No.071(2011/12/26)

2011.12.26

メディヴァメールマガジンNo.071

  ━━  皆様 こんにちは!   ━━━━━━━━━━━━━━━

  早いもので2011年も残り数日となりました。皆様、今年はどの
  ようにお過ごしでしたでしょうか。3月11日の大地震、津波、
  原発事故に続き、欧州、米国の経済危機と今年は歴史に残る一
  年になりました。長く停滞していた日本経済ですが、この危機
  をバネに改革ができるか、が2012年には問われると思います。

  さて、メディヴァの1年を振り返ると、2011年は次の成長への
  ステップ作りの年でした。
  昨年、メディヴァは10周年を迎え、今年は11年目になります。
  この場を借りて11年目の主要な動きを振り返り、および2012年
  の活動計画を語ってみたいと思います。

  ・診療所の新規開業コンサルティング
      震災と来年の診療報酬改定の影響を受けて、今年は新規開
      業が業界全体で伸び悩んだ年でした。その中でメディヴァ
      は、承継を含めたM&Aと在宅医療での開業に焦点を当てま
      した。11月に開催した新規開業セミナーでも、他社がセミ
      ナー自体を取りやめる中、殆ど昨年同様の数のお客様にい
      らして頂き、その後引き続きお話をさせていただいてます。
      やはり多くの先生は、承継、在宅医療を望んでいるという
      ことで、先生方の意向は従来とは大きく変化しています。

  ・診療所運営支援
      今まで開業をお手伝いした先生方の殆どは、開業後、人事
      労務、経営経理等の支援でもおつきあいいただいています。
      来年は、在宅医療で開業する先生方が、ほぼ身一つで開業・
      運営できるよう在宅医療のインフラ支援事業に力を入れる
      予定です。これは、24時間365日のコールセンターや遠隔
      事務インフラ、秘書サービスなど在宅医の負荷を取り除く
      仕組みになります。

  ・医療法人プラタナスの運営支援
      11年目を迎えた当社の第一号クライアントですが、今年は
      本院の用賀アーバンクリニックが前年対比でまたまた成長
      しました。有床診療所の松原アーバンクリニックと各在宅
      医療部も「病院から家へ」という流れを受けて、確実に患
      者さんが増えています。ただ、一般在宅患者の多くががん
      末期の方で今後の高齢化社会で、看取りの対応が社会的急
      務であることが尚更実感させられる年でした。一方、4年
      前に再生クリニックとして引き受けたイーク丸の内は稼ぎ
      頭に育ち、満杯状態となったので来年度は移転か拡大を計
      画しています。

  ・病院のコンサルティングと再生支援
      病院は現在二極化していて、非常に好調な病院は建て替え
      を含めた事業拡大に積極的です。一方、再生案件や医師不
      足で悩む病院も多く見られます。当社では得意な産婦人科
      を中心に、幾つかの病院の建て替えを手伝っています。再
      生関連では、数年来お手伝いしてきた大型精神病院こころ
      のホスピタル町田(旧上妻病院)が、無事経営再生し、来
      年はとうとう旧病棟の建て替えに着手します。

  ・健保組合のコンサルティング
      健保の財政が更に厳しくなる中、医療費削減に向けた健保
      のご相談は増えています。当社では、従来より健診結果や
      レセプトの分析を行ってきましたが、来年度は更に、各健
      保の将来医療費の予測に取り組みます。また医療費削減と
      健康づくりを目指した特定保健指導や疾病管理も確実に効
      果が出ており、他の事業者が撤退する中、引き続き多くの
      健保様からご用命を頂き、事業は拡大しています。

  ・企業向けのコンサルティング
      当社の企業向けのコンサルティングは医療機関の運営支援
      で培ったノウハウを用いて、効率よく企業の医療介護関連
      事業の課題を解くことを付加価値としています。今まで大
      きく広報してきたこともなかったのですが、それなりに案
      件も来るようになったので、今年本格的に企業向けコンサ
      ルチームを立ち上げました。得意とするのは、新事業開発、
      医薬医療機材の市場調査とマーケティング戦略で、特に在
      宅医療、介護関連の強みを活かし、2012年度には更に力を
      入れていきたい分野です。

  ・代替医療とデイサービス
      子会社シーズ・ワンの事業であるカイロプラクティックの
      治療院スパイナルケアは引き続き、多くのお客様の支持を
      得て、順調に推移しています。また今年は、新しく「ぽじ
      えじ(ポジティブ・エイジング)」を標語に、機能回復型
      の短時間デイサービスを運営し始めました。独自のプログ
      ラムを用いて、マシンやフロアでの体操を行い、殆ど歩け
      なかった高齢者で、数ヶ月ですたすた歩けるようになった
      方もおられます。2011年2月にオープンした一号店が黒字
      化し、2012年度にかけて城南地域で5店舗開設予定です。

  ・復興支援活動
      開業をお手伝いした先生方が、被災地へ医療支援に行かれ
      るのを聞き、また同行する中で、被災地医療機関の復興支
      援をお手伝いすることになりました。このメルマガにも書
      きましたが、プライマリケア連合学会のPCAT医療支援チー
      ムのコーディネーターである林先生を理事長とし、一般社
      団法人「被災地の医療を守る会(通称)」を設立し、現地
      医療機関への情報、物資の支援を行っています。まだ計画
      階でどうなるか分からないですが、2012年には、被災地の
      医療機関を直接運営支援するという依頼も来ています。

  以上、メディヴァにとっては盛りだくさんの2011年でした。
  まだ手がけ初めたばかりのものもあり、模索段階のものもあ
  りますが、それぞれ患者様、医療者の皆様にいっそうお役に
  立てるべく、2012年も力を入れていきたいと思います。
  最後になりますが、皆様の2012年のご健勝とますますのご発
  展を祈念するとともに、被災地の一日も早い復興を願ってや
  みません。
  来年度もどうか宜しくお願いします。

                                                     ( 代表取締役  大石佳能子 )