ヘルスケアの「明日」を語る

海外からの訪問者

2018.12.28

平成最後の年も残り数日となりました。とても寒くなってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。寒くても私は朝が強いのですが、息子は極端に朝が弱く、かつ寒がりなので、朝から蹴り起こすのが大変です、、、。じんちゃん(ワンコ)だけが、全く元気です。 
 
さて、ここ数か月、アメリカのビジネススクールからの訪問者が相次いでいます。11月には、母校ハーバード大学から同窓会誌が取材に来られました。 
今月はスタンフォード大学から、来月はハーバード大学からMBAコースの学生さんが来ます。 
皆の関心事は日本の「超高齢社会」です。世界で例を見ない速さで高齢化していく日本で、医療・介護はどう変わっていくのか?「超高齢社会」は対処できるものなのか?その対処方法は他の国でも可能なのか? 
スタンフォード大学の学生さんは、日本の高齢者の数が既にカナダ国民より多いことに驚き、地域包括ケアシステムの仕組みに共感し、在宅医療や有料老人ホームについて興味を持ってくれていました。 
 
アメリカには一般的に在宅医療の仕組みは無いそうです。訪問介護の仕組みはあり、退院した患者を家でケアし、療養を助けます。ただ、それに医師は関わらないそうで、日本のように「患者の自宅が病院になる」という概念はありません。最近になって、スタンフォード大の医学部などが、実験的に緩和ケアを中心とした在宅医療を開始したと聞きました。 
一番熱心に質問していたのは、中国人の学生で、やはり自国の高齢化のスピードが日本よりも更に早いことに危機感を持っていました。日本で成功したものを自国に持って帰りたい。できればそれをビジネスにしたい、という強い意欲を感じました。 
一方、中国は日本よりはるかにAIや遠隔診療を使った医療が進んでいて、日本が未だ以って、保険を使った遠隔診療を「6か月を越えて診ていた患者」に限っているなど規制を説明すると、「患者は増えるのに、それでは効率が上がらないのでは?」と驚いていました。 
 
来月は、ハーバード大学MBAコースの学生がほぼ一週間滞在し、メディヴァで調査研究をします。日本人の長寿を支えている一因であるとされる「健康診断(人間ドック)」について調べ、アメリカでも展開が可能かをスタディします。今、メディヴァではアジアで日本式人間ドックの展開を進めていますが、アメリカやヨーロッパでも日式が広まるといいですね!研究成果は、またご報告させてください。 
 
最後になりましたが、今年一年お世話になりました。 
来年も引き続き、どうか宜しくお願いします。 
新しい年での皆様のご健康とご多幸を、心より祈念しています。