No.095(2014/1/16)

2014.01.16

メディヴァメールマガジンNo.095

  ━━  皆様  新年あけましておめでとうございます ━━━━

 年始早々より、経済産業省の「医療丸ごと輸出」プロジェクトで
 ミャンマーに出張していたため、ご挨拶が遅れて申し訳ありませ
 んでした。

 ミャンマープロジェクトは、去年ミャンマー医療事情の調査を受
 託し、今年は現地の国立病院内にマンモグラフィーとFCRを設置し、
 乳がん健診を実施しました。実施に先立って、現地の医師と技師
 を日本まで招へいし、読影研修を行いました。

 乳がん健診自体は、12月に日に10人づつ、合計約200名を対象とし
 たのですが、4名の乳がん患者さんが見つかりました(一部、確定
 診断待ち)。一般的には1000名の健診受診者に対して3名と言われ
 ているので、多少選定にバイアスがあったかもしれませんが、恐
 ろしい高率です。

 もともと医療保険も整備されていない同国では、乳がんによる死
 亡が非常に多いのですが、健診は一般大衆には普及しておらず、
 加えてマンモグラフィーと読影の精度が低いがため「マンモ健診
 で早期発見」は、医療界の有識者の間でも発想としてなかったよ
 うです。

 しかし、200名の受診者から4名の患者が発見されたことにより、
 「マンモ健診による早期発見は重要!」と一気に機運が高まり、
 「ミャンマー全土で乳がん健診が出来る体制を整備しよう」と保
 健省を挙げて盛り上がっています。今年は、出来ればJICA等も巻
 き込んで、整備のお手伝いをと考えています。

 さて、翻って2014年の我が国の医療環境ですが、昨年に引き続き
 厳しいものになると考えられます。消費税が増税されますが、多
 くの医療機関ではそれに見合うだけの診療報酬改定の恩恵はない
 でしょう。円安も輸出産業には恩恵はあるでしょうが、医療のよ
 うにその場で消費されるサービス業では輸入価格の上昇だけが響
 きます。

 このままでは日本の医療はますます元気を失ってしまう、と心配
 しているのですが、一方まだまだ工夫の余地があることも確かで
 す。診療報酬は少なくとも概念的には「平均以上」に位置してい
 れば、黒字になるように設定されているので、細かいところまで
 神経を行き届かせた経営と、大胆な仕組み化によってまだまだ成
 長は可能と考えています。

 メディヴァでは、その一助となるべく、特に病院を対象とした新
 しいサービスを設計し、今年中に展開予定なので、どうかご期待
 ください。

 本年もどうか宜しくお願いします。

                                                           (代表取締役 大石佳能子)

 ┏━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┃
 ┃ ▼ メディヴァの病院コンサルティングについて
 ┃         取締役コンサルティング事業部長 小松大介
 ┃ ▼ コンサルタントレポート
 ┃     地域医療連携室の業務 -自身の経験からー
 ┃          コンサルタント 正者忠範
 ┃ ▼ 講演情報
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┃▼┃メディヴァの病院コンサルティングについて
┃  ┃  取締役コンサルティング事業部長 小松大介
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 皆様
 すっかり遅くなってしまいましたが、新年おめでとうございます。

 昨年は、当社の医療機関コンサルティング事業部にとっては、一つ
 のステップアップとなった年でした。診療所の開業や運営支援で始
 まったコンサルティングですが、徐々に病院や自治体、企業様との
 お取引も増えてきていました。そうした状況下で昨年は、一気にお
 問い合わせが増え、1年で30件近い病院の案件に関わることができ、
 事業部として大きく躍進を遂げることが出来ました。

 当社の"病院"コンサルティングの特徴は、以下になります。

 1."病院"の運営にも携わっており、実現可能性の高い企画立
   案が可能
 2.事業評価、戦略立案、新棟建築、組織改革、運営支援を一気
   通貫で提供
 3.特に特定領域(経営再生、産婦人科、精神科、亜急性期等)
   では、その分野だけで多くの実績があり、ノウハウも蓄積

 当社が設立理念としている"患者視点"を大事にしながら、地域の
 ニーズ、特定の疾患におけるニーズ、スタッフのニーズを拾い上げ、
 そこから問題解決をはかり、プランニングだけでなく実行支援まで
 を手がけることで、実際に結果を出すコンサルティングを行ってま
 いりました。

 ただし、何か新しいツールや新しい概念を持ち込んでいるわけでは
 なく、オーソドックスでありながら、やるべきことをきちんとやる
 というスタンスを持っています。そのため、例えば多くの医療機関
 にとって頭が痛いスタッフ募集について、募集パンフ作成や募集ホー
 ムページ作成というツール的なアプローチだけで無く、より根源的
 な問題解決、例えば退職者の減少を目的として、組織の活性化と現
 スタッフのモチベーションアップによって病院の魅力を高め、それ
 を噂に聞いた新規スタッフが集まるような組織作りを意識するなど
 のアプローチを続けています。

 今年は、この動きを更に強化すべく、より一歩踏み込んだ病院経営
 支援に取り組もうと考えております。社内で手がけてきた、在宅医
 療や保健指導、介護予防とも連携をとって、新しい病院経営のあり
 方を模索し、サービスとして提供していきたいと思っております。
 ますます精進してまいりますので、何卒、今後もよろしくお願いい
 たします。

 最後に、こうした病院コンサルティングのサービスを整理しようと、
 専用のサイトも立ち上げておりますので、よろしければご笑覧いた
 だけたらと思います。

 メディヴァ 病院コンサルティングサービスサイト
 http://www.mediva-hospital.jp/

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┃▼┃コンサルタントレポート
┃  ┃ 地域医療連携室の業務 -自身の経験からー
┃  ┃          コンサルタント 正者忠範
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   ↓メディヴァ コンサルタントの紹介はこちら↓
    https://mediva.co.jp/about/index3.html

 「顔の見える連携」を目指し、多くの医療機関が地域医療連携室
 を立ち上げています。一言で「連携」と言っても定義が曖昧で、
 広辞苑を引くと、「互いに連絡を取り、協力して物事を行うこと」
 とあります。連携室を立ち上げたのはいいけど、じゃあ「何をし
 たらいいのだろう」というところが多くあるように思います。

 言葉の定義が曖昧なことと相まって、連携室の業務自体も「定型
 化」されておらず多岐にわたり、紹介患者様の予約や返書の管理
 をはじめ、院内/院外向けの広報誌の作成などをしている医療機
 関もあります。医師をトップに据えて、医療機関全体で紹介率を
 上げようと努力しているところもあります。ある意味「何でも屋」
 の様相を呈しているといっても過言ではないかも知れません。

 医師による手術や処置と違って地域医療連携室は単体で点数を生
 み出しません。それでも多くの医療機関が「連携」を課題に挙げ、
 連携強化をうたっているのは何故でしょうか。それは、医療機関
 にとって、これからの時代を生き残るためには専門性の強化と地
 域における機能分化が重要であるからです。そして、連携を成功
 させる肝は「人」であると考えます。

      ↓ 続きはこちら ↓
 https://mediva.co.jp/komatsu-blog/2014/01/31-1.html

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┃▼┃講演情報、掲載情報
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 ◆講演情報◆

  弊社取締役コンサルティング事業部長 小松大介が、下記のセミ
  ナーで講演します。

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 ドクターのためのステップアップセミナー 2014Winter
   同時開催「無床診療所向け電子カルテ展示会」
      三菱化学メディエンス株式会社 富士通株式会社 共催
 --------------------------------------------------------- 
  
  開業の準備で取り組まなければならないことから、必要な物、
  導入事例と診療現場を中心に最新の事例を通し、わかりやすく
  講演します。
 
  日時:2014年1月26日(日)12:20開場
  場所:富士通株式会社 汐留シティセンター 24階
  参加費:無料 ※事前予約制
  対象:診療所開業をお考えの医師の方
  プログラム
   第1部 知っておきたい医院開業準備のポイント
    総合メディカル株式会社東京支店チーフ 柴田秀樹氏
   第2部 特別講演 新規開業における戦略と成功事例
    株式会社メディヴァ取締役コンサルティング事業部長 小松大介
   第3部  私のクリニック開業経験
    しんクリニック院長 野々山真樹先生
   第4部  経営者になる先生に伝えておきたい
          「失敗しないスタッフ採用とトラブル予防」
    浅見社会保険労務士事務所 浅見浩氏
  問合せ:三菱化学メディエンス株式会社(担当 木村) 
            TEL 0120-119-366
  【詳細・お申し込みはこちら】
  → http://www.medience.co.jp/mkarte/

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 ━━    編集後記    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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 新しい年が始まりました。そろそろ気持ちにもエンジンがかかっ
 てきた頃でしょうか。今年も常に新しいことに挑戦する姿勢を忘
 れず、仕事に取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお
 願いします。                                                  (Y)