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地域包括ケアシステム構築支援

在宅医療推進から医療介護連携など、地域の実情にあわせた地域包括ケアシステムの構築を目指します。

地域包括ケアシステムは一定の型は存在するものの、地域の文化、医療介護資源、交通機関等の地域の実情で、その目指すべきゴールや、ゴールに向けてのプロセスは変わってきます。メディヴァが実施する地域包括ケアシステム構築支援は、これら地域の実情を加味した上で、住民がより長く健康で、最終的には地域で最期を迎えることができるように、必要な施策を検討・実行支援していきます。

Overview

概要

地域包括ケアシステムは、医療・介護だけでなく、生活支援・介護予防、住まいなど多岐の視点が必要となります。本事業では、行政の方々とこれらの視点から必要な施策を整理するとともに、優先順位をつけ、実行支援を行います。また、仕様上業務範囲が決まっている場合においても、その仕様範囲内で、各種データ等の分析や関係者のヒアリングなどで、地域の実情・現状を把握した上で、より意味のある実現性の高い支援を実施します。

Service

サービス内容

医療介護提供体制分析

在宅医療を中心に、後方支援体制を含めた医療資源量、訪問看護や各種介護事業者等の介護資源量を調査分析し、その地域における医療介護提供体制における課題を抽出し、施策を検討します。

連携における課題分析

地域包括ケアシステムにおける連携は、いまだ多くの課題を抱えています。本支援では、病診連携・診診連携・医療介護連携等の観点から、アンケート・ヒアリング等でその課題を抽出し、それらの課題に対しての施策を検討します。

死亡小票分析による看取り体制の提案

地域包括ケアシステムの目的の一つに、地域の看取り推進があります。ただし、その地域で「誰が」「どこで」「どういった死因で」「誰に看取られたか」といった現状分析を行うことは簡単ではありません。メディヴァでは死亡小票分析を行うことで、これら地域での看取りの現状を把握し、将来的に必要な在宅医療資源量を推計します。

多職種事例検討会・講演会等の実行支援

連携を促す方法として、多職種による地域でのルール作りや、事例検討による共有認識の醸成などがあります。また医療介護従事者や地域住民の医療や介護のリテラシー向上を目的とした講演会なども、地域包括ケアシステムの構築には重要な要素となります。メディヴァではこれらの会を運営支援します。

Point

強み

医療介護コンサルとしてのノウハウ

メディヴァは医療介護コンサル企業として、ヘルスケア全般にわたり、多くの実績を有し、様々な知見・ノウハウを有しています。そのため、これらを利用し、地域包括ケアシステム構築にむけ、より実現性の高い提案を行います。

医療介護有資格コンサルタントによる支援

メディヴァは医師や看護師、セラピストなど医療介護有資格コンサルタントが数多く在籍しています。そのため、現場感覚をもった提案が出来るとともに、ステークホルダーとしての医師会の先生方に対して、文化風習などを加味した提案支援をします。

死亡小票分析

看取りの実情を把握するための死亡小票分析は、死因の分類など専門的な医学的知識が必要となります。メディヴァでは、所属医師などのアドバイスをもとに、意味合いが深く、かつ医療的知識も持っていない方にもわかりやすい分析であるよう努めています。

Consultant

コンサルタント紹介

責任者・久富護(マネージャー/医師)

KDB/NDB分析・政策立案支援_責任者・久富護(マネージャー/松原アーバンクリニック・訪問診療医)
東京都出身。東京慈恵会医科大学医学部卒業、東京医科歯科大学大学院医療政策学修士、社会医学系専門医、中小企業診断士。医師初期研修修了後、大学病院勤務を経て、民間病院にて内科医として勤務。医療・介護領域に対して、多くの課題を感じ、その解決への一翼を担いたいという思いからメディヴァに参画。現在、コンサルティング事業部において企業、行政、医療機関をクライアントに各種支援を実施しつつ、松原アーバンクリニック訪問診療医として従事。