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2022/08/12/金

働く人たち

私の経歴書-(13)-

今回「私の経歴書」シリーズを執筆させていただくのはコンサルティング事業部DXチームの山田です。前職は医療とは畑違いの業種でしたが、そんな私が医療コンサルティング畑に移った経緯と、私にとって仕事の軸となっていることをお伝えできればと思います。

~もくじ~

  • 難聴
  • 医師を目指したが
  • 生きるために稼ぐということ
  • 前職との出会い
  • メディヴァとの出会い
  • 仕事をする上で大切にしていること


~本編~

難 聴

私は幼少期に軽度難聴を患いました。
難聴を患ったのは事実ですが、ある程度の話は聞けていましたし、空気を読んだり読唇術を活かしたりしてコミュニケーションはとれていたと思います。また、自分の感情を上手く伝えることができないという課題はピアノが解決してくれました。ピアノの話はまた後段で触れます。

今思うと、環境に助けられていたのだなと。
友人、先生、医師、看護師に助けてもらい、そして何より家族に助けてもらいました。

そんな私が医師を目指したのも自然の成り行きだった気がします。
が、結果的に医師にはなっていません。

医師を目指したが

私はどこか不器用でした。
応用が効きにくいというか、その先を考える癖が身についていないがために傍から見ると中途半端におわってしまうという。

不器用の一言で片づけるつもりはないですが、その性格が災いしてか医学部受験は失敗に終わりました。それでも、何か医学に関連することを学びたいと思い、生命科学を専攻することにしました。同時にこのときはじめて、医師以外の選択肢を考えざるを得ない事実と向き合うことになりました。

とはいったものの、生命科学で稼ぐ手段がすぐにイメージできるわけでもなく、学業と社会の繋がりがはっきりと解らないまま就活時期を迎えました。

生きるために稼ぐということ

この先、生きていくためにはどうあればいいのか。
ここまで突き詰めて考えてみた時に「食いっぱぐれないスキル」があればいいという結論に至りました。在学中はこのスキルを身につけ高めていくことのできる環境を探し続けました。

前職との出会い

クリティカルワーカーに活躍の場を

これが前職のキャッチフレーズでした。クリティカルワーカーとは問題解決能力の高い人材のことです。食いっぱぐれないということは、即ち課題解決が十分にできる人材、かもしれないと思い、前職で働くことを決めました。

仕事内容としては、主にシステムの導入保守担当をしていました。導入保守をざっくり説明すると、お客様がシステムを購入されてから稼働するまでが導入、稼働後の安定運用が保守になります。また、仕事をしていく中で、「楽しんで仕事をする」という部分についても意識するようになりました。

メディヴァとの出会い

新卒~5年ほど前職で働いていく中で、常に自問自答していたことがあります。
それは、今のままでいいのかということです。

決してマイナスの意味ではなく、むしろ自分は食いっぱぐれない状態になれているか、楽しんで仕事ができているかという意味です。いずれも満たしてはいたものの、何かモヤモヤしたものを抱えていました。

そんな時に、とあるプロジェクトが人員を募集していました。そのクライアントは非常になじみのある企業でした。お世話になったこともあるし何か貢献できないかと思いアサインを希望し、アサインされ、PJをやり遂げました。そこで初めて仕事を通じて「恩返しをする」という経験をし、モヤモヤが晴れた気がしました。

モヤモヤしていたものは「恩返しをする」視点が欠けていたことだったのだろうと思います。この恩返しを自分の人生を通して考えてみた時に、ふと昔お世話になった環境を思い出しました。それは難聴発症時の自分を助けてくれた環境です。

この先の人生の中で、恩返しをしていくなら、まずは医療の世界に対してと思うようになりました。
しかし、医療系資格を保持しているわけもなく、今の自分が医療の世界へ恩返しができるとしたら何ができるだろうと考えていたところで、メディヴァと出会いました。

正直なところ、医療の世界では資格がないと活躍ができないものと思っていました。しかし、メディヴァでは資格がなくとも自分の能力を活かした働き方や貢献ができると、面接を通して感じていき、少しずつ、自分でも貢献することが可能ではなかろうかと思うようになりました。

そしてなにより、医療を受ける立場と医療を施す立場。双方の立場から医療の世界へ携わることができる環境に惹かれました。

仕事をする上で大切にしていること


「食いっぱぐれないスキル」「楽しんで仕事をする」「恩返しをする」

この3つが今の自分の仕事軸になっています。
今後は、ここに「夢中になれる」という軸も加えていくつもりです。「夢中になれる」ことで時間を忘れて没頭したという経験をしたことがあり、仕事でもそうありたいと思っています。

また、「夢中になれる」経験談として、私が25年ずっと続けている趣味があります。
冒頭でも触れたピアノです。

5歳から始め、当初は弾くこと自体が楽しかったのですが次第に億劫になり、あまり専念できていない時期もありました。が、演奏会といった本番経験を積み、弾きたい曲も増えることで少しずつ夢中になっていきました。今振り返ってみると、億劫になった理由としては基礎ができておらず弾きたい曲が思うように弾けなかったからだと思います。
以前、社会福祉施設で演奏する機会があり、披露したところ非常に喜んでもらえました。夢中になっていることを通じて人に喜んでもらえたことは、自分にとっても非常に嬉しいことだと感じました。

ピアノはこの先も続けていきたいと思います。
そして、ピアノと同じくらい「夢中になって」仕事をすることで、結果として人に喜んで貰えたらこんなに嬉しいことはありません。

「食いっぱぐれないスキル」「楽しんで仕事をする」「恩返しをする」 そして「夢中になる」

この4つの仕事軸を大切にこれからも頑張っていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。


過去の「 私の経歴書シリーズ 」 は コチラ☟

私の経歴書-12-
私の経歴書-11-

「 医療コンサルティング 」のお仕事は コチラ ☟

医療経営コンサルタント(医療の未来を見つめ、健全な経営を行う