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2022/04/08/金

働く人たち

特定保健指導 「未経験からトップ指導者を目指せる」メディヴァの育成方法とは?

予防医療への認識が高まるにつれて特定保健指導へのニーズも高まり、指導者を目指す人も増加しています。しかし、世の中の人材募集を見ると、ほとんどは経験者にしか門戸を開いておらず、未経験者の方々は
「はじめは誰でも未経験なのに、私たちはどこで最初の経験を積めばいいのか?」
と感じているのではないでしょうか。

何とか少しでも指導経験ができる仕事を探し、知識とスキルを身につけようとされる人が多いように思いますが、そのような場合にも大きな課題があると感じています。

(1)ゼロから指導を学ぶ人にとって適切な育成方法が取られているでしょうか?
多くの職場でそもそも育成のプロセスが無く、指導のやり方は個人に任されているような気がします。我流の指導だけではなかなか自信を持って指導できません。

(2)その仕事内容は今後の指導者としてのキャリアに役に立つものでしょうか?
指導以外の仕事もすることが求められると思いますが、指導と関係が薄く、将来の糧となり難い仕事内容が多いのではないかと感じます。

そこで、メディヴァではそれらの課題をクリアして、未経験者からトップ指導者を目指せるキャリアパスを作れるのではないか?
と考え3年前に「アシスタントコース」を創設しました。
未経験者の方にはまずアシスタントとして入社していただき、仕事をしながら研修を1年ほど受け、その後に保健指導に取り組めるキャリアパスを用意しています。

研修内容はメディヴァが長きにわたって保健指導する中で培ってきた育成ノウハウに基づいたものです。またアシスタントの仕事は、特定保健指導のクライアントを担当し、指導を身近に感じながら制度のことやクライアントのことを総合的に学ぶことができる内容です。

実際にその制度の中で経験を積み、指導者として成長を果たした2名のお話をもとに、メディヴァの指導者育成に対する考え方やアシスタント制度の実際について紹介したいと思います。

・これから保健指導に取り組みたい
・自身の保健指導スキルをより確かなものにしたい
・メディヴァの保健指導教育プログラムを詳しく知りたい

という方に理解を深めていただける内容ですので、ぜひ最後までお読みください!

Yさん(写真左)
出身:東京
経歴:保育園で栄養士として勤務後、派遣会社で数か月ほど特定保健指導を経験
入社年:2020年5月
所属:保健事業部 健保チーム
趣味:ジョギング、動物の動画検索

Aさん(写真右)
出身:山形
経歴:食品会社で商品開発に従事、その後に保育園での栄養士を経て、
市役所で数か月ほど特定保健指導を経験
入社年:2021年2月
所属:保健事業部 健保チーム
趣味:料理、音楽鑑賞

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―お二人はアシスタントとして入職し、現在は多くの方々の支援をされていますが、まず、お二人が保健指導に取り組もうと思ったきっかけを教えて下さい。

Yさん
保育園勤務時代に管理栄養士資格を取得したことがきっかけです。食を通じて人々の健康と豊かな生活をサポートしたいと思いました。
メディヴァ入社前に数か月だけ特定保健指導に取り組める機会がありましたが、周囲の管理栄養士さんたちがセミナーに参加するなどスキルアップに励まれていたことに刺激を受け、私もこの分野を極めたい!と思うようになりました。

Aさん
私も身近に保健指導をしている人がいて、やりがいを持って取り組まれている姿を見たのがきっかけです。保健指導はその人の健康だけでなく人生もより良いものにするお仕事だと感じ、多くの方々にそうなっていただきたいと思い、保健指導の道にチャレンジしました。

―他にも保健指導に取り組める企業がある中で、なぜメディヴァを選んだのですか?

Yさん
確かに未経験でも特定保健指導に取り組めるところは他にもありましたが、十分な準備がないままにいきなり指導現場に出ていく職場が多い印象で、少し不安がありました。
メディヴァはアシスタントとして保健指導に関連する事務業務に取り組むことができましたし、研修期間もしっかりと設けられているので、働きながらじっくり学べる環境は魅力的でした。

Aさん
HPで会社の雰囲気が伝わってくることも大きなポイントでした。先輩社員の保健指導に対する熱意やこの仕事を通じて達成できることが分かりやすく書いてあって、こんな会社で働けたらと思いました。実際に入職してみると優秀な先輩がたくさんいて、指導している姿を間近で見ながら保健指導の全体像をつかむことができたのは貴重な経験でした。

―アシスタント期間中は具体的にどのようなお仕事に取り組んでいたのですか?

Aさん
対象者様への案内通知や書類発送、データ管理、電話対応など、保健指導に関する事務業務が主なお仕事でした。電話対応では対象者様だけでなく健康保険組合の担当者様からも様々なお問い合せをいただくので、メディヴァの保健指導プログラムを最初からよく理解しておくことが重要でした。

―アシスタントでもメディヴァを代表してしっかり対応できるようにならなければいけなかったのですね。

Yさん
どんなお問い合せにもスムーズに答えられるよう知識を身につけるのは大変でした。でも実際に保健指導を行っている今では、対象者様に様々なことをお伝えしていく中で身につけた知識が生きていると感じます。
振り返れば、スムーズに保健指導に取り組むための大切なベース固めだったと思います。

―研修の内容はどうでしたか?

Aさん
ロールプレイを通して保健指導の実務スキルを磨いていくのですが、大変でした(笑)。
研修班の先輩が対象者役をするのですが、指導を受けることに前向きでない方という設定もあって、どのような伝え方がよいかなど、たくさんの引き出しを作らなければなりませんでした。上手くいかないときは挫けそうになりましたが、
「こういうところはすごく良かったよ」、「ここはこうすると良いよ」など前向きなフィードバックや的確なアドバイスがあったので、最後まで取り組むことができました。

Yさん
研修班のスタッフからは、答えを教えるのではなく「あなたはどう思う?」のように自身の考えも深められるようなアプローチもありました。そのときに深く考えたことや研修で身に付いたことが、今たくさんの引き出しとなっています。
確かに研修は大変でしたが、周囲の先輩もフォローしてくれましたし、研修班の先輩も普段はとても優しい人たちなので、指導の中でも安心感がありました。「早く保健指導をやりたい!」という思いも大きなモチベーションとなって頑張れたように思います。

―先輩の皆さんのフォローや、目標があったことで最後まで取り組めたのですね。

Yさん
実際に保健指導を行うようになってから感じたのは、研修時のロールプレイの内容と驚くほどギャップが少なかったことです。
様々なケースのロールプレイを行ったので、対象者の方々から何を聞かれてもスムーズにお答えできますし、保健指導に前向きでない方にアプローチする際も、特に困ったことがありません。いきなり指導に出ていたら、かなりドギマギしたでしょうし、指導も効果的にできなかったかもしれませんね・・・

Aさん
私もそれを強く感じます。アシスタント期間に行った事務業務についても、対象者様の個人情報管理のお仕事があるのですが、当時から慎重に慎重を重ねて取り扱っていたので気を付けるべきポイントは今でもしっかり理解できています。ロールプレイ、事務業務で学んだこと全てが今に生きていると思います。

―確かなスキルや知識を得てから保健指導を行うことができたのですね。実際に保健指導を行うようになって感じる難しさややりがい、楽しさはどんなことですか?

Yさん
夜勤が多い、出張が多いなど、対象者様の生活環境は様々です。その方にとってのベストは何かを考え、限られた時間の中でどのようにそれをお伝えするかはとても難しさがあります。でも自身で考え抜いた提案が結果として表れた時は大きなやりがいを感じますし、メディヴァの保健指導ではずっと同じ方を担当できるので対象者様も少しずつ心を開いて下さり、私も楽しみを持ちながら取り組むことができています。

Aさん
対象者様とお話して、最初は生活習慣改善に消極的だった方が「これならできそう」と言っていただけた時はとても嬉しいですね。同じ指導方法でもその方によって感じ方は違うので難しさは多くありますが、たくさんの引き出しをつくり、一人ひとりに合ったプランを考えることでレベルの高い指導に繋がっていくように思います。

―お二人はメディヴァに入る前に少し保健指導を経験されていましたが、まったくの未経験からでも成長できるのでしょうか?

Yさん
はい、経験のない方にとってもメディヴァの教育体制や専門職が多く集まる環境は、保健指導を基礎から学び、スキルアップするのに望ましい場だと思います。分からないことや困ったことがあっても周りの先輩たちが丁寧に教えてくれますし、アシスタント期間中の事務業務は保健指導を行うようになった後も実務として行うことが多いので、最初に事務作業の基礎固めがしっかりできるのもよかったです。経験のない方にとっても安心して成長していける環境だと思います。

Aさん
メディヴァでは、社内外でいろんな人と関わりを持つことができると感じます。幅広い医療知識を持った社内スタッフはもちろん、対象者様や健康保険組合の担当者様など、様々な価値観に触れられるので視野もどんどん広がります。それはきっと、よりよい保健指導に繋がっていくと思いますので、未経験でも熱意さえあれば一からどんどん成長していけますよ。

―多くの方々と関わりを持てるのは貴重な環境ですね。特に健保チームの皆さんはホスピタリティ豊かな人が本当に多いと感じます。お二人から見た健保チームはどんな雰囲気ですか?

Yさん
会社全体の雰囲気で言うとメディヴァは「アグレッシブ」だと思いますが、健保チームはそういうところを併せ持ちながら、少しふわっとしたマイルド感があると感じます。メンバーと落ち着いて話せる、というところでしょうか。
そんな中でも個性的な人が多くて、おっとりしている人が実は意外な経歴を持っているとか、意外な趣味を持っているとか、皆さんとお話していてとても面白いです。

Aさん
皆さんそれぞれご自身の世界観をもっていますね。でもギスギス感はなく、とても和気あいあいとした雰囲気です。
きっと全員が「人々の健康をサポートする」という同じ目標に向かっているからではと思います。

―保健指導を行うようになった今、今後取り組んでいきたいことは何ですか?

Yさん
保健指導にいかせる資格を取得して、さらにスキルアップしていきたいですね。ちなみに現在は、糖尿病療養指導士の資格取得を目指しているところです。またメディヴァには個別の指導だけでなく、経験を積むに従って大きなプロジェクトを動かす仕事に取り組む先輩が多いので、私も自身の価値を生かして参画していけたらと思っています。

Aさん
これだけ情報発信のツールがたくさんある時代ですから、SNSなどを活用して健康の大切さを発信していくような取り組みも行っていけたらと思っています。でもまずは、保健指導のスキルアップが優先順位として一番高いですね。
専門職としてもっと知識を身につけながら新しいことにチャレンジして、質の高い「寄り添い型」支援ができるようになりたいです。

―最後に、メディヴァに興味を持って下さっている方へメッセージをお願いします!

Aさん
私は地方から上京してきたのですが、最初は東京で本当にうまくやっていけるのか、ちゃんと活躍できるのか、とても不安でした。いざメディヴァに入職してみると皆さん優しい人たちばかりで、本当に安心しました。
保健指導に取り組みたいけれど、お住まいの地域で保健指導ができないという方は多いかと思います。上京はとても勇気がいることだと思いますが、メディヴァは保健指導スキルを大きく磨ける環境なので、安心してチャレンジしていただきたいです。

Yさん
メディヴァの強みは、Aさんも言うように対象者様や社内の様々な知識を持ったメンバーなど、多くの人と関わることができることだと思います。保育園で勤務していたころも多くの学びや成長がありましたが、一日調理業務だったので人と関われる人が少なかったように思います。
メディヴァに入ってからは様々な価値観に触れることができ、視野が広がり大きな成長にも繋がったと実感しています。もっと広い世界を感じながら成長を目指したい、そう思える人はとても楽しい会社だと思いますよ。

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いかがでしたでしょうか。

弊社では数年前まで保健指導未経験の方の採用は行っていませんでしたが、メディヴァの「寄り添い型保健指導プログラム」は多くの企業から高い評価をいただき、チームとして成長を続ける中で教育体制も大きく整ったことで、アシスタントとして一から高い保健指導スキルを身につけていただける制度を構築しました。すでに経験をお持ちの方でも、数か月間の研修で確かな保健指導スキルを身につけていただけると考えています。

この研修プログラムやお仕事の内容についてより深く理解されたいと思われましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

日本の予防医療分野は、これからもますます発展が見込まれています。
メディヴァで一流の保健指導スキルを身につけ、働く人々の健康と豊かな人生をサポートしませんか?

【募集内容】
・管理栄養士アシスタント
・管理栄養士
 ※すでに保健指導や医療機関内での栄養指導経験をお持ちの方はこちらをご覧ください。
 ※ご経験の内容により、アシスタントをご提案させていただく可能性があります。

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