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メディヴァの人事ブログ
私たちの日常、仕事、仲間、価値観などを
理解していただくために綴るブログです。

2017年04月21日(金)

私の経歴書-⑧-

“私の経歴書シリーズ”の第8弾は、コンサルティング事業部の古賀が担当させていただきます。

私はコンサルティング事業部の医療機関チームに所属し、現在、病院の経営改善や運営支援に携わりながら、コンサルタントとしての研鑽を日々重ねております。

古賀さんカット

さて、この度、人事ブログ”私の経歴書シリーズ”の執筆をお引き受けしたものの、これまで語られた諸先輩方の素晴らしい経歴を前に、いったい何を語れば良いのか大いに悩みました。そして、語れるような経歴はないけれども、ちょっとした運命を感じてメディヴァの門を叩いたということを思い出したので、この「ちょっとした運命」に至る経緯をお伝えさせていただければと思います。

▼元看護師です!

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私はメディヴァに入社するまでの約18年間、看護師として働いてきました。某大学病院の病棟勤務を経て、看護師歴4年目に救急に興味を持ったことがきっかけで外来へと異動しました。所属していた病院は急性期病院でしたので、二次救急医療機関ではありましたが、小児から高齢者の方まで、指の切創や感冒症状などの軽症の方もいれば、骨折や肺炎などの中等症の方、心筋梗塞やクモ膜下出血といった重症の方まで、救急外来で受け入れていました。
決して広くない処置室と診察室で全ての患者様をまとめて対応していましたので、当時は、野戦病院ってこんな感じに違いない!と思っていました(本当は全く違います)。

救急外来で働き始めて3年目、日本看護協会の認定資格である救急看護認定看護師の資格を取得し、病院内での一次救命処置研修やフィジカルアセスメント研修等の実施を通して、スタッフの教育に携わるようになりました。その頃、自分の経験不足を感じており、ちょうど千葉にある関連病院が増床のための看護師募集をしていたこともあって、そちらに異籍しました。

▼東北大震災を経験して
千葉の病院で勤務していた時に、東北大震災を経験しました。救急看護認定看護師の看護領域は救急から災害までカバーする幅の広いものでしたので、この震災をきっかけに病院の災害対策を考えるようになりました。
震災から6年経ちましたが、あれほど強烈な経験は他にはないものでした。

震災の翌年、東京の元いた病院に戻り、災害対策マニュアルの刷新に各部署の職員と一緒に取り組むようになりました。まずは病院全体の状況を知ろう、そして多職種の方々の意見を聞かせてもらうことから始めようと思い立ち、院内の防災委員長の医師にお話しして、活動することの許可と後押しをしていただきました。そして、私と同じ看護部所属で共感して下さった看護師の方々、次に栄養部の方々に声をかけたところ、皆さん快く活動に参加して下さいました。

続いて、薬剤部、臨床検査部、生理機能検査部、放射線部、設備担当部門、警備部門、用度課、総務課…院内の各部署を回り、防災担当者の方に会い、意見交換への参加をお願いしていきました。病院の核である医師に参加してもらうことはなかなか難しいことでしたが、それでも少しずつ関心を持って下さる先生が参加して下さるようになりました。
また、病院の災害対策に知見のある方からアドバイスを頂く機会にも恵まれ、様々な部署の方にご協力を頂きながら、災害対策マニュアルを刷新するまでに至ることができました。

これらの取り組みの中で、院内の他職種の方々と協力して何かを作り上げるということが、大変ではあるけれど、とてもやりがいのあるものだと感じていました。同時に、病院という組織において危機管理の観点で横断的に関われるような役割や仕事ができたら面白いのではないかと思うようになりました。

▼病院の危機管理を学ぶ(大学院への進学)
この経験をきっかけとして、病院における危機管理に対する知識をもっと深めたいと思った私は、病院を一旦退職し、危機管理学部のある大学院に入学しました。

大学院では、医療以外の学問や行政、他産業における危機管理について学びました。この大学院在籍時代に、医療従事者がより良い医療を提供するには医療領域の知識や経験だけでなく、様々な分野の外部リソースを活用することも必要なのではないかと考えるようになりました。

大学病院で勉強する一方、これまでとは全くジャンルの異なる美容クリニックなどのアルバイトを経験しながら、次の進路を模索していました。「経験を活かしつつ、危機管理的な業務内容で病院に勤める」、あるいは「病院における災害時の危機管理を更に研究するべく後期課程に進む」、または「研究を続けながら看護系大学の講師を目指す」など、本当に悩みました。

思い返せば、この頃はまだ、病院コンサルティング会社があることも、病院コンサルタントという存在も知りませんでした。

▼メディヴァとの出会いと再会、そして入社
そのような中、たまたま行ったハローワークで、「危機管理」「病院」「看護師」等のキーワード検索をしたところ、見事に、「病院コンサルタント」を募集しているメディヴァがヒットしたのです。これが、メディヴァとの最初の出会いでした。この時初めて、病院専門のコンサルタントという職業があることを知りました。しかし、ハローワークで推薦状まで書いてもらったものの、「コンサルタント」という敷居の高そうな職業に気後れし、この時は応募を断念しました。

修士課程も終盤に差し掛かったころ、医療従事経験のあるコンサルタントを募集している会社の面接を受ける機会を得ました。この頃、医療従事経験のあるコンサルタントの求人が、数は少ないものの、いくつか出ていたこともあり、もしかしたら、コンサルタントという職種においては医療従事経験のある人材が少ないのかもしれない。そして、自分次第では病院コンサルティングという業種で病院に貢献することができるのかもしれない、と思うようになっていました。

大緊張しながら面接に臨み、一時間半ほど様々な話をする中で、「病院の中で働く現場の医療従事者がより良い医療を提供するためにサポートするような仕事をしたい」という思いをお伝えしました。ただ、残念ながらその企業では病院コンサルの案件は多くなく、私の希望する分野の経験を数多く積んでいくのは難しそうでした。

そうしましたら、思いがけず、面接官である社長様から「病院のコンサルティングを数多く行っているところなら、用賀に女性の社長さんが頑張っている会社があるよ~。なんていったかな、メディヴァだったかなぁ」という話を伺いました。面接を受けに行った会社の社長様に別の会社を勧められるという、何とも苦笑いの状況ではありましたが、またしてもメディヴァに縁があったことに驚きました。

面接後に自宅に帰り、メディヴァのHPを見ると「病院運営支援スタッフ」という求人を見つけました。看護師時代に災害対策マニュアル刷新の業務に取組んだ際の経験から、病院という組織に横断的に関わるような役割や仕事にやりがいを感じ、医療従事者の方を外部から支援することで、より良い医療を患者様に提供したいと考えていた私にとって、クライアント先の病院スタッフとコミュニケーションを取りながらの支援をメインとする病院運営支援スタッフの業務は、危機管理の視点を含め、これまでの経験を十分に活かせる内容のように思いました。
また、不足していた経営面の知識等についても学ぶことができ、コンサルタントとしてステップアップできることも大きな魅力でした。

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入職して10ヶ月、果たして、病院運営支援を担当させて頂くようになりました。今は、週1回クライアントの病院様に伺い、現状調査や分析、また会議等に参加し稼働を上げるためのお手伝いなどをさせて頂いております。まだまだ至らないことが多く、本当に毎日が勉強です。できる限り多くを経験し、学び、一日も早くメディヴァのコンサルタントとして包括的に病院運営支援を担える存在になりたいと思っております。