最近のメディヴァについて

2017.06.27

梅雨の季節になりましたが、すでに夏のような気温ですね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

世間では6月の後半は各社の株主総会が集中する時期ですが、 私も3社(江崎グリコ、参天製薬、スルガ銀行)に非常勤取締役として出席しました。私が留守の間も、メディヴァは無事に前進して います。

今月のトピックスとしては、下記に小松も書いていますが、岐阜の平野総合病院(誠広会)の民事再生をスポンサーとして引き受けることになりました。負債総額87億円、医療界最大の再生案件です。

 平野総合病院は、新病院建設時等における負債の返済目処がたたず民事再生になりましたが、岐阜の代表的な医療機関であり、関連法人として看護学校や社会福祉法人もあるので、地域のためには継続的な医療・介護の提供と従業員の雇用維持が必須です。
 何しろ多額の負債なので、再生までの道のりはけして楽ではないと思われますが、地域医療を守るため、ここは頑張ってみたいと思っています。

 国内の医療機関経営が益々厳しくなる中、海外の新興国は医療インフラの整備に前向きに取り組んでいます。メディヴァでは、今年度も経済産業省(Medical Excellence Japan)の補助金を得て、サウジアラビア、中国、ベトナムでの病院、健診センター、診療所の開設を担うことが予定されています。また8月には内閣官房が自民党と共に進める自立支援介護に関連したカンファレンスがホーチミンで開催され、出展します。

 もう一つの大きなトピックスとしては、以前にも書かせて頂きましたとおり、コンサルタントとして関わった、東京都世田谷区における1万坪の巨大開発「世田谷中町プロジェクト」が完成、オープンしました。
 高齢者住宅は地域から隔絶された形で運営されることが多いのが課題となりますが、同プロジェクトは「地域との融合」を目指しています。
 象徴となるコミュニティプラザは、保育園、看護小規模多機能、コミュニティカフェの複合施設で、看護小規模多機能は、桜新町アーバンクリニックの訪問看護ステーションが運営します。

 同プロジェクトは、イギリスのスターリング大学の監修を受け「認知症のケアに資する環境」を設計に取り入れました。イギリス国外でスターリング方式の高齢者施設は初めてで、スターリング大学で開催された国際カンファレンスにご招待頂き、世田谷中町プロジェクトについて発表しました。
 せっかくだから、日本の高齢者に馴染みのある、アンティークな和服を着て講演したのも好評でした。イギリスでも、このような「街と融合した高齢者施設」が求められていて、世界でも先駆的な取り組みとご評価いただきました。

 世田谷中町プロジェクトでは「街」を作りましたが、今後ますます高齢化が進む中、高齢者のニーズを取り込んだ商品・サービスの開発が益々求められます。7月3日には、「ヘルスケア事業・商品サービス開発の新戦略セミナー」と題して、ニーズを捉え、事業化する際のポイントをお話しますので、ご興味があれば是非いらしてください。
詳細はこちらです。どうか宜しくお願いします。