きたいと思い、入職を決めました。

自律的に動き、ノウハウを吸収!

入職して最初の一ヶ月はどのような仕事からスタートしましたか?

 初日は事務手続きや入職オリエンテーションの後、午後から早速OJTに入りました。
選考はプロジェクトを想定しながら進むので、入職時点で既に配属先は決まっています。
いきなり本格的な仕事に戸惑いもありましたが、慣れないなりに必死についていきました。

 そう聞くと不安になられると思いますが、無茶ぶりというのは決してなくて、
先輩社員がサポートもしてくれますし、オススメの図書を紹介してもらえたので、
空いた時間にはその本を読んで勉強に励みました。

プロジェクトはどういった内容でしたか?

 最初は、とある病院の経営改善のプロジェクトに配属され、
病院から届いたデータや公的機関(厚生労働省や総務省、自治体)が公表している
データを活用して財務・患者動向などの分析業務を行いました。
その時の状況や経験値によって異なると思いますが、私はまず始めに1つのプロジェクトを
担当し、1ヶ月後にもう1つ兼任して、3ヶ月後にさらにもう1つ兼任といった感じで、
徐々に担当は増えていきました。


 どのプロジェクトに配属するか、どれくらい担当するかは、
それぞれのキャリアを考慮して決まっていきますので、未経験でも徐々に取り組んでいく
ことが出来ます。数ヶ月前までは、自分が財務や患者動向などを見ているとは想像して
いなかったので、日々成長を感じていました。


最初は分からないことが多かったと思いますが、どうやって克服されたのですか?

 先ほど「未経験でも安心ですよ」と言いましたが、最初は本当に分からないことだらけでした。
最初のうちは、先輩社員に相談したり、書籍やネットで情報収集をしたりして知識を強化して
いきました。分からないからこそ、自分から積極的に動いて「メディヴァでの働き方」、
「コンサルタントとして必要なノウハウ」を吸収していくことが求められると思いました。


 一般的な知識を吸収するために、時にはYouTubeを見て自主勉強をすることもありました。
これはオススメです。
医療コンサルタントは、医療界全般、診療報酬、制度、財務など覚えるべき知識が多く、
専門用語も多くてなかなか難しいですが、YouTubeでは身近なものに例えたり、
できるだけ理解しやすいように噛み砕いて解説してくれたり、結構頭に入りやすかったです。
社内でも勉強のための動画が幾つかあるので、それらを活用して覚えていくというのも
出来ることだと思います。

コンサルタントは激務というイメージがありますが、働きながら勉強はできますか?

 空いた時間を使って勉強はできました。
メディヴァは4年連続ホワイト500に選定されているだけあって、ワークライフバランスは
保てています。もちろん忙しいタイミングもありますが、激務と感じたことはないですね。

 新しいことを吸収し、コンサルタントとして出来ることが増える楽しさが大きかったです。
実践的なので成長スピードも速く感じられましたし、学ぶことで自信もついていきます。

堂々と「コンサルタント」と名乗れるように早くなりたい、と思いながら勉強していました。

現在はどのようなプロジェクトを担当されていますか?

 現在は、病院やクリニックの経営改善、オンラインコンサルティングを始めとした
Web関連のプロジェクトなど、約5つのプロジェクトを兼任しております。
中でも今一番ウェイトを置いているのが、メディヴァが経営支援する町田にある病院です。
直接、経営企画室に入り、医療現場の支援業務を行っています。

 週の半分くらいはこの病院に行き、主に院内のDXを担当しています。
DXによって院内の業務効率化、働きやすい環境づくりをしていくことになるのですが、
その結果、院内スタッフからの喜びの声が聞けたときには、ものすごくやりがいを感じます。


|未経験でも活かせる経験はある!

入職から一年半経ちますが、振り返ってみていかがですか?

 未経験から医療界に入ったので、医療界の独自性や専門性などの習得には
かなり視点や意識の切り替えが必要でした。最初はついていくのに必死で知識先行型に
偏ったり、プロジェクトの打ち合わせ等では意見がなかなか言えずに積極性に欠けていたりしました。
今でも苦労することはありますが、現場に入ってから自分自身変わったような気がしています。
現場で発生する課題を生で感じることで、主体的に動けるようになってきたと思います。


 一方で、これまでの経験が活かせていると思う場面もありました。
前職ではスマホゲームのディレクターとしてユーザー数、課金者数、客単価など
数値を細かく分析していたので、その経験が病院の財務分析においても活きています。
また、ディレクターという立場上、社内外で多くの人とやりとりを行ってきましたが、
現在も多くの人とやりとりがあるので、コミュニケーション、折衝の経験も活きていると
実感しています。他にも画像や動画編集の経験があったので、セミナーの動画編集の
依頼があったときは、自分でも思っていなかった知識や経験が活かせたことは嬉しく思いました。

最後に応募を検討されている方々へ、一言いただけますか?

 実際に入職してみるまでは、「ここの会社はどうなんだろう?」、
「自分でいいのか?」といった不安を覚えるかもしれません。私はそう思いました。
けれど、少しでもその企業に興味があれば一歩踏み出したほうがいいと思います。
選考の中で様々な不安は解消されていくと思います。


 また、メディヴァの選考は過度に緊張しなくても大丈夫です!
普段のありのままの自分を出しつつ、面接担当からメディヴァの情報を引き出していき、
自分と会社が合っているのかぜひ確かめてください。

インタビューは以上です。
転職活動をする際に大事にしたいことは何か考えておく、
また、入職後は環境を活かしつつ、主体的、積極的に動くことが大切だと思いました。

コンサルタントの採用活動は通年で行っています。
このブログを読んで、メディヴァにご興味をお持ちいただいた方、
ご質問のある方はぜひ下記よりご連絡ください。

皆さまとお話ができる日を楽しみにしております。

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