海外医療の現場から メディヴァ海外事業部ブログ

日本

認知症にやさしいデザイン

2017年08月28日(月)


2017年7月に東京世田谷区の2つの施設(グランクレール世田谷中町と看護小規模多機能型居宅介護事業所ナースケア・リビング世田谷中町)が、日本で初めて、英国スターリング大学から認知症デザインのゴールド認証を取得しました。メディヴァは、英国スターリング大学と協力し、この2施設の認知症デザイン導入と認証取得を支援いたしました。

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 今回のブログは、認知症にやさしいデザインとは何か、またその効果について、認知症デザイン導入と認証取得の経験を踏まえて紹介していきます。

 

まずは認知症の簡単な背景から説明します。認知症は、日本だけに限らず、世界で大きな課題となっています。国際アルツハイマー病協会(ADI)の推定では、世界の認知症の罹患数は2015年の4700万人から、2030年には1.6倍の7500万人に、2050年には約3倍の13200万人に増加するとされています(図1)(ADI 2015)。
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認知症に関連したコストは、2015年の時点で全世界で約90兆円と試算されており、これは世界のGDP1.1%に相当します(ADI 2015)。認知症に特徴的なのは、医療にかかるコストがこのうちの20%弱にすぎず、残りの80%以上は介護とインフォーマルケア(家族介護など)にかかるコストだということです(図2)(ADI 2015)。これは、認知症では家族や介護者の介護負担が大きいことを反映しています。

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認知症の罹患数が今後ますます深刻化し、それに伴い介護負担の社会的、経済的影響が増加していくなか、認知症にやさしいデザインは、認知症の人たちに対する効果的なケアの一環として注目されてきています。

 

今回、東京世田谷区の2施設の認知症デザイン認証を行ったのは、英国スターリング大学認知症サービス開発センター(以後「DSDC」と表記)です。DSDCは、イギリス北部スコットランドに位置し、認知症の人々の生活を向上させるための様々な専門的知見を有する大学付属の国際センターです。25年以上にわたり、世界各国の研究や実践例を集約し、認知症にやさしいデザインの重要性を広めています。認知症にやさしいデザイン導入支援と認証審査・授与に加えて、認知症ケアの教育や人材育成プログラムの提供、認知症にやさしいコミュニティの確立、認知症政策提言などを行っています。

 

認知症にやさしいデザインとは、認知症の人たちの尊厳を保ち、その人らしく、できるだけ長い間自立して生活できることを促すものです(DSDC 2013a)。認知症の人が受けるストレスを減らすことで、混乱や不穏な状態になることを減らし、また転倒の危険性を最小限にすることで、不必要な入院を防ぐことを目的としています(DSDC 2013a)。

 周囲のデザインが私たちに与える影響は、非常に大きなものです。例えば周囲の環境の影響で、自然と気持ちが落ち着いたり、逆に集中できず物事がうまく進められない経験を皆さんもしたことがあると思います。認知症のように認知機能が低下し、自立が難しくなると、周囲の環境がその人の行動に与える影響がさらに強くなります(Kehana et al 2003; Marshall 2009)。

 

認知症は脳のどの部分が影響を受けるかにより以下のような様々な症状がでてきます。

・記憶力の低下、特に最近のことが思い出せなくなる
・学習能力の低下
・論理的思考能力、判断りょく、問題解決能力の低下
・五感への依存度増加
・不安やストレスの増加
・コミュニケーション力の低下
・時や場所感覚の低下
・感情、行動、性格の変化

 

認知症は通常の老化の一環ではなく、65歳未満の若年層にも起きる疾患です。しかし、認知症に罹患している人たちの90-98%は65歳以上の人たちで占められており(WHO 2012)、高齢になるほど罹患率が高くなります(図3)(ADI 2015)。そのため認知症の大部分の人にとっては、認知症による記憶力や認知機能の低下とともに、高齢者特有の歩行能力の低下、転倒危険性の増加、視力や聴力の低下のような機能低下も起こっているのです。
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認知症にやさしいデザインは、記憶力や認知機能低下と同時に高齢者特有の機能低下にも配慮したものになります。

 

DSDCがこれまでのエビデンスに基づいて提唱している認知症デザインの原則のうち、ここでは主な5つ(照明、床の色調、トイレのアクセス、外空間へのアクセス、見慣れたオブジェ)の特徴を、実際の導入例と合わせて簡単に紹介します。

 

1.照明

照明は、老化による視力低下の影響を補い、必要な情報がしっかりと見える環境を作るということで重要です。高齢者の視力に適切な照度を確保することで、目指す場所を見つけることや、手元の作業ができることを手助けします。通常の建築基準は、労働年齢の人の必要度に基づいて照度が設定されています。認知症の高齢者はこの照度基準の2倍程度の明るさが必要とされています(DSDC 2010, 2013b)。このため今回の2施設は、DSDCの示している空間ごとの基準に従い照度を確認しながら照明の設置が行われました。
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もう1つの照明の重要性として、自然光には、生活リズムを整える役割があることです。認知症の人は昼夜逆転した生活を送ることがしばしばあります。これは本人だけでなく、介護する人たちにとっても大きな負担となります。自然光をたくさん取り込むことができる構造にすることで、自然光の恩恵を最大限に生かし、人々の体内時計のリズムを整えることに役立てます。

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2.床の色調

床は、施設全体で統一した色調を採用しています。部屋と部屋の境目も同じ色調にしてあります。床の色調が変化すると、認知症の人はこれを段差や穴として認識してしまうことがあります。そのため一歩を踏み出すことをためらったり、立ちすくんでしまったりして、転倒のリスクが増加してしまいます(DSDC 2013b)。
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3.トイレのアクセス

トイレに自立して行けることは、多くの人にとって尊厳を保つために優先順位の高い項目になります。トイレがどこにあるか一目でわかることは大変重要な要素になりますので、適切な場所と位置にトイレの標識を設置しています。またトイレのドアは周辺の壁とコントラストをつける色にし、ドア上には文字とピクトグラムの2種類の表示をつけて、トイレだとすぐにわかるようにしてあります。
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4.外空間へのアクセス

自分の意思で外の空間に行くことができるというのは、身体的・精神的な健康を維持するためにどの人にとっても大切なことです(DSDC 2013a)。今回の2施設はともに、中庭やベランダへのアクセスは自由にできるように配慮されています。デザイン面でもバリアフリーであり、部屋の内外で床の色調は統一したものが採用されています。
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5.見慣れたオブジェ

認知症の人にとって、記憶は最近の出来事から失われていき、昔の記憶は長い間失われずに残っている傾向があります。回想法と呼ばれる認知症の療法の一つはこのことを利用しています。今回はイギリスの認知症デザインの原則を導入しているのですが、日本人の利用者を対象にしているので、日本的な要素を多く取り入れています。この点は、認知症デザインの原則を文化的な背景に配慮して取り入れることができたということで、DSDCに高い評価をされました。
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東京世田谷区の2施設が受賞したゴールド認証は、300近くにわたる項目を90%以上満たした施設にだけ送られる最高レベルの認証になります。すでにこのような認知症デザインを導入した施設では、転倒数の減少や暴力行為の減少、また自立してトイレに行ける人の割合の向上や介護スタッフの満足度向上の報告がされています。

 

認知症にやさしいデザインは、これまでの認知症ケアの質をさらに高め、認知症の人だけでなく、介護をする人にとってもプラスとなる可能性を持っています。私たちが直面している認知症という大きな課題に対して、現時点で私たちが取り入れることのできる対応策の1つであり、これが広まることの社会的意義は大きいと感じます。

木内大介

 

参考文献

  • Alzheimer’s Disease International (ADI) (2015) “World Alzheimer Report 2015 The global impact of dementia: an analysis of prevalence, incidence, cost and trends”
  • DSDC (2010) Light and lighting design for people with dementia”
  • DSDC (2013 a) “Improveing the design of housing to assist people with dementia”
  • DSDC (2013 b) “Designing interiors for people with dementia”
  • Kahana et al (2003). “Person, environment, and person-environment fit as influences on residential satisfaction of elders”
  • Marshall (2009) “The needs of people with dementia and their carers and the potential role of design and technology”
  • WHO (2012) “Dementia: a public health priority”

日本の医療機関での外国人対応

2017年07月06日(木)


 こんにちは、海外事業部の松永絵葉です。2020年の東京オリンピックも控え、今後、日本で医療機関を受診する外国人患者の数が増加することが予想されています。政府も、オリンピックに向けて医療機関における外国人対応の強化を図る公募事業などを実施していますが、多くの医療機関にとっては、費用と手間をかけてまで、外国人患者の受入れ体制を整備するほどではない、と考えられておられるのが実情ではないでしょうか。

 外国人患者の来院で、やはり大きな壁となるのは言語の問題だと思います。そこで、今回は負担なく利用できる多言語対応ツールと、外国人が理解しやすい日本語についてご紹介します。

 まず、日本における外国人数の推移を見てみましょう。2016年に、訪日外国人が初めて2,000万人を超えたことが話題になったのも記憶に新しいかと思います。確かに、日本政府観光局のデータ(下表)の通り、訪日外国人は、ここ数年で著しく増加しており、そのほとんどが観光客だということがわかります。

 政府は、2016年3月に観光先進国を目指す新たな観光ビジョン「明日の日本を支える観光ビジョン」を策定し、外国人観光客の増加に力を入れています。具体的には、訪日外国人旅行者を2020年までに4,000万人、2030年までに6,000万人に増やすことを目指しています。

 さらに、入国管理局のデータ(下表)からは、日本に在留する外国人が2012年以降増加し続けていることがわかります。2016年には240万人まで迫っています。

201707_訪日外国人推移201707_在留外国人推移

訪日外国人数推移:日本政府観光局
在留外国人推移::法務省入国管理局

 こうした状況の中、日本滞在中に怪我や病気で医療機関に来院する外国人が増加することはほぼ確実といえるでしょう。しかし、日常的に外国人が来院する医療機関は限られ、多くの医療機関では時々外国人が来院する程度と考えられます。そうした医療機関では、どういった準備ができるでしょうか。

●多言語対応ツール
 最近では、様々な言語に訳された問診票や診察を助ける資料など、豊富に提供されています。いざという時のために、こうした資料をストックしておくのも有効です。ここでは、その一部をご紹介いたします。

・厚生労働省「外国人向け多言語説明資料」
英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語の各種問診票や制度の説明、手術・検査の同意書などが提供されています。http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000056789.html

・特定非営利活動法人AMDA国際医療情報センター「問診票等」
外国人患者が医療機関の窓口で戸惑わないように、一般的な外来診療の流れや診察のお願いの資料などが英語、スペイン語、ポルトガル語、中国語などで提供されています。また、旅行保険などの民間保険利用者に対する支払い済み証明書などもダウンロードできます。
http://amda-imic.com/modules/useful/index.php?content_id=1

<積極的な外国人患者受け入れを検討されている医療機関様向け>
・平成26年度経済産業省 病院のための外国人患者の受入参考書
医療を目的とした外国人患者を受け入れるための業務やリスク回避などについて説明されています。http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/26fy_sankousyo_all.pdf

・経済産業省ヘルスケア産業インバウンド情報
医療通訳の活用例や事業リスト、外国人患者の支払う医療費に関する検討、各種同意書(英語・中国語・ロシア語)等が提供されています。
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/inbound.html

●英語よりも、やさしい日本語
 私は、以前日本語教師として働いていたことがあるのですが、その経験から、日本人が考える「外国人にとってわかりやすい日本語」と実際に外国人にとってわかりやすい日本語は、実は違うことがあるということを感じています。私たちは外国人を見ると、英語で話しかけがちですが、実は英語が全く理解できない外国人も多いのです。しかし、日本に在住している外国人は、日本語なら少し理解できるという方も多いです。そこで大事になるのが外国人にとってわかりやすい日本語「やさしい日本語」を使用するということです。

 「やさしい日本語」は、日本語初級レベルの外国人にとってわかりやすい日本語のことを言います。1995年1月の阪神・淡路大震災では、日本語も英語も十分に理解できず必要な情報を受け取ることができない外国人が多くいました。そこで、こうした方々にも、適切な情報を伝達するために考え出されたのが「やさしい日本語」です。近年では、「やさしい日本語」は、災害時のみならず、外国人への日常的な情報提供手段として研究され、行政情報や生活情報、毎日のニュース発信など、全国的に様々な分野で活用の場が広がっています。

<やさしい日本語で話す3つのポイント>

①「です」、「ます」などの丁寧体で話す。
一般的に外国人が日本語を学習するときには、活用のやさしさから、始めに「~です」、「~ます」を学習します。そのため、例えば「そこに すわる」ではなく、「そこに すわります」の方が伝わりやすいでしょう。

②短く切って、ゆっくり話す。
一文はできるだけ短くしましょう。また、話す際もゆっくり話しましょう。ただし、「こ・こ・に・か・き・ま・す」など、一音一音区切ると逆にわかりにくくなります。わかりやすく話すには、文節ごとに区切ると良いでしょう。文節とは、文章を意味のまとまりで区切った単位のことです。
例えば、「ここでまちます」は、「ここで  /  まちます」 と分けられます。
日本人だと、「ね」を入れるとわかりやすいでしょう。
「ここでね  / まちます

③尊敬語、丁寧語は使わない。
受け身文も難しいので、避けた方がよいでしょう。尊敬語、丁寧語は外国人には非常に難しいです。尊敬語、丁寧語を使用しないことは、日本語初級者の外国人にとって、失礼ではなく、親切です。

 また、「~てください」といった表現が伝わらない場合は、主語をつけることも一つの手だと思います。例えば、「ここで待ってください」という日本語は、「あなたは ここで まちます」といえばより簡単になります。

 外国人の母語で話ができれば一番良いですが、それが難しい場合、英語よりやさしい日本語の方が理解しやすいことがあることも、知っていただければと思います。

 医療の場に限らず、今後日本人が外国人と接する機会は増えることでしょう。そんなときに、日本人としてやさしい日本語でおもてなしができると良いですね。

参考文献
法務省入国管理局「平成28年末現在における在留外国人数について」
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00065.html (2017/6/30参照)

日本政府観光局「国籍/目的別 訪日外客数(2004年~2016年)」
http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/ (2017/6/30参照)

国土交通省観光庁「明日の日本を支える観光ビジョン」http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics01_000205.html (2017/6/30参照)

弘前大学人文学部社会言語学研究室 「やさしい日本語」
http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/kokugo/EJ3mokuji.htm (2017/7/4参照)

明海大学外国語学部日本語学科准教授 萩原 稚佳子 日本語検定「世界から見た日本語コミュニケーション(16)「やさしい日本語ってどんな日本語?」http://www.nihongokentei.jp/amuse/essay/w_16.html (2017/7/4参照)

メディヴァ海外事業部の2017年上期

2017年06月19日(月)


こんにちは、鈴木将史です。早いもので2017年ももう半分が過ぎようとしています。メディヴァ海外事業部では、この約半年もまた色々と新しい動きがありましたので幾つか取り上げてみたいと思います。

 

①サウジアラビア王女さまが来日→乳がん検診プロジェクトがスタート

②日本政府が進める「国際・アジア健康構想協議会」の事務局を担当

③ベトナムに自前クリニックを設立することに

 

まず①に関しては、今年の3月12日にサウジアラビア国王が46年振りに来日されました。この訪日団の中に同国で女性の健康増進活動を行っている王女がいらっしゃったのですが、当社の乳がん検診の取り組みの話に興味を持たれ、関連施設(イーク表参道)の見学を行うと共に、同国への乳がん検診の展開について協議を行いました。その結果、今年より首都リヤドにパイロットサイトを作ろうということでプロジェクトがスタートしています。

次に②に関しては、既に当社の様々な所で書かれているので詳細は省きますが、日本政府は、「日本式」介護、すなわち「自立支援介護」のブランド化、「自立支援介護」を進める優良事業所の底上げ、介護人材の効率的な教育などに力を入れています。これを進める内閣官房 健康・医療戦略室のお手伝いを我々のチームが行っています。2月9日に開催された「第一回 国際・アジア健康構想協議会」では事務局を務め、約400人の出席者が集まりました。

最後に③に関しては、ベトナムのホーチミンに隣接するビンズン省において、ベガメックス東急社(東急電鉄さんと現地国営企業ベガメックスIDCの合弁企業)が開発を進めるビンズン新都市内に当社主導でクリニックの開設を行う運びとなりました。目下開発中のこの新都市(まだ医療施設はほぼありません)において理想の地域医療の構築を実現すべくまずGPクリニックの開設を目指します。

 

この3つ以外にも、順調に進んでいるベトナムのバックマイ病院のプロジェクトでは、4月に病院長ご一行が来日され、同行されていた保健大臣とも様々な協議ができました。中国は相変わらず動きが激しく、中でも亀田総合病院と共に進めるプロジェクトはかなり大きなものになりそうです。もうすぐ全貌が見えるので誰かが本ブログで書くことでしょう。その他、ミャンマー、イギリス、台湾などプロジェクトの卵たちが孵化を待って?いるところです。この半年間も昨年に違わずドラスティックな期間でした。

 

 最近では私を含め皆さん出張が多く、全員が一同に会することが少なくなってきましたがようやく来月の上旬には久々の飲み会も開催できそうです。世界各国から集められたお酒と食材で楽しい会にしたいと思います。日々色々とはありますが、チームメンバーのレベルアップも進んでいますし、また年末には面白い報告ができそうです。

 

写真はビンズン新都市の完成予想

 

既に完成しているこのタワーの1階にクリニックができます。

 

タワーの上層階から見た風景。これからどんどん街ができていきます。

 

 

「ぽじえじ」の自立支援介護について

2017年05月31日(水)


はじめまして。4月に入社した中国出身の姜(ジャン)と申します。

 

私はコンサルタントとして入社しましたが、入社3日間後よりメディヴァの関連会社が運営する機能訓練に特化したリハビリ型デイサービス「ぽじえじ」の研修を受けています。実務経験を身につけるためです。

今回は研修の様子についてご紹介したいと思います。

 

ぽじえじとは

「ぽじえじ」とは「ポジティブ・エイジング」の略で、「いくつになっても自分らしく、いくつになっても楽しもう」ということで、歳をとったことを受け入れながら、それでも「自分らしく」、「楽しく」過ごすことを目指しています。

 

お客様のADLを高めるため、一般的なデイサービスである入浴、食事介助のサービスはなく、マシン、平行棒、ジムボール、セラバンド等での機能訓練に特化し、安倍首相が総理大臣官房で開催した第二回未来投資会議で提案した「自立支援」という介護の概念を率先する介護サービスの提供をしています。

 

私は昔から運動は大の苦手で、社会人になって、ずっとデスクワークをしてきました。しかし、今ではお客様と一緒にからだを動かしたりするうち、最近では意外と楽しくやりがいを感じるようになってきました。お客様からも来るのが楽しみという声も頂き励みになっています。

研修して間もないため、まだお客様のADLの変化を直に感じることは難しいのですが他の職員の話によれば、今通っているお客様の中に寝たきり状態から要支援まで回復した方、会話が全く理解できないほど重度認知症の方がみんなで運動することができるほど回復して例もあったそうです。また、家で引きこもり気味の方が服装を整えてくる方も多くおり、よい社会参加へのきっかけをつくることができているようです。

 

今までの業務の関係で日本と海外の介護施設を見学してきたのですが、比較的お客様は無表情が多い印象でした。それに対し「ぽじえじ」のお客様は生き生きとした顔をされる方が多いなという印象を受けました。

 

「ぽじえじ」のような機能訓練を通じて、要介護対象者のADLを高めていく施設が日本国内に限らず、海外にもどんどん増えればいいなと考えております。ご興味のある方はぜひお問合せいただければと思います。

外国人患者への医療サービス向上の取り組み

2016年11月29日(火)


初めて投稿させていただきます。医療コンサルティング事業部の西川です。医療コンサルティング部門では、医療機関やクリニックの運営支援に携わっています。

今回は、日本国内において外国人(特に南米系)が市人口の約8%を占めているエリアに位置する地域密着型の中小規模の病院における外国人患者さまに対する通訳サービスを導入した例をご紹介させていただきます。

 

言葉によるコミュニケーションの重要性

外国人に対する医療サービスの最大の課題は言葉によるコミュニケーションがとれないことです。正しい問診ができないこともあり、最悪の場合は医療ミスに繋がりかねません。日本語がわからない人たちは、病院に行くことを避けるようになり、症状がひどくなってから診療にかかるケースも見られます。 日本語がわからない外国人は、日本語を話せる友人や知人を同行させるケースと、日本語が上手なボランティアが通訳を行うケースの2通りが存在します。しかしながら、前者を選択した場合、友人や知人が通訳をした場合、次のような問題が出てきます。

・医療用語の知識が不十分であるため、患者に正しい情報を提供できていない可能性がある。

・友人や知人に通訳を依頼するため、患者のプライバシーが守られない。

・子供が親の通訳をさせられる場合において、親が重症の場合の伝え方は、精神的影響が大きい。

 

通訳サービス導入によるメリット

支援先においても外来患者の約2%が外国人であることから、現地の外国人にも満足してもらえるよう、支援開始1年後、ポルトガル語通訳担当者を採用しました。 通訳担当者には、外国人患者さまの診察対応や処方薬の説明補助だけでなく、病院案内パンフレットや各種検査の説明資料を2ヵ国語で作成してもらい、外国人患者さまが納得して診療できるよう取り組んで頂きました。

 

外国人患者さまからは、

・医師や看護師の説明でわかりにくいことがあっても遠慮して聞かなかったが、納得がいくまで説明を受けることができた。

・自分の症状やお薬のことがようやく理解できた。

・採血や検査などを受ける際にも必要であれば同行してくれるので、検査を受けることに不安がなくなった。また、母国ではなかなか受けられない検査もある。

・看護師、事務員みな、優しいと評判がいい。簡単なポルトガル語を覚えてくれている看護師もおり、母国より対応がいい

など、患者さまご自身の満足度が高まった意見を頂いています。通訳サービスを導入することは、医療スタッフにも好影響を与えており、医師や看護師側の言葉の壁によるストレスがなくなり、外国人の対応にも余裕がでて、笑顔で会話ができるようになりました。

 

また、外国人の雇用企業の方からも、

・必ずしも会社の通訳担当者を同行させる必要がなくなったので、通訳者の業務時間の効率が良くなった。

・通訳担当者が職員のプライバシー(病状や既往歴)を知ることがなくなる。

など、外国人患者さまからの満足度は高いようです。

今後の課題  

通訳サービスの導入は、外国人患者さまからの満足度を得られていますが、いくつか課題もでてきています。 一つ目は外国人患者さまの増加による診療時間です。 外国人に対する通訳経費は診療報酬の対象外であるため、原則的に医療機関の負担となります。外国人を診療する場合は、通訳を介して行われるため、1人あたりの診療時間が長くかかってしまい、多くの外国人を診療し場合には、医業収益にも影響が出てしまいます。 当院でも例外ではなく、外国人患者さまの診療では通常の患者さまのおよそ3倍の時間がかかってしまいます。さらに、文化の違いか、時間に対して少し遅れてくることがあり、診察医との調整が困難なケースがみられます。

また、自費診療患者の割合がどうしても高くなってしまうことから、金銭的な問題で提供できる医療サービスの制限が出てきたり、未収金が増加するリスクもあります。

外国人診療を行う上では、これまでは少数だったことから、経営的な影響が少なくサービス面重視で行ってきた医療機関も多いと思いますが、今後は診療内容や経営上を考慮した上での医療提供が必要になってくるでしょう。

ニーズにあった医療を

2016年10月06日(木)


はじめまして。西澤智之と申します。メディヴァには今年(2016年)の4月に入社しました。はじめに少し自己紹介をします。

私は、学生時代は文系で、社会人になってからも医療やヘルスケアに関する仕事に携わったことがありませんでした。新卒で民間企業に就職し営業系の仕事をしてきました。事業を行うにはまず収益確保が必要ということと、その方法である顧客へのアプローチ手法やマーケティング手法を学び実践してきました。その後、日本企業の海外投資を支援する仕事にも携わることができ、事業性調査を行う、事業計画を立てる、投資判断を下すといった場面の臨場感を知ることができました。また、留学生を日本に受け入れるODA事業の現地オフィサーとして発展途上国の人材育成の手伝いをする経験もしました。

メディヴァに参画した今は、その地域で求められている医療を提供できるよう、これまでの経験と新しい知見をいかに融合させるかを考えています。 

今回は、医療を提供する側の経験がないことと入社から間もないことを逆手にとって、受診者の視点から、いくつかの海外の医療機関を私が見た感想をつづってみたいと思います。

 

中国広東省内の地方都市の人民病院(公立)

中国では、病院はおおまかに一級、二級、三級に分類され、三級が最も規模・設備・医師の面で高い医療サービスを提供している病院とされています。私が訪問した病院は三級病院でした。中国では、充実した医療サービスを提供する三級病院に患者が集中することが問題になっていますが、当病院も例外ではなく、外来は早朝から多くの患者とその家族で混雑していました。外来棟は新しく、各診療科が各階に配置され、基本的には日本の総合病院と同じです。興味を引いたのは会計窓口が診療科ごと各階に配置されていたことです。知人の話では、1階にまとめて会計窓口を置くと患者数が多すぎて運用できないことから、各科で完了するような仕組みになっていると言っていました。それが患者にとって便利なのか不便なのかは難しいところだと思いました。

 

ベトナム・ハノイ市の富裕層向け私立病院(民間)

ベトナムは、皆保険制度を導入中です。公立医療機関に対しては重症患者を地域病院から中央医療機関に順に紹介していく「レファラルシステム」を採用していますが、実際には守られない例もあると言われており、国立の大病院にはキャパシティーを上回る患者が訪れています。一方で、民間経営の高級病院は主に保険外で診療を提供しています。私が訪問した民間病院はハノイ市内にあり富裕層や外国人を主な患者として診察を行っていました。ロビーに入るとコンシェルジュのような案内係が近寄ってきて用件を聞くような患者サービスも行われているようでした。国立病院とは雰囲気と患者層が大きく異なりました。

 

ミャンマー・ヤンゴン市の外国人向けクリニック(民間)

最後は、私が診察を受けたことのあるクリニックです。主には外国人を対象とした小規模の診療所です。診察は予約制で、体調が悪い場合もまず予約して診察時間を確保してから診察を受けます。飛び込みは挑戦したことがないのでもしかしたら可能かもしれませんが、基本的には予約が必要でした。ある日、高めの発熱があったので朝がた診察予約を申し込みましたが、夕方には予約が取れる、という回答をもらいました。体調が悪くできるだけ早く診察を受けたかったので残念に思った記憶があります。知人によると、公立病院では常に長蛇の列ということでしたし、そもそも診察を受けに行かない人たちも少なくないとのことでした。

 

このほかにも病院やクリニックを訪問しましたが、私が常に意識しているのは、通院している患者が、何を基準にその医療機関を選び、その医療機関に何を期待しているのか、を感じ取りたいということです。それぞれの医療機関に対する患者側のニーズは様々です。もちろん「いい医療を受けたい」という共通の希望はあります。ただ、その「いい医療」とは具体的に何でしょうか。この点を考えることが大切だと思っています。答えは相手によって異なるでしょう。それでも、その人にとって必要な医療やヘルスケアサービスを届けたい、その想いをもって仕事をしていきたいと思っています。

YOUはなぜ日本へ?~健診の巻~

2016年10月04日(火)


メディヴァ海外事業部のブログをご覧になる方、ご興味を持っていただき、ありがとうございます。初めまして、海外事業部の鮑です。今回は、私の自己紹介と、ホットな「日本式医療」に対して感じることを少し話したいと思います。

私は、中国の大学でソーシャルワークを勉強しながら、精神科病院で実習をしていました。日本の精神医療と精神保健福祉の歴史と現在の取り組みに興味を持ち、日本の大学院に入学し、PSWについて研究をしました。社会福祉の現場で、医療と福祉の強い関係性を感じられました。そして、利用者側が感じていること、制度政策の策定側が考えていること、サービス提供側が直面していること、色々な視点で医療と福祉を見たくて、メディヴァに入社しました。
余談ですが、初めての外国人社員なので、ビザの手続きについて少し心配しましたが、会社の協力でスムーズに取得ができました。

入社して、日本国内の案件、中国の案件両方とも関わってきました。民間病院開設事業、公立病院の再生計画などの案件を通して、中国のヘルスケアの状況と日本の相違点がかなり多いことが感じられました。現在、海外の現地パートナーに期待されているのは、「日本式」の医療施設の開設です。そこに、「日本式」というのは、いかに表現できるか、そもそも「日本式」は何だろう、事業を立ち上げるには、必ず解明しないといけないと思います。

健康診断・人間ドックの例で挙げたいと思います。実は、昨年と今年、母が中国から来日し、連続2年日本で健診を受けました。1回目は、都内のおしゃれのシンボル、世界トップブランド名店が並んでいる表参道にある女性専用健診センターでした。2回目は、MRなど大型機器検査を求め、渋谷の中心にある施設にしました。

施設として、どちらも豪華なものではないですが、居心地がよかったです。座り心地いいソファ、滑りにくいカーベットなど、あらゆる所清潔感が溢れていて、暖かく感じました。それに対して、中国で健診を受けた健診施設は、華美しすぎで、逆に落ち着かなかったと母が言っていました。

それに、ハード面だけではなく、接遇に関しても、中国での体験と違いました。冷たい公立病院や、作り笑顔で高いコースを勧誘する民間健診センター、何か違和感が感じました。一方、日本の両施設では、コンシェルジェ、医師と看護師、どちらでも自然な表情で、程よい丁寧さでした。検査を少し待っていても、普段忙しくて読めない雑誌を読めました。寒いと感じる時、すぐに気付いてもらい、ひざ掛けをかけてもらいました。

何よりも、毎年受けに来たい理由は検査がしっかりしているところです。胃カメラや婦人科検査など、苦痛で普段できるだけ受けないようにする検査項目は、日本でなるべくやりたいと強い希望でした。検査の項目について、フルコースで検査したいと申し込みましたが、医師に「本当に心配でしたら受けてもいいですが、実は年齢や生活習慣と検査のリスクを考えて、必要がありませんよ」とアドバイスしてもらいました。健診後、中国の健診で指摘されたいくつの点について、考えられる原因と対応もアドバイスして、ずっと抱えていた疑惑を解消できました。それは、中国で6年の健診歴でなかった経験です。唯一の不満というと、上部消化器内視鏡の前の麻酔薬が味かっただけでした。

母の一番の感触は、「穏やかな雰囲気・正確に見てもらえる・納得できる」ということ3点でした。

母のエピソードから、患者、そして海外の現地パートナーが求めている「日本式医療」は、一体どういうことだろうと考えさせられました。
もちろん、経営者にとっては、日本の医療機器、日本ブラントでマーケティングできる要素も含まれていますが、その裏にあるのは、日本式と言ったら「信頼できる」というイメージがあると思います。そこに、本当の信頼できる」医療を創るには、メディヴァの中核的価値である「患者視点」が絶対欠かせないと思います。

その「信頼できる・患者視点のある」医療を創るには、少なくとも以下の要素がベースとしてあると思います。
・検査の精度が保証できる診断機器と技術
 日本のメーカーが含めて、精度の高い且つ高い精度が保ち続けられる医療機器と、それらを正確に操る医療従事者。
・効率的なオペレーション
 患者に一人ひとりにしっかりした健診を提供するために、待ち時間を短縮させ、無駄な移動をさせない動線と検査の順番を作らないといけない。
・ホスタピリティ
 十分な説明と真摯な対応。思いやり。

以上の点は、言うと曖昧で実現しにくいイメージがあるかもしれませんが、我々はどの国の事業においても患者様にとって価値のある医療を作る為、最大の努力をしていていこうと日々取り組んでいます。同じような思いを抱えているパートナーも、ぜひお手伝いさせて頂ければと思います。今後とも、何卒宜しくお願い致します。

欢迎阅览Mediva海外事业部的博客。感谢大家对弊公司的关注。我是海外事业部的鲍柯含。本次博客,将进行简单的自我介绍,以及对与眼下热门的“日式医疗”发表一些拙见。

    我在中国的大学专业为社会工作,同时长期在精神病医院进行实习。对日本的精神医疗以及精神保健福祉的发展历程和现状深感兴趣,故进入日本的大学院进行精神科社会工作的研究。在社会福祉的一线,感受到医疗和福祉之间强烈的关联。希望能够从服务利用者感受、政策制度制定者的考量、服务提供方直面的状况等多种角度来看医疗和福祉,于是进入了Mediva。
PS:由于是第一号外国员工,刚开始还对签证的申请有些担心,在公司的帮助下非常顺利的就取得了。

    入职以后,有幸参与了日本和中国的项目。通过民营医院开业项目和公立医院的改革等项目,对于中国和日本的健康产业的状况大有不同深有感触。目前海外的项目,当地的合作伙伴常会提起希望做出“日式”的医疗机构。然而,“日式”究竟该如何表现,从根本上来说“日式”究竟是什么,在项目推进过程中,必须要明确。

    这次,想以健康体检为例来稍作探讨。我的母亲来日本体检,今年已经是第二次了。第一次,是位于东京的时尚的代名词、顶级奢侈品牌罗列的表参道的一家女性专用体检中心。第二次,由于想接受核磁共振检查,于是转到涩谷中心地带的一家体检中心。

    这两家体检中心,均非豪华,但却都非常舒适。例如舒适的沙发,不易打滑的地毯等,各处都非常清洁并且温暖。而在中国体检的高端体检机构,异常的华丽,反而有些让人无所适从并且感觉冷冰冰。

    另外,不止是硬件环境上,在服务方面的感受也不一样。若是公立医院,服务态度则非常冷漠,若是民营体检中心,则以有些不自然的微笑劝诱购买高价位的体检套餐,总之让人难以接受。然而,目前在日本的这两家,服务人员、医生和护士,都感觉非常自然,并且恰当的热情和细致。检查中稍有等候的时间,也可以阅览平时由于繁忙无暇阅览的杂志。稍感觉有些冷时,马上就被工作人员察觉,拿来了毛毯。
    最值得每年来体检的一点,是检查非常负责。胃镜和妇科等平时尽量不去做的项目,在日本则希望尽量能够检查。关于检查内容,申请了全套项目的检查,而医生则给出了“如果真的担心的话检查也不是不可以,但从年龄和生活习惯,以及检查的风险开看,其实并不必要”的建议。检查过后,在中国检查是被指出的几点问题,可能的原因和对策也给出了建议,化解了长期以来的一些疑惑。这是在中国连续6年的体检中未曾有过的体验。唯一要说不满意的是,胃镜前的麻醉药有些难喝。

    母亲的最大感触就是,能够接受准确的检查,以及过程非常平稳以及让人很容易接受。

    从母亲的经验,引发我对患者和海外合作伙伴常期待的“日式医疗”究竟是什么进行深入思考。
    当然,从经营的层面来说,日本的医疗机器,和日本的品牌效益在市场营销上有些作用。但从背后来说,提起“日式”,就让人想到“值得信任”是根本。想要做出真正让人信任的医疗,Mediva的核心价值“患者视角”是不可或缺的。

  “值得信赖的、出于患者视角”的医疗,至少包括以下几点基本要素。
・能保证检查精度的诊断仪器和技术
  包括日本的品牌,精度高并且能持续维持高精度的仪器,以及能够正确操作的医疗人员。
・高效的运营
  为了提供患者每个人非常扎实的体检,缩短等待时间,并且避免不必要移动的动线和检查顺序
・贴心服务
 充分的说明和真诚的对应,以及体贴贴心的服务

    以上的几点,说起来非常暧昧并且有难以实现的感觉,但在我们参与的项目中,为了实现目标,进行了最大的努力。在其他国家,希望也能够做出对于患者来说有价值的医疗。希望有幸能为有着同样想法的合作伙伴们共同进行事业。往后也请多多关照。