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人事ブログ

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2021/02/19/金

イベント

メディヴァ初の勤続20周年表彰

メディヴァには勤続表彰の制度があります。
5年、10年、20年と表彰され既定の金額までの記念品、食事、旅行などがプレゼントされます。

(実際の運用としては、調達は本人が行って会社から既定の金額が振り込まれます(^^))

勤続10年以降は特別休暇も付与されます。
内容としてはすごくゴージャスとは言えませんが、長きにわたる貢献への感謝の気持ちです。

会社は昨年が創立20周年でしたから、昨年は初の勤続20年該当者が生まれました。
考えれば当然のことですが、該当者は大石と小松の創業者2人ということになります。

通常は忘年会でその年の表彰者全員を大石が表彰しますが、自分で自分を表彰というのもおかしなことですから、今回は社員一同からの感謝という形の表彰をオンライン忘年会で行いました。

記念品と休暇は後日ということになりますので、表彰としてはそれでひと区切りとなったのですが、何人かの社員からこれだけでは寂しいので、今回は特別に何かしたいという声が上がり、特別な記念品と贈呈式をサプライズでする企画が立ち上がりました。

相談の結果、記念品はこのご時世なので、逆に少し華やぐようにとオリジナルラベルのシャンパン(ドンペリニヨン)ということになりました。

問題は、大石も小松も社員もオフィスへの出社がかなり減っている現状でどうやってサプライズを実現するかです、大石と小松の二人が出勤していて、しかも予定が空いている時間帯があるのか??そのときに、社員が何人くらいいるのか?これはかなりの難題でした。

予定をこっそり確認したりしましたが、そんな都合の良い偶然には恵まれず、完全なサプライズは諦めて「勤続20年の感謝状をお渡ししたいので、ご都合の良い日程を教えて下さい」と発案者の一人である総務のMさんから極力さりげなくお願いしてもらって、意図的に二人に同じ日程で出社してもらうようにしました。

そのような雰囲気でさりげなくお願いしたので当然ですが、
「じゃあ総務に取りに行くね」という感じで、ちょっとした事務的な用事として捉えられており、
「いや、それでは贈呈式が出来ない」(総務の部屋だと、狭くて「式」になりません。)

ということで、「こちらから持っていきますので」とコンサルタントのオフィスに無理やり持っていくことにして、そのときにあまりにも社員が少ないと寂しいので、マネージャ以上のメンバーにはこっそりお知らせして、もし予定が空いていたらその時間は集まってもらうことにして、、、かといって密集にはならないように、かつ短時間で、、、と幹事の皆さんは人知れず苦労していました。お疲れ様でした。

当日は、少し前に隣の保健事業部の部屋にこっそり待機してタイミングを測っていたところ、目の前の道を大石が歩いて総務の部屋に向かっているのを発見して慌てて呼びにいったりしましたが、皆さんの準備の甲斐あってサプライズは大成功でした。

メディヴァの社員ではありませんが、創業メンバーであり、二人三脚で患者視点の医療実現を目指す、医療法人プラタナス理事長の野間口先生にも感謝状と記念品をお渡ししました。野間口先生には「大石さんと小松さんをサプライズ表彰するので、その式に出席してください」とお願いしており、その場までは表彰される側だとは思っておられず、とてもびっくりという感じでした。
3人とも非常に喜んでくれて、企画したメンバー、当日その場に居合わせた社員もとても嬉しい気持ちに浸ることができました。

当日は出席できない社員のために、社内向けの動画(MEDI-TUBEと言います)を撮影しており、後日配信予定です。

コロナのことが無ければ、昨年中にもっと盛大に式典が出来たのでしょうが、こういうサプライズの形にはならなかったと思います。もしかしたらこのほうが喜んでもらえたかもしれないと思いました。また、小松が挨拶で「去年はコロナで20周年を祝えなかったけど、まだまだ目指すところは先にあるので、却ってもっと先のことを見ることが出来て良かったかもしれない」と言っていましたが、本当にそうだと思いました。

我々は目指す医療を実現するための土台ができて、やっとスタートラインに立てたようにも感じていて、まだまだ達成感に浸っている場合ではありません。

”状況に合わせて前向きに何かできないかを考える”、”ちょっとしたことでたくさん喜べる工夫をする”、”それぞれが出来ることを持ち寄って全体が成り立つ”、などなど色々なことを含めて、今回のサプライズ表彰式は、なかなかメディヴァらしい出来事だと思いました。(岩崎克治)