No.086(2013/4/15)

2013.04.15

メディヴァメールマガジンNo.086

  ━━  皆様 こんにちは!   ━━━━━━━━━━━━━━━

 昨日、留学する高一の息子を送り届けてカナダから帰ってきまし
 た。帰ってきて驚いたのは、日本がカナダより寒かったこと。桜
 も終わったというのに、この気候はどうなんでしょうね?
 (週末からまた急に暖かくなりましたが...)

 寒い話といえば、アベノミックス。薄日がさした始めたようにも
 見える日本の景気ですが、聞くところによると悪い話は参議院選
 以降まで伏せているとのこと。桜が咲いた後は寒くなったという
 ことにならなければいいのですが。

 さて、今日は嬉しいニュースを一つ。
 当社が企画し、子会社のシーズワンで運営している通所介護事業
 の「ぽじえじ」が、このたび日経ソーシャルイニシアチブ大賞の
 一次審査でファイナリスト35団体の一つに選ばれました。これ
 は日本経済新聞社の主催、経済産業省の後援で、ソーシャルビジ
 ネスの優れた取り組みを表彰する賞で、第一回となる今年は380件
 以上の応募があったそうです。

 「ぽしえじ」は高齢者を元気にする事業です。ご家族が高齢者を
 預けるための場ではなく、高齢者自身が元気になるために自ら出
 向く場づくりを目指しています。
 実際、数ヶ月で皆さん元気になっていますし、当社としてこれか
 らも力を入れたい事業です。ご興味のある方は是非、見にいらし
 て下さい。見学大歓迎です!
                                                         (代表取締役 大石佳能子)

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┃▼┃メディヴァの「ぽじえじ」が日経ソーシャルイニシアチブ
┃  ┃    大賞のファイナリストに選ばれました!
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 日経ソーシャルイニシアチブ大賞とは

 環境保護や貧困対策、子育てや障がい者への支援、地域活性化と
 いった、さまざまな社会的課題をビジネスの手法で解決するソー
 シャルビジネスを行う組織・団体の中で、特に優れた事業や取組
 みを表彰するものです。
 社会性(社会的課題の解決を事業のミッションとしている)
 事業性(ビジネス的手法を用いて継続的に事業活動を進めている)
 革新性(新しい事業モデルや社会的価値を創出している)
 の3つの要件を満たしている事業を対象とし、事業の社会貢献性
 に加えて、事業モデルの新規性や革新性、市場性、発展性、拡張
 性などの観点から審査されます。
      ↓ 詳しくはこちらをご覧ください。↓
    http://www.nikkei.com/topic/nsia/20130405.html

 ファイナリストに選ばれた、メディヴァの『ぽじえじ』とは

 高齢者を元気にする機能訓練型デイサービス
 ―いくつになっても自分らしく、いくつになっても楽しもう―

 1)「ぽじえじ」開設の目的

 日本は、世界で最も早いスピードで高齢化が進んでいる国の一つ
  です。65歳以上の高齢者が人口に占める割合は、2010年の23%か
  ら2015年には25%を越え、2035年には33%になると予測されて
  います。国民医療費は36.0兆円、介護保険費は7.2兆円(2009年
  厚生労働省)になっており、年平均成長率2.6%(2005~2009年)
  で伸びています。今後の日本の社会を考えると、増え続ける高齢
  者のケアは大きな課題になりますが、そもそも高齢者に「できる
  だけ元気で過ごしてもらう」ことが最も良い解決でしょう。更に、
  これからの高齢者は今までと違い、歳をとっても「自分らしく過
  ごしたい」と思う気持ちが強いように思われます。高齢者だから
  と言って、「年寄あつかい」されたくなく、「いつまでも夢を持っ
  て過ごしたい」という欲求を持っています。そのような高齢者の
  思いに応えるために、「ぽじえじ」を作りました。「ぽじえじ」
  デイサービスは、その名の通りpositive agingを目的とし、高齢
  者のこのような声に応えるサービスです。標語は「いくつになっ
  ても自分らしく、いくつになっても楽しもう」としました。

  2)「ぽじえじ」の概要

  ◎理念・目指すもの:
 「ぽじえじ」の主役は高齢者本人です。「ご家族が預ける」ため
  ではなく、「ご利用者が行きたくなる」デイサービスです。

  ◎サービス:
 独自のプログラムに基づき、マシンやフロア運動を行い、身体機
  能の訓練と回復をはかります。通常のデイサービスで行う入浴、
  食事、レクリエーションは実施しません。

  ◎プログラムと効果:
 ご利用者の身体機能をアセスメントし、個々人に合わせた運動メ
  ニューを提供します。定期的にアセスメントを繰り返し、Plan-Do
  -Seeを回し、さらなる改善に結びつけます。実際に、介助無しで
  歩けなかった高齢者が3ヶ月後には自立してスタスタと歩くこと
  が可能になった事例などがあります。

  ◎仕組み:
 アセスメント、運動メニュー、接遇等は全てプログラム化、マニュ
  アル化することで、効果を担保する各種の仕組みを作り込みまし
  た。遠隔画像システムを用い、本部の理学療法士、健康運動指導
  士が現場を指導することで、看護師やヘルパー等のリハビリ専門
  職でないスタッフでも実施できる体制を構築しました。
  また、高齢者の気持ちにも着目し、ご利用者の身体の変化を本人
  だけでなく、家族などの周囲の方とも映像により共有することで、
  高齢者の自尊心を刺激し、新たなやる気や生きがいの実現に繋げ
  て行きます。

  ◎自費サービス:
 身体機能が回復することにより、高齢者は新たな目標を持ち、新
  しくチャレンジし、仲間もできます。「ぽじえじ」では、「自費
  サービス」として旅行、娯楽等も提供しています。

  3)「ぽじえじ」の目指すところ

  デイサービス(通所介護)は、介護保険適用サービスです。一般
  的には、お風呂や食事、レクリエーション(折り紙、お遊戯等)
  を提供し、一日過ごすための施設で、どちらかというと「ご利用
  者」より「ご家族」の、「預けるニーズ」に応えたものでした。
  「ぽじえじ」デイサービスは、「ご利用者」目線に立っています。
  機能訓練に特化して、確実に効果を出していくことで「介護」の
  あり方を変えることを目指します。
  「ぽじえじ」デイサービスは、介護保険事業なので大きく儲ける
  ためのものではありません。しかし「ぽじえじ」は、ご利用者の
  ニーズをとらえるので、これまでの一般的なデイサービスに比べ
  て参加希望者が早く集まり、その結果損益分岐に達するのが早く
  (半年程度)、また通常のデイサービスと異なり入浴や厨房の設
  備が不要なので、投下資本も軽くすみます。更に、自費サービス
  によって利益率を高めることもできます。

  メディヴァでは、2011年に1店舗を実験的にオープンし、2012年
  にさらに4店舗をオープンしたところ、年度末には既存店舗全て
  が単月黒字化を達成しました。今後は2016年までにフランチャイ
  ズも含め100店を目指します。また、東北の被災地支援中の医師と
  連携し、2013年内に仮設住宅に住む高齢者向けに、ぽじえじサー
  ビスが提供できるように活動しています。

 ぽじえじHP  http://posi-age.jp/
 ぽじえじブログ  http://www.posi-age.jp/blog/

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 ━━    編集後記    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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 街のあちこちで初々しいフレッシュマンを見かける季節になりま
 した。少し不安気に、でも何事にも一生懸命取り組もうとする姿
 勢が、自分の中で忘れかけていた、仕事に対する真摯な想いをよ
 みがえらせてくれる気がします。がんばれ、フレッシュマン!そ
 して、がんばれ自分!                (Y)