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シリーズ 面接2.0(第二回・前篇)

 面接2.0(第二回・前篇)


入社後の社員とじっくり話そう、というシリーズ「面接2.0」ですが、先日第一回をアップしたところ、参加してくれた人と、読んでくれた人の双方から、なかなか良い評価をしてもらったようなので、前回に引き続き第二回を行いました。

採用チームのメンバー3人にお願いして、一人ずつ別々にクジを引いてもらい、以下のメンバーが選ばれました。

前回は入社3年目までの社員が3人でしたが、今回は入社後年数の長い社員の組み合わせになりました。メンバーの年数や仕事内容、キャラクターによって話の展開が変わってくると面白いと思い、型にはまりすぎないよう意識して話をしました。

長田さん:医療機関コンサルティング事業部マネージャ、入社9年目

大里さん:保健事業部リーダー(管理栄養士)、入社8年目
大島さん:保健事業部・運営担当、入社4年目

(岩崎)今日はありがとうございます。面接2.0の第二回ということで、前回に引き続き公開抽選によって3人が選ばれました。


(大里)なんだか大変なものに当たってしまったという感じです(笑)


(長田)楽しみでもありますけど、どちらかというと戦々恐々という感じです。


(大島)お役に立てるかどうか不安な感じもしますね。


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(岩崎)面白い話をしようと構える必要はないと思いますよ。ありのままを伝えられたら目的を果たせると思いますので。皆さんに出来るだけリラックスしてもらえるように、今回もお茶とケーキを用意しました。


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(長田)リラックスして喋りすぎてしまうのが怖いですね。


(岩崎)確かにそうですね(笑)。そこはほどほどに、ここまでならいいかな、というラインを引いてもらって良いと思います。


(大里)さっき気付いたのですが、今日のメンバーはイニシャルトークにしようとおもっても、全員"O"なんですよね。


(岩崎)そうか。ブログ原稿にするときの略称も皆「オーさん」では無理ですね。今回は苗字をそのまま使うことにしましょうか。


(大里)今回の面接で岩崎さんに評価されて、「じゃあ君はやっぱり不採用ね」ということはあるんですか?


(岩崎)それはないです。


(大里)冗談ですけど(笑)


(岩崎)面接2.0という名前が誤解を招きますね。皆さんのことを良く理解したいという話ですから。評価をしようという話ではありません。

第一回の進め方はオーソドックスな感じで、メディヴァに入ろうと思った理由など順を追って聞いていった感じですけど、今日の皆さんは入社後して時間も経っているので、面接のときの話をどれくらい覚えているか分かりませんし。

「こんな話をしたい」というものがあれば教えて下さい。今日は前回よりさらに対話の形にしたいと思います。本来は面接がそうであるべきだと思っていますから。


(大里)じゃあ、いきなり質問ですが、岩崎さんはなぜ「採用」をしているんですか?


(岩崎)いきなり直球ですね。
経緯を言えば、たまたまというか、僕がメディヴァに入った時に一番面接とか採用に慣れていたということですかね。

前の会社は技術系のベンチャー企業でしたけど、入社した時に技術者ばかりで、他は社長と経理の専門スタッフだけがいる感じでした。技術以外の仕事を僕がやる感じになって、その中に採用の仕事もあったので経験していました。

(大里)そうなんですか。


(岩崎)最初は特にずっとやるつもりもなくて、たまたま採用が必要になったのでやっている感じでした。常に人の採用があるという状態を想定できていなかったですね。

でも、そのうちにメディヴァも人が必要だ、プラタナスの分院も作るので採用が必要だというので、常に人の採用が必要になり、2年間一人で100人くらいの人を採用して、メチャクチャ大変でした。一人じゃできないと思って採用チームを作りました。

一人じゃ出来ないなんて当たり前なことなのに、それが分かっていなかった。それ以来ずっと採用を続けています。いまでも仕事の半分以上は採用です。
人を採用しないと企業は成長できないですし、人数がいればいいという訳はなくて、企業のミッションを果たすためにはこういう人が入らないとダメだ、ということがあると思うので、重要な仕事だと思います。

(大里)そうなんですね。メディヴァはどこまで成長するのか、計画のようなものはあるんですか?


(岩崎)これまでも特に何か年計画とか目標の規模があってやってきたわけではないので、正直分からないですね。これまでの成長の仕方で言えば、一方に、お客さんから求められるとか、自分たちでこの事業をやりたいとかがあって、一方にこの人なら会社に入ってほしいというのがあって、その両輪を進めながら成長してきた感じです。


だから、計画ありきで成長してきたわけではありません。
いまのところは、その延長上でやっています。これから先もそうだとは限らないですが。世の中から必要とされれば成長するということはあると思います。いま100人くらいになって会社も随分大きくなったと思いますけど、いい意味で柔軟性を保ちたいと思いますけどね。

(大里)メディヴァって普通の会社で決まっているようなことも決まっていなかったりしますよね。そういうところですか?


(岩崎)決まりについて考えたときに、本来は目的があってその手段として決まりがあるべきです。でも、多くの会社では昔は意味があって決まっていたけど、状況が変わってしまっても決まりだけ残っていて、障害になる場合があると思います。もちろん、決まりがあったほうが良いことはたくさんあって、なくてイライラするようなこともたくさんあります。常に考えながら、必要ならやり方を決めて、必要ならそれをルールとして確立するというのが良いと思っています。


(大里)そう言われたら、私が入った頃は今よりさらに何も決まっていなくて、今は、いろいろと決まってきましたね。私が言ったこともいろいろ取り入れてもらっていると思います。


(岩崎)会社と社員が別々に存在して、「なんで会社はこんなことも決めてないのか」と思うより、自分が会社の一員として作っていくというほうがいいと思うので、そういう話を聞くと嬉しくなりますね。

(大島)大里さんは保健事業部の中では、「生き字引」みたいな存在ですよ(笑)。そうやって作ってきた経緯を知っているから。


(岩崎)大里さんは「若手」というイメージも僕の中には残ってるけどね。


(大島)今、保健事業部にいる人たちにとっては、どんなことでも頼りになる存在です。


(大里)メディヴァに入って随分成長させてもらいました。入った時は何もできませんでした(笑)。文章も書けない、プレゼンも出来ない、、、


(岩崎)採用の時の大里さんのイメージは物怖じしないで、はきはきしていて、既にある程度の対応は出来る感じがしましたけどね。


(大里)先輩方や経験のある人たちに助けられて成長できました。私は3人目の管理栄養士として入社しましたが、私の入ったころには、まだ保健事業も始まったばかりで、何でも自分たちで考えて作らなくてはならなかったから。


(岩崎)大変だったかもしれないけど、大里さんが入社して成長できたという話を聞くと、よかったなーと思います。


(長田)大里さんは既に「大御所」っていうイメージです。そういうことって昔の社員旅行などを思い返して「あのとき既にいたよね」ということから感じたりします。北海道に行ったときに既にいたから相当古い(笑)


(岩崎)皆さんを理解するというのが今回の趣旨なので、それぞれの人が社内でどう認識されているかは聞きたいと思います。大島さんは保健事業部内でどういう存在に見えます?


(長田)どうでしょう。事務局の人。頼りになる。落ち着いているという感じ。


(大島)どうなんでしょうね。自分では分かりません。

 

(大里)入社してからの年数じゃなくて、入った時期によってキャラクターがあるように思うことがあります。ある時期に入った人たちはキャピキャピしていたり、落ち着いた人が多い年代とか。岩崎さんが時期によって「今はこういうキャラクターの人が必要」とか考えて採用しているんですか?


(岩崎)いや、そんなことはないですよ。そもそも、保健事業部の採用では、僕のところに来る前に、書類選考とかエッセイとか、ロールプレイとか、一次面接とかがあって、それを通過して初めて僕の面接なので、そんなにキャラクター別に採用し分けるようなことは出来ないです。いつも同じ判断基準で決めているつもりです。


(大里)へえ。そうなんですね。

(岩崎)大里さん、大島さんから見て、長田さんはどんな存在ですか?


(大里)難しくて重要な現場をうまくまとめているというイメージもありますね。あと、ちょっと神経質かなというのも(笑)


(大島)コンサルで先頭切ってグイグイと引っ張っているような感じに見えます。

入社前の納涼会に呼んでもらったときに、長田さんが隣の席だったのですが、前の会社に雰囲気が似ている人がいたので何となく親しみが沸き、またすごく気を遣ってくれて、いい人だなと思いました。


(岩崎) 大島さんの入社前のことはよく覚えています。内定してから入社までけっこう期間があって、秋の入社だけど、あまり間が開いているうちに気が変わったらいけないので納涼会に呼ぼうという話がでた。

でも、来てもらって印象が悪かったら辞退されるリスクがあるという話も出て。「どうしよう、どうしよう。。」という感じでした。保健事業部の人も採用チームの人もハラハラしてすごく気を遣いました。駅まで誰が迎えに行くか、ということまで大真面目に議論したり(笑)。


(大島)私も知らない人ばかりなのでドキドキしましたが、すごくフランクな雰囲気だと思いました。だからメディヴァの印象は良かったです。


(岩崎)長田さんのおかげが大きいね。

(大里)そういえば。長田さんの「真面目だな~」エピソードを思い出しました!

コンサルタントのお部屋(301)でKさんとSさんなどが、雑談していたら、隣の部屋で仕事をしていた長田さんが突然、すごい勢いで間違いを正しに入って来たという話です。。どこかの大学教授が鏡を使って覗きをして「ミラーマン」とか言ってニュースが流れたときに、少年隊のメンバーと苗字が同じだったのを勘違いして「少年隊が覗きで捕まったんだって」と話していたら、長田さんが突然「それは違います」と乱入してきて(笑)。当時社内ですごく話題になりました。


(岩崎)面白すぎます。長田さんはすべての間違いは正したくなるほう?

(長田)ある程度はそうかもしれませんが、このエピソードは誤解されていると思います。少年隊の間違いを正すというのもあったけど、言いづらいですが、ふたりの音量大きくなっているところにひと区切りつけたかったというという面もあったんですよ。

(岩崎)あはは。ますます面白すぎる。確かに昔はちょっとのんびりしていたというか、仕事してる途中に雑談が止まらなくなったとかありましたね。

(長田)全然違うだろうって感じもあったし、声が大きくなってヒートアップしていたので口を挟んだのだと思います。最近は流しますけどね。忙しくて時間が無いということもあります。バタバタしてるように見えたくはないんですけどね。

(岩崎)バタバタしているというところは、長田さんの仕事の仕方のこだわりみたいなのがあるように思います。結果だけ出せばいいと思わないで、納得いくまで考えるとか。でも、効率は落ちるかもしれないけど、その時に身に着けたり考えたものが後で役に立ったりするから、そういうのって大事だと思いますけど。


(長田)最近思うのは、色々な仕事があるなかで、どんどん数をこなすことでパターンが見えてきて、そこで会得出来るものがあるんじゃないかということです。 それで、ちょっと研修のことを思ったんですけど、一回の研修で教わってどうこうというのではなく、いろいろなケースにあたってみて見えてくるものが有るのではないかと思います。


(大里)長田さんは研修否定派ですか?


(長田)そういう訳じゃないけど。一回では完結しないような、一朝一夕には出来ないものもあると思います。自分でやらないとパターンが見えてこないとか出来るようにならないことが。


(岩崎)土台は必要だけど、それだけじゃ足りないと思います。研修も経験も両方必要ということでしょう。それから、新しいパターンが見えるためには、初めてのこともまずやってみることが大切かもしれない。あとは、研修に依存するというか、「教えてもらってないから出来ない」となるのは怖いですね。


(長田)それって、子供の教育と似てるんじゃないでしょうか。


(岩崎)確かに。子供にもすべてを教えられるわけではないけど、土台は必要。でも、例えば受験の結果だけ出ればOKという感じだと生きる力が付かないかもしれない。いろいろ体験して逞しく育ってもらいたいと思う。


それから、親はどうしても自分がやってきた道が良いと思うけど、本当にそれが本人にとって良いかどうか分からないとも思うので、葛藤がありますよね。

(長田)会社に関して言えば、以前は何でも自分たちで考えて初めてのことも手探りのなかでやっていた印象がありますが、最近は「あるものを使って」という感じも出てきているように思います。ルーチン化している部分も出てきたというか。善し悪しは別としてです。

ーー以下、後篇へ続くーー

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