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データヘルス計画をチャンスに保健事業の推進を!|MEDIVAの在宅・地域包括ケアコンサルティングブログ

2013年12月20日

メディヴァ保健事業部の後藤です。

 

健康保険組合の業界で、今、ホットな話題である「データヘルス計画」について今回ご紹介させていただきます。ただ、一般のみなさんには、まだなじみのない言葉かもしれませんね。

 

データヘルス計画とは、健康保険組合に対して、各健康保険組合にあったより効果的・効率的な保健事業を実施するために、保有している各種データ(特定健診結果やレセプトデータ)を分析して、それに基づいて保健事業の計画策定・公表を行い、事業の実施・評価・見直し等の取組を義務付けたものです。なお、データヘルス計画の管轄自体は、厚生労働省保険局となりますが、2013年6月14日に、安倍首相(政府)から公表された「日本再興戦略-JAPAN is BACK-」、「健康・医療戦略」の中でもデータヘルス計画が位置づけられており、強力な推進が求められているものです。

 

従来から、健康保険法の第百五十条に「保険者は被保険者等の健康保持増進のために必要な事業を行うように努めなければならない」とあるように、健康保険組合には保健事業の実施が求められておりました。今回、データヘルス計画として、健康保険組合に実施を義務付けることとなった背景には、


(1) 高齢化などにより国民医療費が伸びている現状において、「健康増進・疾病予防の推進によって医療費の効率化を図ること」が求められている


(2) 疾病予防の中心は生活習慣病対策であり、その実施にあたっては、健康保険組合と事業主の協業によって実施されることが効果的である(一部の先進的な健康保険組合と事業主の取組からその効果が確認されている)


(3) レセプトデータ・特定健診結果データ等が電子化され分析の実施が従来をよりも容易な環境となってきた


(4) 高齢化による医療需要の増大に対して、医療資源(医療機関、医師、看護師等資源)を効率的に活用するためには、健康増進・疾病予防分野においては、新たな産業を育成することも重要である


が、挙げられます。(4)の新しい産業の育成という側面もあるため、政府の成長戦略の中に位置付けられています。

 

データヘルス計画において、レセプト分析等のデータ分析が前面にでてきている側面もあり戸惑われている健康保険組合の様子も伺えるのですが、多くの健康保険組合は、既に特定健診・特定保健指導をはじめとした保健事業を実施されていますので、あまり難しくとらえる必要はないと思っています。むしろこれまで取組みたかった保健事業を事業主とも連携して(コラボして)より推進するチャンスがきたととらえることが出来ると思っています。


ただし、データ分析した結果をどのように見るか、どのような事業を優先して実施するか、対象者の優先順位をどのように決めるか、事業主にどのように説明して理解してもらうか、実施にあたっては内製で実施すべきか外部を活用するべきかなど、ちょっとしたノウハウやヒントも必要かと思います。

 

メディヴァは、従来から健康保険組合に対してコンサルティングやレセプト分析・検診結果分析等のデータ分析と特定保健指導・重症化予防などの保健事業を提供してきましたので、データヘルス事業を健康保険組合と事業主が協働して取組むための好事例やノウハウを蓄積しています。この機会に、多くの健康保険組合様、事業主様へ提供できればと思っております。加えて、メディヴァという会社の特徴(医療機関等へ経営コンサルティング)を生かした効果のある保健指導プログラムや医療機関連携なども併せてサービス提供したいと思っています。


なお、メディヴァでは株式会社イーウェルと共同で、健康保険組合向けにデータヘルス勉強会の開催も企画しておりますので、ご興味のある方はご連絡ください。

 


<参考:厚生労働省保険局保険課の資料より>


「データヘルス計画」の特徴


(1) レセプトデータの活用による
① 組合や事業所における全体的な健康・医療状況の把握
② 保健事業の効果が高い対象者を抽出
(2) 費用対効果を追求した保健事業の実施(アウトカムを重視)
(3) PDCAサイクルによるレベルアップ
(4) 「松」「竹」「梅」の身の丈に応じた事業範囲
(5) 外部専門事業者の活用
(6) 加入者個人への情報提供、インセンティヴ付与
(7) コラボヘルス(事業主との協働)

データヘルスのスケジュール


平成25年度
「健康保険法に基づく保健事業の実施等に関する指針」の改定
「データヘルス事例集」の公表(厚生労働省のWEBで公表中)


平成26年度
 前半:モデル的「データヘルス計画書」の先行健保での作成および普及事業実施
 後半:全ての健康保険組合で「データヘルス計画」作成に着手


平成27年度
 「データヘルス計画」の実施
(第1期の終期は平成29年度、以降平成30年度から5年サイクル)


 

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