九州支店開設記念セミナー 開催報告

2019.08.16[ニュースリリース]

九州支店 柿木 哲也

弊社は2019年7月に博多に九州支店を開設。九州支店の開設を記念して、8月6日に博多でセミナーを実施いたしました。

セミナーのタイトルは「地域を支える医療と介護の課題と変革」です。セミナー内容を決めた背景は2つあります。1つ目は少子高齢化が進み、医療介護報酬の削減が進む中、地域包括ケアを支える各医療介護事業の経営がますます厳しくなっており、今まさに地域ニーズに沿った抜本的な改革が求められている状況をきちんと参加者にお伝えしたいということ。2つ目は、多くの先進的な取組みを行っていく下地がある、九州を拠点として弊社が当該地域に腰を据えて、地域の医療と介護の価値創造と、変革に貢献していきたいという強い思いをお伝えしたいということです。

セミナーの定員は70名。参加者の募集を開始して早々に定員に達することができました。九州は今後の医療・介護事業に強く関心を持たれている医療機関、介護事業者、それを支える関係者が多くいらっしゃる地域であるとともに、弊社の九州支店開設に期待を寄せている結果だと感じております。

当日は台風という悪天候の中、ほとんどキャンセルもなく、行政、医療機関、介護事業者、医療介護関連企業、金融機関など、多くの業種の方に参加頂きました。

セミナーでは、元厚生労働省福祉人材確保対策室長、現弊社アドバイザーの武内、弊社代表取締役の大石、弊社取締役小松の3名が講演しました。初めに武内が登壇。「新しい時代の医療と介護へ -医療介護の未来へのチャレンジ」について話をしました。我が国の医療・介護政策の概要に触れ、地域包括ケアシステムの具現化に向けては、地域のネットワーク、マネジメントの必要性を説き、高齢者にとどまらない地域共生の考えを強調していました。さらに将来に向けての行政と動きとして、保健医療2035、福岡市の取組み(福岡100)を紹介し、医療・介護施設の未来像の可能性を示し、講演を締めくくりました。

次に大石が登壇し、「地域包括ケアの課題とイノベーション」について講演。地域包括ケアシステムの成り立ちとその背景、そして地域包括ケアシステムの課題とその解決策として、在宅医療の可能性を説いていました。そして、ヘルスケア市場の拡大と、その環境下における九州地域の重要性を話し、講演の最後を締めくくりました。

最後に小松が登壇し、「医療環境の変化とこれからの医療機関経営」について話をしました。医療機関を取り巻く環境変化に触れ、医療制度改革と今後の診療報酬改定の見通しを述べ、医療機関における戦略の必要性を説きました。さらに医療機関における経営改善・改革の事例を交え、具体的な取組みを紹介いたしました。

セミナーは3時間の長丁場でしたが、参加者からは「医療・介護政策の流れから、地域包括ケアシステムの取組み、現場に近い医療機関・介護施設の取り巻く経営環境、取組み事例などの話をマクロ視点からミクロ視点で、一気通貫に医療・介護を学ぶ機会を得られて良かった。」、「非常に興味深かった」などの声を多く頂きました。参加者に満足いただけた内容をご提供できたのではないかと思っています。

この日はさらにグロービス経営大学院の福岡校ヘルスケア部(医療介護の創造と変革を目指す研究会)の勉強会にも参加。当勉強会には30名程度のグロービスの学生が参加される中、武内、大石、小松の3名が講演。グロービスの学生の方々と医療介護の現状、今後について熱い議論を交わしました。

当日は、台風が九州に上陸し、参加予定者が来れず、開催ができるかどうか心配していましたが、多くの方に参加頂き、本当にありがとうございました。参加してくださった皆様には弊社のセミナーと今後の取組に興味・関心を持って頂けたのではないかと思っています。当セミナーの開催を契機として、今後、弊社は九州地域に腰を据えて、地域の医療と介護の価値創造と、変革に携わっていく所存です。