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人事ブログ

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2021/06/09/水

日常

リモートワークに雑談を!

はじめまして、コンサルティング事業部の岡崎です。
今回は、リモートワーク中の社内コミュニケーションに関する新しい取り組みをご紹介します。

|ワイガヤ会に参加しました

COVID-19に世界中が立ち向かっている昨今、
リモートワークメインで仕事を行っている人が増えていますが、
リモートワークになるとオフィスで自然に発生するようなコミュニケーションや、
ランチタイム、業後の雑談といったワイワイガヤガヤする環境もなくなりがちです。

何か話したい訳ではないけれど何となく人とつながっている感覚が欲しい、
気軽なコミュニケーションが減ったことで発生する心理的な不安感が増えた、
何気ないやり取りから生まれるアイディア創出の機会が減った、といった声も聞かれます。

そこで、オンライン上でリアルに近しい環境をつくれないか、という
課題意識を持ったメンバーが自主的に「自粛期間中のワイガヤ会」として
気軽なコミュニケーションが取れる場づくりを行いました。
今のメンバーは6名ですが、うち3名は入職から1年未満のメンバーです。

かく言う私も2021年2月入職メンバーですが、
入職直後にワイガヤ会の存在を知り、社内に顔見知りを作りたい一心で参加しました。

と言いますのも、転職活動中はもちろん入社してからも緊急事態宣言が継続している状況でして、
入社後もチームメンバーと実際に顔を合わせる機会もなかったことから、社内の繋がりが欲しいと
感じていたので「参加したい!」と強く思いました。

以前の会社でもリモートワークでしたが、
その時は元々一緒に顔を合わせて仕事をしていたのでメンバーの人柄や考え方は
理解していました。今回は最初からリモートワークなので、家でのランチタイム中に
何となく心細くなり、「私メディヴァに入ったんだよね?」と何度か自問自答を
繰り返したのも、ワイガヤ会での取り組みに意義を感じるきっかけになったと思います。

この気軽にコミュニケーションが取れる場の創出について、ツールの紹介が中心となりますが、
試行錯誤している様子をぜひ紹介したいと思いペンを取りました。
メディヴァの日常の一部分を知っていただけると嬉しく思います。

|まずはトライ(ワイガヤ会の開始)

リモートワーク中の社内コミュニケーションは全社的な課題ではありますが、
まずは全社展開が可能かどうかの検証も含め、中心メンバーが所属する
コンサルティング事業部の枠組みからはじめてみました。

ワイガヤ会の告知はメールだけでなく、弊社で利用している業務ツールの1つである
Teamsでも呼びかけを行いました。
まずは動いてみる!という先輩社員の姿が印象的でした。

|試行錯誤の連続(Remo編)

どういったツールで行うのが良いか検討した結果、最初に、
忘年会でも利用したことがあるオンライン会議ツールのRemoで
トライアルを行うことになりました。

Remoは画面上にいくつかの「部屋」が作られおり、部屋に入室する際には
ノック音が聞こえたり、ホワイトボードで部屋の中にいる人たちと
ディスカッションできたりするのがリアル会議室かのようです。
(Remoを用いた忘年会の様子は人事ブログでも紹介しています)

Remo画面

そして、トライアルの条件は以下のようにしました。

(1)用途別の部屋を用意
 1.ランチ部屋:ランチを食べながら誰かと雑談したい人向け
 2.作業部屋:気が向いたときに話すなど、ゆるく繋がっていたい人向け
 3.待機部屋:PCから離れているときや、オンライン上に誰もいなかった人向け
 4.打ち合わせ部屋:既存のオンライン会議ツール(Teams、Zoom、Google Meet)に
  わざわざ移行せず、そのままRemo上で打ち合わせしたい人向け

(2)ランチタイムの前後5時間利用可能
トライアルの感想としては、
 1.意外とRemoが重い(長時間接続するとPCが唸ってしまう)
 2.中々人が集まらない(人がいないと待機部屋には入らず、そのまま退出してしまう)
リモートワーク中、ゆるやかな繋がりを作るために一定時間部屋を開放していたことが
裏目に出てしまう結果となりました。(これはもうトライ&エラーを繰り返すしかありません!)

|試行錯誤の連続(SpatialChat編)

PCへの負荷が掛かりやすいというRemoの課題をクリアさせるべく、
比較的負荷が軽いサービスを探したところ、
SpatialChatというツールを見つけることができました。

画像1:SpatialChat画面
画像2:SpatialChat画面(緑色及び青色枠は岡崎加筆)

画像2を見ていただくと、緑色の枠内の方々と青色の枠内の方々は
少し距離があることから違う話をしている(若干隣の話も小さく聞こえる)ので、
立食パーティーのような感覚です。

コミュニケーションを取るだけでなく、ただ居るだけ、聞いているだけ、
というような参加も可能です。
リアルな場面でもそういったことは日常的にありますよね。

Remoでの経験を活かし、SpatialChatでのトライアルの条件は以下のようにしました。

1.ランチタイムと業後のみ利用可能
2.メイン対象者はコンサルティング事業部だが、中心メンバーは他の部署の人を誘って利用しても構わない

Remoとは違う形でリアル空間を表現しているのが印象的だったSpatialChatですが、
トライアルの感想として、まだ一度もリアルで会ったことがないメンバーや東京オフィスに
いつもいないメンバーとも面識を持つ良い機会になったと感じています。

正直なところ、まだまだ参加者は少ないです。既に現状のリモートワークに慣れ、
オンラインコミュニケーションをそこまで必要としていない声もあることから、
中々響かない面はあると思います。

しかし、私たちワイガヤ会の思いとしては、誰でも何らかのきっかけで
コミュニケーションを取りたいと思ったタイミングでコミュニケーションを
取れる場があるか、ないかの差はとても大きいと考えています。

また、実際に参加者したメンバーからは「ぜひまた参加したい!」という声も
あがっていますので全員参加がマストという訳ではなく、必要な人に必要なだけの
関わり方ができる環境を用意することで、オンライン上でも互いに支えあえる環境を
サポートし続けられたらと考えています。

|ワイガヤ会のこれから

3月末の大繁忙期に突入し取り組みが一度ストップしてしまいましたが、
新年度に新たなメンバーを迎えたこともあり再始動しています!

今のところはSpatialChatを継続利用していく予定ですが、試行錯誤はこれからも続きます。
今後もオンライン上の社内コミュニケーションのより良いあり方を模索していきたいと思います。

今回ワイガヤ会立上げへの参加を通じて、
入職したばかりの私でも手を挙げたら参加できるメディヴァの社風を体感することとなりました。
本記事を通して、社外の皆さまに少しでもメディヴァの魅力を感じとっていただけますと幸いです。

コンサルティング事業部 岡崎