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メディヴァの人事ブログ
私たちの日常、仕事、仲間、価値観などを
理解していただくために綴るブログです。

2020年11月19日(木)

私の経歴書~新卒入社編~

「私の経歴書シリーズ」今回はコンサルティング事業部の松葉が担当させていただきます。
医療機関コンサルティングチームに所属しており、今はクリニックの開業・運営支援等をメインに携っています。

 

私は2018年4月にメディヴァに新卒での入社をいたしました。
そのため、今までの経歴書シリーズで特に中心に書かれてきた前職の経験というのがありません。私が書けるのはメディヴァ入職後の経験のみですので、若干趣向が違ってはきますが、今回はメディヴァへの入職を決めた経緯と、入社後どんな仕事を経験してきたのかを書かせていただきます(今までのシリーズのファンの皆様ごめんなさい。番外編のような感じでお読みください)。
メディヴァへの入職を考えている方(特に新卒の方)の参考になれば幸いです。

 

入社するまで
高校時代は創薬研究といった研究者への憧れがあったので、薬学部へ進学いたしました。余談になりますが、よく勘違いされるので書かせていただくと、薬学部には薬剤師を目指す薬学科と、主に研究職を目指す薬科学科があります。そして私は薬科学科へ進学したので薬剤師免許は持っておりません。そもそも薬剤師国家試験への受験資格がないので、決して落ちたわけではありませんので。。。

大学卒業後も大学院修士課程に進み、基礎研究(自己免疫疾患に関わるタンパク質の立体構造解析)に励んでおりました。
研究自体はとても楽しく、やりがいもあったのですが、この先何十年も続けていくことへの不安がありました。ただ、博士課程に進むことも完全には捨てきれていない中途半端な気持ちの中、製薬企業の臨床開発職、研究職を中心に就職活動を始めました。当然のことながら、この時点で意思が全然固まってなかったため、大いに苦戦しました。

特に、今でも鮮明に覚えている失敗?は、
ある会社の面接で志望動機を述べた際に、面接官から「それだと○○社(競合の会社名)でもいいってことだよね。」と言われました。ただ、正直私には言うほどの違いが分からなかったので、つい「はい。そうですね」と答えてしましました。当然、後日お断わりメールが届きました。
企業研究が疎かだったことは間違いないのですが、面接後に調べても大した差が見つからず、面接官に違いを聞いておけばよかったと後悔しております(笑)。

メディヴァについては、就職活動がある程度進み、一応数社から内定をいただいた頃にふとコンサルタントにも興味を持ち、(薬学部にもいたので)「医療コンサル」をキーワードに調べた際に出会いました。
コンサルタントについても調べていく中で、1人が担当する仕事の幅が広く、全く同じようなことを繰り返すのではない。という点に惹かれました。その頃には、臨床開発職や研究職は、業務の細分化がされており、その部分ごとでの募集でもあったので、仕事の幅が狭いと感じてしまい興味は薄れていました(あくまで個人的意見です)。
そして、医療を良くする手段として様々なアプローチを使い、総合的に頭を使って取り組める点でメディヴァにより興味を持ちました。
その後は、周りからはだいぶ遅れたものの、本当にやりたい仕事が見つかり改めて就職活動を始めてメディヴァに応募をし、ありがたいことに内定をいただきました。

 

入社してから
今年で入社して3年目となりますが、今はクリニックの開業・運営支援をメインに担当しつつ、病院案件(建て替え、病床機能転換など)等の案件も経験してきました。

今回は入職して間もなく事務長補佐として入り、今も継続して携わっている医療法人社団プラタナス 用賀アーバンクリニックの運営支援について書かせていただきます。

用賀アーバンクリニックはメディヴァが開業時から支援している、東京都世田谷区で開業20年目を迎える家庭医クリニックです。駅近(徒歩2分)、複数診察室のグループ診療(昼休みなし)、院内薬局の採用、カルテの完全開示など、様々な取り組みを行っています(今はコロナウイルスによる影響もあり、一時的に異なる部分はありますが)。そして、医師を始めとするスタッフの努力もあり、1日200名を超す患者様を受け入れていたクリニックです。今では、近隣エリア住民の3分の2が患者様としてかかられたことがあるほど、地域に定着しています。メディヴァが創業して最初の仕事で、「患者視点の医療変革」の思いをすべてぶつけたプロジェクトなので、いまでも特別なクリニックだと聞いています。

事務長職の仕事は医師やスタッフが目指す医療に集中できる環境づくりのサポートです。クリニックの方向性を決める議論に参画したり、集患・業績向上のための施策の立案・実行であったり、業務効率化のための工夫、労務や経理などはもちろんのこと、日々の郵便物チェックや営業電話対応、蛍光灯の交換なども行います。パソコンが動かなくなるなどのシステムトラブルの対応、急な買い出しに行くこともあり、多岐に渡っております。

入職前であればコンサルタントと聞くと、経営計画や、集患・業績向上のための施策の立案に留まるイメージでしたが、実際に現場に入ってみて初めて分かることがたくさんあり日々非常に勉強になっております。

次に、具体的な例として用賀アーバンクリニックでの取り組み例をご紹介させていただきます。
ここ最近は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う対応に追われているので、感染対策として行った「発熱・かぜ様症状外来」の設置と「オンライン診療」の導入について記載させていただきます。

他医療機関同様、当院でも新型コロナウイルスの感染拡大により、患者様の受診抑制の影響を大きく受けておりました。受診抑制の主な要因は、医療機関に行くことで他の患者様との接触による感染を危惧しているためですが、定期薬の処方をしていた患者様も受診控えで定期薬を受け取らないと、持病の悪化等も懸念されますので安心して受診いただくため上記取り組みを行いました。

 

・「発熱・かぜ様症状外来」の設置
2020年11月現在では減少してきておりますが、新型コロナウイルスが流行して間もない4月ごろはかぜ様症状の方の受診をお断りしている医療機関も多かったため、熱が出てコロナが心配という患者様の期待にも応えられるよう、一般の患者様と発熱やかぜ様症状のある方の診察時間を完全に分けて診療を行うこととしました。
もちろん、その合間には消毒・換気の徹底をしています。

また、この変更に伴い入口での常時トリアージも実施し、安全性のスクリーニングを行い当該時間帯に適切ではない患者様が来た時などは、症状に該当する時間帯の案内をしています(20年もの間継続していた診療時間の変更ですので、当初は時間変更に気付かず来院してしまう患者様が多くおられました)。このトリアージに関しては、従来であればなかった業務であり、必ず1名必要なので全スタッフが協力して担当しており、短い時間ではありますが、私が担当している時もあります。

 

・「オンライン診療」の導入
ニュースでも頻繁に報道されていたので、皆様ご存知かもしれないですが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う時限的措置として、オンライン診療についての要件が緩和され、どなたでもオンライン診療を利用できるようになりました。
オンライン診療では、患者さんの外出による感染拡大を防ぐ以外にも、医師とスタッフの感染防止としても有益です。
その他、患者様にとってクリニックまでの往復の外出時間、院内での診察・会計待ち時間など診察以外での待ち時間が、オンライン診療であれば、全くそれらに費やす時間がなく、非常に便利にご利用ができます。待ち時間短縮だけでなく、診療費のお支払いもオンライン上で完結し、お薬も当院よりご自宅まで郵送しますので、全く外出することなく診察が終了できます。

オンライン診療の実施には、少なくとも予約、診療、会計がオンラインでできるシステムが必要であり、それらが一体となったオンライン診療システムもあります。ただ、全国の医療機関が一斉に開始の検討をしていたため、そういった一体サービスは導入までに1~2か月かかるようでした。
そのため、当院では、予約システム、電話およびスマートフォンでの通話、既存のオンライン決済システムを別々で導入し組み合わせることで、即座に対応できるようにいたしました。
導入当初は1日に20人程の方がオンライン診療を実施しており、今では少し落ち着いてきているものの、この半年で1,600人以上の方が当院でオンライン診療を実施しております。

 

今後の展望
今回の新型コロナウイルスの件はもちろんのこと、現場の運営を知っていることはコンサルタントとして非常に価値があることだと思います。これらの知識はクリニックの開業支援のみならず、病院案件でも活かされることはとても多く、相手からの信頼度も全く異なりますので、今後も現場に携わりたいと思っています。
今は用賀アーバンクリニック以外のクリニックも見ているのですが、クリニックによって独自の運用方法があり、どこも一長一短で、もったいないと感じてしまうところが多々あります。なので、今後は現場を知るだけではなく、各クリニックの良いところをうまく合わせてより効率的な運用方法について考え、現場に落とし込むといったところまでできればと考えています。

 

さいごに
今までの経歴書シリーズでは、いろいろと濃い?経験をされて来た方ばかりで、読んだ結果「自分の経験値では足りない?」と思って応募まで行けなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか(おそらく私もこのシリーズを読んでいたら、応募をためらっていたかもしれません)。

ただ、個人的にはメディヴァに入職して大きく成長出来ていると思っています。本当に多岐に渡った仕事を経験できているだけでなく、中途入社の同期が多かったので逆にスタートの段階で自分程役に立たない人がいないので、怠けていられるわけがなく、それも私にとっては良い環境であったと思います。思い切って飛び込むことが大事だと思います。

今回書かせていただいた内容の他にも様々な仕事がありますので、メディヴァの仕事内容に少しでも興味が出ていただければ是非応募いただきたいと思います。