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メディヴァの人事ブログ
私たちの日常、仕事、仲間、価値観などを
理解していただくために綴るブログです。

2016年09月21日(水)

メディヴァ食堂 初の夜バージョン開催!

昨年の夏から始まったメディヴァ食堂ですが、社員から大好評のうちに続いています。いつも食堂メンバーの管理栄養士さんたちがヘルシーでありながら満足できる昼食メニューを考えて提供してくれます。

そして先日、夏の終わりに、かねてより要望の高かった「メディヴァ食堂夜バージョン」が初開催されました。名づけてメディヴァル=MEDIVAR。バルというのは本来BARと書き、スペインやイタリアなどで食堂とバーが合わさった形の飲食店を意味しますが、そのバルを社名につなげた命名です。
コンセプトとしては、いつものヘルシーなメニューでありつつ、お酒も出る。お料理はお酒に合うようなメニュー、とのこと。

私はそれを聞いて、単純にお酒もでるんだ嬉しいなと思いつつも、お酒も出るということとヘルシーな食事というのが頭の中で若干の不協和音を奏で「どんな感じになるのだろう?」と疑問に思いました。もちろん、どちらにしてもすぐに予約をしましたが、「どんな感じになるのだろう?」という気持ちは続き、少しの心配とたくさんの好奇心を抱えたまま当日を迎えました。
開催は水曜日の夜、準備が始まった午後から会場となるグレース用賀103号室の周りにはいい匂いが漂っており、いやでも期待がふくらみます。
私は待ち切れず開始時間の前に会場入りして、準備の邪魔をしてしまいました。

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店内(?)は、テーブルクロス、キャンドル、お花などいつもと違う少しかしこまった雰囲気にセッティングされていました。ジャズのBGMも流れています。あとで聞いたら保健事業部のジャズ通Uさんに頼んでわざわざ3時間のセレクトCDを作ってもらうという力の入れようでした。

この日はTABLE FOR TWOのスタッフの方が表彰状を持っていらっしゃいました。
TABLE FOR TWOというのは、食事の取り過ぎで肥満となっている人が世界に20億人もいる一方、栄養失調の子供たちが10億人もいる深刻な不均衡の解消を目指す取り組みです。食べ過ぎ側のカロリー減分を寄付として集め、栄養失調の対策に生かす活動です。メディヴァも今年から参加していて、メディヴァ食堂のときにはお客さん(社員)から寄付を集めます。

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先日はTABLE FOR TWOの総選挙にエントリーし、並み居る有名企業さんたちのなかでメニュー部門の「和食賞」を受賞しました。メニュー部門は大賞、2位、3位の表彰の他に和食賞があります。この賞は特に和食文化を推進するメニューとして、ユネスコ無形文化遺産となった和食文化の保護・継承を担当される一般社団法人和食文化国民会議より副賞が贈呈される大変名誉な賞です。

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社長の大石が総選挙・和食賞の表彰状をいただき大いに盛り上がったところで、いよいよメディヴァルのスタートです。

メニューをまず文字で紹介しましょう。
・野菜のテリーヌとパンプキンの冷製ポタージュ
・おつまみ盛り合わせ(ガーリック枝豆、ゴマ豆腐、ゴーヤのおかか&マヨネーズ和えなど)
・とろとろ角煮
・お口直し生姜のソルベ
・〆 そば米雑炊

お酒はビール、ワイン、ウィスキー、焼酎が用意されていて、それぞれが好みで選びました。当初アナウンスされたときは、お酒は1杯ずつ用意されていて、あとは持ちこみ可ということでしたが、いつのまにか飲み放題となっていました。初回ということもあってか社長から大盤振る舞いということになったようです。

定員は25名。社内の各部署から人が集まっていて、様々な交流がありました。とても和やかで、意外な顔合わせなどもあり、これまでにない新しい感じの雰囲気でした。社員が集り部署を超えて交流する機会は会社として意識して作っているほうだと思いますが、会社の研修や宴会では今回のような雰囲気にはならないと思いました。

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そしてなんといってもこの日の主役はお料理とそれを考えて作ってくれたメディヴァ食堂メンバーの皆さんです。

お料理の写真を載せますが、見た目、美味しさ、ヘルシーさ、作った人の気持ち、と4拍子揃ったお料理の姿はスマホ写真ではなかなか伝わらないかもしれないです。こればかりは直接感じる必要があるように思います。

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メニューが進むたびに、まずは目で見て「これはなにが入っているんだろう、どうやって作っている?」と話題が広がり、一口いただくとますます興味が広がります。そして、近くにいる食堂メンバーに質問が飛びます。答えてもらうたびに「へえー」と感心して、また興味と話題が広がります。

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さらに、結果としてのレシピだけでなく、そこへ至るまでの葛藤や、そこに込められた意図まで聞いていると、興味や話題よりさらに重みのある思いが湧いてきます。「テリーヌに赤い色を入れようとしたら、緑の統一感が損なわれるのでNGになった」「切り口を綺麗に見せるためにビクトリノックスのナイフで」「冷製ポタージュにバターと生クリームを使いたかったけど脂肪の比率が多すぎると却下となったので牛乳の泡で、、」といったような話や、温度や調理方法を変えながら何度も試作を重ねたというようなことです。メンバーの皆さんが食事に求めるすべての面について妥協しないという信念を感じて私は背筋が伸びました。

ちなみに、こういった試行錯誤中のやりとりは、”想像が広がりやすくアクションが素早い”一人のメンバー(Kさんとしておきます)と、他のメンバーとのあいだでの
「こうしたら~」 「却下!」
「これはどうかしら?」「無理無理!暴走半島!」
と、掛け合い漫才のような感じが多かったようです。Kさん自身が「私の妄想・暴走を他のメンバーに止めて頂いた」と思い返していました。その他にも角煮の豚バラ肉(調理前)を内臓脂肪のイメージ教材として役立てようと撮影した話(これは別のKさん。。このチームは6人中4人がKさん)など、準備段階で大変ながらもテンション高く楽しんだ様子も聞きました。

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そんな思いや楽しさのこもったお料理を、集まった社員の皆で味わうというのはなんともいえず素晴らしい体験でした。

私が当初持っていた心配というのは、何かを得るために何かを犠牲に?(ヘルシーさを得るために、お酒に合うところは少し犠牲に?またはその逆?)あるいは、少し雰囲気の合わないものを無理やり合わせたみたいになる?(お酒の場の雰囲気とお料理が合わない?)といったような想像だったかもしれませんが、それらはすべて杞憂でした。

どれも違和感がなかった、ということではなく、全部の要素がピタッと合わさって新しい体験となった、という感じです。言葉での表現を試みると、「楽しく端正で心のこもったパーティー」。

楽しくリラックスできる雰囲気はかなりホームパーティーに近かったのですが、メニューがトータルで考え抜かれているところが普通のホームパーティーと違います。栄養と見た目、美味しさ、お酒に合うかどうか、すべてのファクターを満たすように知恵とセンスと努力が集結されてコース料理になっています。

かと言って、レストランでコース料理をいただくというのともまた違います。それよりもさらに多くのファクターを満たすための気合いと心遣いが、お料理とそれを準備するメンバーの姿を通じて、その場の端正な空気を作っているように感じました。それはとても心地よく幸せなものでした。
こういう食事のあり方に感じ入っているうち、あっという間に時間が過ぎていきました。

予定の時間までで飲み足りない人は別室で続きをどうぞ、ということにはなっていましたが、参加者の皆は時間通りに帰っていきました。仕事に戻らなければならない人もいたと思いますが、私はそうでなくてもここで切り上げるのがベストだと感じました。ここで(いつものように?)グダグダと続けてしまうと、せっかくのここまでの「ちゃんとした感」が失われてしまうように思いました。勝手にですが、他の皆さんもそれぞれが「ちゃんとした感」を持ち帰ったのではないかと想像しています。

終わり際にメンバーの皆さんと少し話をしましたが、準備の話、メニューの話をいつもより少し高めのテンションで話す皆さんは一様に「充実感、達成感オーラ」を発せられていたように思います。

メディヴァルがこれからも続くことを願いつつ、これで私のレポートを終わりたいと思います。
メンバーの皆さん、あらためて感謝いたします。ありがとうございました!
(その場で「月イチくらいでやってほしいなあ」と何度かつぶやいたら、綺麗にスルーされました。本業の仕事をしつつ月イチは難しいですよね。。。)(岩崎克治)