長谷川道彦 院長:はせがわクリニック

長谷川道彦院長:はせがわクリニック_画像|病院・医療コンサルティングのメディヴァ

はせがわクリニック
長谷川道彦 院長

岩手医科大学医学部卒業
盛岡赤十字病院泌尿器科部長を経て、
2008年4月泌尿器科・腎臓内科・内科・外科の『はせがわクリニック』を開院。

病院に勤めていると難しい在宅での緩和的治療の対応を、開業して在野でやっていきたい。

開業のきっかけは?

通常 泌尿器科の治療で長く患者さんとお付き合いをしていくと、がんの最後のタームでは患者さんは皆さん、家に帰りたいという思いが強くなってくるようです。
泌尿器科は、内科的な診断をして、手術をして、化学療法もして…というふうに、最初から最後まで診る科です。また、腎不全などでは長い期間患者さんにかかわることにあります。
最期の部分を病院で診る場合はいいのですが、在宅で診ることになると、緩和的治療が求められてきます。その対応は、病院に勤めていると難しく、開業して在野でそれをやりたいと思うようになってきました。
東京で生まれ育ちましたが、大学は盛岡で、卒業後も盛岡でずっと仕事をしてきていました。盛岡で骨をうずめるつもりでしたが、向こうだと大学の長年の縛りもあり、思うようにできない部分が多々ありました。家族を含めた自分の生活をどこでやっていこうかと考えた場合、東京でと思うようになり、実家のある東京での開業を考えるようになりました。

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開業に向けてどのような準備を?

盛岡を離れる形を取らなければならないので、いきなり開業は難しいと思い、まずは東京で勤務しようと、人材紹介業社の雑誌を見て、東京での勤務先紹介を依頼しました。しかし勤務ということになると、一時期の修行とはいえ、自分のやりたいこととはかけ離れたことをしなければならなくなってしまうことを、不本意に感じていました。
その頃メディヴァを紹介された雑誌を読み、そこに紹介されていた「患者さん視点」を訴える初期のメディヴァの考えに共感できました。自分の目線ではない別の人のアドバイスがほしかったこともあり、メディヴァに開業支援を依頼しました。
それから開業までは5年くらい時間をかけました。最初は小松さんと話をすることに、2年くらい時間をかけました。他の仕事で盛岡の近くに来る機会があるから…ということで、何回も会って話をしました。お仕着せがなく、急がせたりすることもなく、ゆっくり想いを聞いてくれたところが良かったです。
結局、開業の直前まで盛岡で勤めきってから東京で開業したのですが、これが可能だったのはメディヴァのおかげだったと思います。

自分の生まれ育った地域で、在宅なども含めて、疾患を限定せずに診ていきたい

開業の過程を教えてください

通常 まずは場所の決定です。
泌尿器科という特殊性から考えると、繁華街で性病等を診るという方法もあったのですが、自分は地域の中で、在宅なども含めて、疾患を限定せず普通に診ていきたい、その中で専門性を生かしていきたいと思っていました。
そのためには全く知らない場所よりは、自分の知っている場所の近くが良いと思い、高校まで育った実家の近くで、1年くらいかけて物件を探してもらいました。
途中、メディヴァの担当が何人も代わって、どうなるんだろうという不安もありましたが、場所が決まったら、やることも決まってきます。
できるだけ日にちを詰めて、上京した日に必要なスケジュールを効率よく入れてもらいました。その辺の手配はよくやってくれたと思います。またお金がなかったので、いかに安くあげるかが大切だったのですが、メディヴァはコンサルタントとして、フリーの立場で「一番安いもの」を一緒に探してくれ、またどんなものもコンペにして費用を抑えてくれた点もよかったですね。

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メディヴァの開業支援についてはいかがでしたか?

全くの新人が担当になったのにはちょっとびっくりしました。
新人に任せる会社の度量がすごいと思いました。
必要最低限のことはきちんとやってくれましたが、それ以上のことは気付かないことがあったり、反対にこっちがいろいろ質問されたりで、自分もしっかりしないと!と思いましたね。
でも逆にいえば、何もわからない分、本当に一生懸命やってくれましたし、大切なときには会社としてのフォローもありました。少し不安もありましたが、後ろに小松さんなどがいたので、大丈夫だろうと思っていました。

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患者さんたちに来てもらうためにどうすればいいか?を常に考えています。

実際に開業してみていかがでしょうか?

通常 どれだけ想いがあっても、患者が来ないと何も実践できません。もともと泌尿器科とは地域になじみのない科の一つだと思います。一体何をされるんだろう?と患者さんも思うようです。そんな患者さんたちに来てもらうためにどうすればいいか?を常に考えています。
まずやったことは、広報を前向きに行なうこと。インターネットを最大限使いました。
また医師会にも顔を出し、とにかく地域に知ってもらうことに注力しました。内科的な診療体制も充実させました。地域の集まりの中での老人クラブなどでの講演を積極的に引き受けるとともに、調剤薬局、訪問看護などに挨拶に行き、そこからの紹介の中で広げていきました。
最近、HPをリニューアルして泌尿器科病気についての記載を充実させたら、それを見てくる患者さんが増えました。

開業して一段落してきて、次にやりたいことは?

在宅診療の患者さんなどに力を入れたいのですが、外来をやっていると対応がむずかしいですね。在宅専門でも難しいのに、一人でやっているのだから、難しさが目に見えてわかるようになってきました。今後どうやっていくかが課題です。

開業後もPPMでお付き合いいただいていますが、今後メディヴァに期待することはどんなことでしょう?

労務管理に加えて、いろいろな関連の機関を紹介してほしいと思っていますし、クリニックにとって利益になるような仕掛けもいろいろ考えてほしいですね。また他のクリニックとの比較やベンチマークなどといった経営面でのアドバイスもいろいろもらいたいと思っています。

これからもどうぞよろしくお願いします!

はせがわクリニック
長谷川道彦 院長

岩手医科大学医学部卒業
盛岡赤十字病院泌尿器科部長を経て、2008年4月泌尿器科・腎臓内科・内科・外科の
『はせがわクリニック』を開院。

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患者さんに対する医療がスムーズに出来ることが一番うれしい。
大きな病院だと、どうしても組織の中の一員なので、患者さんのためにはいいかもしれないけど、組織の中ではなかなかできない、ということがあった。

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毎日クリニックにいるから、気になる患者さんはカルテをいつでも見られるし、連絡も自由に取れる。
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自分の責任で、自分のやりたいことを、
自分のやりたいように、一緒にやると決めたスタッフと、
小さいながら精鋭チームを作って臨床をやっていきたいと思うようになっていました。

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