第20回  We must always ask ourselves?

2012.04.26

                                                                                                コンサルタント 大草隆次

We must always ask ourselves:常に問うべき事
について、メディヴァでは以下を理念として挙げております。
1. Are we innovative?(我々は革新的か?)
2. Are we creating value for our patients and clients?
(我々は患者様とお客様のために新しい価値を創造しているか?)
3. Do we excite the best people?(最も優秀な人材が集まり、楽しんでいるか?)
皆さんは職務に従事する上で何か大切にしている事はありますか?
私が新卒で働き始めた頃、業務に直結する仕事内容はもちろんですが、人生において仕事をしていく上で大事にしていくべき考え方、ポリシーを大事にしろと何度も教えられました。今でも立ち止まってふと思い出し、基本に立ち返る大切な教えを頂いた事に感謝しています。今日は私が大事にしている5つのキーワードを御紹介致します。

1. As a Professional
以前私がクライアントに常駐していた際、連日の徹夜続きの中、ちょっとしたお昼下がりの休憩でコーヒーを飲んでぼーっとしていました。たまたま通りかかった上司に「○○君のコーヒー、いくらするか知ってる?」と言われた一言、今でも忘れられません。もちろん休憩するなというわけではありません。徹夜続きで忙殺され、目の前のタスクを打ち返すだけでいっぱいになっていた自分を立ち止まらせてくれた一言でした。プロフェッショナルとしてフィーをもらっている以上、どんなに大変でも本来の目的を見失わず、プロフェッショナルとしての振る舞いをしなければいけません。特に再生や業務改善等の医療現場ではコンサルタントの分析・提案は当然として、関わっていく中でその人の振る舞いや本気度を本当に敏感に感じ取られます。外部の人間ではなく、本当に当事者として熱意を持っているかどうかは非常に重要な要素の一つだと感じています。

2. Commitment
プロフェッショナルと通じると思いますが、自分で約束したものはなんとしてもやりきる事です。それがコミットメントであり、自分が取るべき責任です。また、チームであればチームリーダーの責任です。自分のミスで徹夜になってしまった事もありました。そんな中、特にタスクもないはずなのに、「今日はやる事多くて俺も徹夜だなーと」言いながらいつでもバックアップできるよう一緒に残ってくれた上司は、自分がチームを持った時に立ち返ることのできる背中でした。コンサルタントは本当の意味で自分が身銭を切って運営していくわけではないが故に、その責任の重さを認識しながら臨む必要があります。自分が従事している再生案件は、背負うべき対象が地域の患者様の健康、抱えている従業員の労働環境、経営数字と幅広く、そしてとても重いものになっていますが、その重さを忘れずに従事していきたいと思っています。

3. Client First
私が考えるクライアントファーストとは、クライアントの本当の意味での成功です。その為には分析・提言だけではなく「一緒にやる事」が特に組織として凝り固まっていることの多い医療業界では必要です。そこでは「Manager」ではなく「Leader」として変革を牽引していく必要があり、クライアントにために泥臭く地に足をつけて根本から変えていく姿勢を常に忘れてはいけないと思っています。一見非効率的に見えるような作業等も多くありますが、一緒にやることで少しずつ変えていく、変わっていく、その過程を共有することが非常に大事だと実感しています。

4. No.1 Player
何の分野・対象でもいいと思います。一度一番になった経験は、二位三位を経験するものとは全く違う、得難い経験だと思っています。一番になった過程で培われる意識、考え方、進め方、気合(!?)はどんな分野・対象でも応用が利くものだと思っています。まずは自分が好きな、得意な事でいいと思います。一度、一番を目指してみてはどうでしょうか。

5. Global
小さな日本で、常日頃忙しく働いていると視野が狭くなりがちです。そんな時は立ち止まって一歩引いて視野を広げてみましょう。日本ではこんな事例もあるんだなぁとヒントを得る事が多いと思います。では、もう1歩引いてみませんか?パソコンを開けばそこは既に世界とつながっています。インターネットから得られる情報もありますが、今ではSkypeやfacebookのソーシャルネットワークへも簡単にアクセス可能です。私も米国の知り合いの医師(の卵)等に相談してみると日本ではハッとなるような考えが海外では当然だったりします。例えば子宮頸がんの検診では、日本では20%程度の受診率ですが、アメリカでは80%強というデータがあります。中でも驚いたのが、保険会社の営業がドクターに検診を薦める様に営業にくるようです。子宮頸がんは検診の有効性が認知されていることもあり、医療費抑制のためにそういった営業もある のだそうです。是非皆さんも海の向こうとつながってみてください。視野を広げ、世界標準で考えを持ちましょう!

以上が私の仕事観の原点です。皆様はどのような理念を持って仕事をしていますか?迷った時は一度立ち止まって考えてみてください。きっと進むべき道の手助けとなるはずです。