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2021/03/26/金

働く人たち

新卒入社体験記!


はじめまして。2020年4月に大学院から新卒でメディヴァに入職いたしました、小坂優介と申します。 今回は、私がメディヴァへの入職に至った経緯とこれまでに携わってきた仕事やそこで感じたことを書かせていただきます。

私のメディヴァ歴は1年弱なのでまだまだ分からないことも多いですが、その分学生時代の記憶は新しいので、特に新卒の目線でメディヴァがどんな会社に映るのかということを伝えられればと思います。
少しでもメディヴァへの就職を検討されている方の参考になれば幸いです。

■入職までの経緯
はじめにメディヴァに入職するまでの経緯を簡単にご紹介しますと、高校まで福岡県で育ち、高校卒業後は上京して某大学の農学部に入学しました。学部生のころは環境問題などを学びつつ、趣味であった軽音楽のサークル活動に精を出していました。

留学やボランティア活動といった大学生っぽいことはしていなくて、どちらかといえば内向きの学生生活を送っていました。学部を卒業したのちは同大学の修士課程に進学し、カビの生態に関する研究をしていました。大学院で研究していたことも大変面白いと思っていたので、博士課程への進学も検討していましたが、研究テーマがかなり基礎的であったため、自分の研究が社会の役に立つ未来が想像できず、このまま研究を続けてやりがいを感じられだろうかという不安がありました。
また、大学在学中に身近な人物をがんで亡くした経験から、日本の医療やその先にいる人の健康に役立てる人間になりたいという思いが漠然とありました。

メディヴァを知ったのは、医療系の資格がない自分にもできる仕事がないか探していた頃に、たまたまメディヴァのHPを発見したことがきっかけでした。日本の医療業界に貢献したいという漠然とした思いはあっても、具体的にやりたいことは思いつかなかったのですが、メディヴァならそれが見つけられるのではないかと思い、入職を決めました。(ちなみに、メディヴァから内定をもらえなければ博士課程に進学する予定でした。)
大学の専攻と全く違う分野へ進むことに対して、驚かれたり、不思議に思われたりすることもありましたが、興味のある学問とやりたい仕事は別物だと割り切っていましたので、不安や抵抗感はあまりありませんでした。

■入職してから
入職後は医療機関のコンサルティングチームに配属となりました。
私が主に携わってきた業務は病院の経営改善支援プロジェクトですが、他にも病院の建て替えや人事評価制度の策定支援プロジェクトなどにも関わらせていただきました。 医療業界やコンサルタントという職種に馴染みがない方にとっては、メディヴァの人たちがどんな仕事をしているか、あまりイメージが沸かないかと思います。
私も入職前は同じ気持ちで、自分がどんな仕事をするのか、具体的にはイメージできていませんでした。

実際に入職してわかったことは、メディヴァの仕事は思っていたよりも地道(はっきり言うと地味)な作業が多いということです。もちろん人にもよりますが、私の場合、実際に手を動かす作業のほとんどはエクセルやパワーポイント等を使ったデスクワークです。

病院の経営改善を例にとるならば、クライアントの病院から受領した患者数や収支のデータを分析し、他院と比較して患者さんが少ないとか、費用が高くなっているとか、周辺に競合となる病院が多いとか、簡単に言えばそんなことを分析しています。同時に、病院のスタッフにインタビューを行い、データからは分からない、現場の方々がリアルに感じていることを聞きます。

このような工程を進めると、その病院が抱えている課題や強みとしていることが見えてきますので、病院が今後やっていくべきことをクライアントも交えて皆で考えて、計画に落とし込むというのが大まかな流れです。

■学んだこと・感じたこと
入社当時は、おそらく一般の方以上に医療のことを知らなかったので、この1年間は新しく覚えることばかりの日々でした。病院とクリニックの違いも判らなかったぐらいですから、我ながらよくメディヴァに入ったなと思います。
したがって、メディヴァの業務を通じて学んだことは数えきれないほどありますが、いくつかの病院を見てきて実感しているのは、日本には経営に苦労している病院が本当にたくさんあるということです。

病院といえば、待合室には患者さんが何人もいて、医師や看護師がいつも忙しそうにしているイメージなのに、どうして赤字になってしまうのか、不思議に思われる方もいらっしゃると思います。私も、メディヴァの採用面接で同じような疑問を投げたことがありますが、その時に言われたのは、「一概には言えないが、一般企業とは違い、病院では、かじ取りをする人たちの経営能力が高いとは限らないから」という内容でした。

今になってこの言葉が腹落ちしていますが、他にも医療業界全体が抱えている課題がいくつもある気がしています。まだ私にはその課題がぼんやりしていて、何がネックになっているのか、どうすれば解決するのかも見えていません。
これからメディヴァで経験を積んでいき、そのような課題の解決に貢献できる人間になれればと思います。

■さいごに
自分のことばかり書いてきましたので、最後に私から見たメディヴァのことをお話します。

私がメディヴァに入って感じたのは、上司や先輩社員の皆さんが本当に優しくて、頼りになるということです。わからないことを聞けば嫌な顔をせず丁寧に教えてくれますし、仕事の進め方、仕事に取り組む姿勢、物事の考え方、コミュニケーションの取り方などなど、勉強になることがたくさんあります。また、私のような社会人になりたての未熟者にも程よく難しい仕事を任せてくれるので、やってやろうという気になりますし、考える機会を多く与えてくれることで成長できていると実感します。
自分の力を伸ばすという意味では、とても恵まれた環境で仕事ができていると思います。

先輩社員を見ていて一番すごいと思うのは、常に大局的な視点を持っていることです。
というのも、私は自分に与えられた役割を果たすので精一杯なのですが、先輩方は目の前のことをこなしつつも、クライアントの利益や、ひいては医療業界全体の変革につながるようなことを常に意識しているのがわかるからです。

そのような姿を見ていると、これまでにメディヴァが残してきた実績も、影で地道な作業を一つ一つこなしてきたからこそ達成できたのだろうと思うようになりました。普段行っている地道な作業も、後々大きな価値につながるかもしれないと気付けたのは、個人的にメディヴァで得られた大きな発見の一つです。

さいごに、この記事を読んでくださっている方で、少しでもメディヴァに興味をお持ちの方がいれば、ぜひ気軽に応募して、メディヴァの社員と話をしてみてほしいと思います。

特に同年代(20代)の仲間が増えてくれると大変嬉しいです。 私も新卒入社の先輩として、できる限りサポートしたいと思っています。
用賀でお会いできるのを楽しみにしています。