MENU

募集職種・エントリー

募集職種・エントリー

メディヴァの人事ブログ
私たちの日常、仕事、仲間、価値観などを
理解していただくために綴るブログです。

2017年02月27日(月)

採用チーム内の勉強会を紹介します。

昨年の秋から採用チームで始めたことがあります。チーム内での「勉強会」です。

これまでも採用チームの仕事の価値を上げようと取り組みはしてきましたが、今回また少し新しい角度から取り組んでみようと始めました。

内容はあとで説明しますが、この取り組みにはお手本があります。それは支援先の医療法人社団プラタナス桜新町アーバンクリニックで2年以上行われている勉強会です。

この会は、毎日朝一番の時間に15分ほどで行われていますが、日替わりで全スタッフが順番に講師を務める方式です。当初はドクターが持ち回りで講師を務め、テーマも医療関係の症例や患者さんに関することなどに絞られていたそうです。

それが、だんだんとドクター以外のスタッフも勉強になるので聴講するようになり、さらにドクター以外のメンバーが教える側にも回り、テーマもより幅広くなっていったとのことでした。勉強会の名前は、最初に発案されたドクターのお名前を一部使って「しの勉」といいます。

テーマの一覧がたまに社内のメーリングに回ってきますが、本当にバラエティに富んでいて、タイトルを見ているだけで面白く、また勉強になりそうに思えます。

手元にあったものからいくつか拾ってリストにしてみます。

高齢者の薬剤ガイドライン
呼吸リハビリテーション
変形性膝関節症
重症心身障害児のレスパイト先
ポリファーマシーと不適切な薬剤使用の関連
E-FIELD(education for implementing End -of-life discussion
恋する豚研究所
認知症者の状態像に関するクイズ
陰圧閉鎖療法
グリーフワーク援助の演習
英国視察報告 認知症に優しいデザイン
電子カルテの使い方詳細
嘔吐のまとめ
カフェ型トークをしよう!
小児在宅の実態調査報告を受けて
臨床研究をしてみよう 第一回
訪問調剤の実態調査
最近の医療政策
富士山登山報告
脳梗塞の血管内治療
世界征服は可能か?
フランスの家庭医療
認知症の方への問いかけの仕方

いかがでしょうか。
2年以上にわたって毎日ですから、こういったタイトルが400も500も並びますが、それを見ていると、これほどの「知」が集結して触発しあう、ということに頭がクラクラしてきました。ここから何か新しいもの、意義あるものが生まれない訳が無い!と思います。

今回原稿を書くにあたり、院長の遠矢先生に2年以上も続いている理由をお聞きしたところ、以下のような答えをもらい、この答え自体が「なるほど!」と勉強になりました。

(1)在宅医療自体が、医療、看護、介護、生活、地域、死生観など多様に広がっており勉強したり興味が持てることが無限にある

(2)キャリアの中で専門性を持っているスタッフが多いのでシェア出来るネタが豊富である

(3)在宅のチーム医療において、いつも「情報共有」を意識しているので学会などで得た知識を「共有」しようという意識がある

(4)自由にそして気軽に「相談」「共有」出来るように、no blame cultureを意識的に作っている

(5)普段から院内で自分の患者さんのケースカンファの司会など「人前で話す」習慣があるので苦にならない

(6)内容や取り組み自体を皆が楽しめている

苦にならない取り組み方法で、意義を感じられ、楽しめることは長く続けられるというのは真理だな、と思います。

そして、この取り組みを知ったとき私も早速、採用チームで真似をしてみようと思いました。採用チームは6人ですから、持ち回りで毎日というのはかなり厳しいです。お手本の「しの勉」は、次の順番が回ってくるまで1ヶ月半ほどかかるということでしたから、まずはそれに近いものをイメージして、1週間に一度実施してみようと決めました。

次は勉強会のタイトルです。
本家を見習って〇〇勉?、アルファベット?、もっと意味のある単語?単純に「採用チーム勉強会?」色々と頭をよぎりました。

こういうときは大元のコンセプトに立ち返ってみようと考えました。この勉強会は毎日や定期的に皆が皆に対して先生になるということですから、
・みんなで学ぶ
・お互いに学ぶ
・毎日学ぶ
・なんでも学ぶ
・知の集結
など色々と考えていきました。

コンセプトを表す言葉に対して、それを名前にするときには、略語にしたり、イニシャルを取ったり、逆に長めでベタな文章にしたり。。。

「みん勉」
「まい勉」
「MS勉強会(Miんな Seんせい)」
「TS会(知の集積)」
「私もあなたも先生の会」

などなど。なかなかピンときませんが、悩んでいても始まらないので、この程度の完成度でメンバーの皆にぶつけてみました。

その結果として、
「ワオ会」ということになりました。

「”私が教える”会」から文字を抜き出して「ワオ会」。
Wowという英語、いい意味の驚きを表すワオ!というのも掛けて「Wow!会」です。

まあ、このネーミングが良いか悪いか分かりませんが、とりあえずそれで始めて4,5ヶ月が経過して、定着しつつあります。

当初は私が教える比率を高めにしようと、私と採用チームメンバーが交互にやる形式にしています。

まずは、私のこれまでの経験から、仕事をするうえで大切に思っていること、これまでの仕事で学んできたこと(こんな場面でこんなに叱られた。。こんな失敗をしてこれを学んだ、、)や、マッキンゼーで学んだ手法やフレームワーク(ピラミッドストラクチャー、ロジカルシンキング、空雨傘、、、)などを噛み砕いて伝えるような内容が半分ほどです。

チームのメンバーからも、仕事をするうえで心掛けていることや、医療について最近学んだことや、最近観た映画のことなど肩ひじ張らない内容も含めて様々なテーマを出してもらっていて、なかなか楽しいです。

時間は発表と質問を合わせて15分なので、それほど深いところまで行く訳ではないですが、まずは継続してみて徐々にブラッシュアップと微調整をしようと思っています。

また、学ぶこととは少し違う効果として、メンバー同士がいつもと違うモードでコミュニケーションをとることで、リフレッシュになりますし、お互いの理解が深まるということも感じています。

メンバーからちらほらと聞こえてくるのは、
・コンサルティングの手法などが採用の仕事の中で考えるときに役に立つ
・メディヴァのコンサルタントの考え方を理解できると採用するうえでもプラス
・自分が先生になるときは目的をもって正確に伝えるために頭をフル回転!
・スピーチのトレーニングにもなるので良い
といったことです。

これを1年、2年、3年と続けていったときにどんなものに変化していくのか、また皆さんがどんな内容を出してくれるのか、どんな効果がそこから引き出せるのか、いまから楽しみです。

その変貌ぶりや、そこから引き出したものを人事ブログで紹介出来ればと思っています。(岩崎克治)