NDBオープンデータによる 都道府県別在宅看取りに関する調査

2018.11.01[ニュースリリース]
NDBデータベースのレセプトを分析すると色々なことが分かります。
在宅看取り方法に地域ごとの特徴があるのではないか、という仮説をもとに、NDBデータの中で在宅看取りに関連する「在宅ターミナルケア加算」、「看取り加算」および「死亡診断加算」について、75歳以上の人口あたり算定状況を都道府県別で調べました。
1)各加算の合計算定件数をみると、都道府県ごとに算定件数の多寡があり、在宅看取りが多いか、病院看取りが多いかという「看取り文化」に差があることが示唆された。
2)各加算の算定件数内訳をみると、在宅看取りの中にも、
  ・在宅医が主に看取りに行っていると考えられる都道府県
  ・外来診療所の医師が主に看取りに行っていると考えられる都道府県 
に分けられ、「看取り方法」に関して地域ごとに特徴があることが示唆されました。
 
以上より 
①在宅看取り文化が強く、在宅医療の末に看取っている県 → 神奈川、東京、愛知、奈良など
②在宅看取り文化が強く、外来主治医がが看取っている県 → 島根、山形、長野など
 ③在宅看取り文化は薄く、在宅医療の末に看取っている県 → 北海道、大阪、沖縄、福岡など
④在宅看取り文化は薄く、外来主治医が看取っている県  → 高知、熊本、秋田など
 ということが推測されます。
 
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