ヘルスケアの「明日」を語る

水平思考

2012.01.17

お正月から2週間経ち、日ごとに寒さが増していますがいかがお過ごしでしょうか。今年のお正月は1日が日曜日だったので、例年より短かった方が多いと思います。

私は短いお正月を息子と共に読書して過ごしました。息子が読んでいるものを見て驚いたのですが、最近は中学生が読むライトノベルにも「ロジカルシンキング」とか「ラテラルシンキング」とか出てくるのですね!いずれも主人公の女性探偵の思考法を説明するのに使われていました。

「ロジカルシンキング」は、論理に合わせて一歩一歩思考を深めていく思考法。「ラテラルシンキング」は水平思考とも呼ばれますが、積み上げではなく、飛び石のように発想する思考法。鳥の目、魚の目、アリの目で多面的に事象をとらえ、時には前提も疑います。

2012年は震災後1年、日本経済はダメージから回復していません。

欧米諸国も危機から脱していません。新興国の伸びも陰りが見えています。このような状況下で日本はどうなるのか?その中で医療介護界はどうするのか?今までの前提の上に積み重ねる論理的な思考だけでは限界が見え、ゼロから再検討する水平的な思考が求められる1年になる気がします。

今、日経新聞の「私の履歴書」に元英国首相のトニー・ブレア氏が書いています。

ブレア氏は労働党の党首ですが、それまでの労働党のあり方を抜本的に見直し、労働党およびイギリスはイギリス国民のためにどうあるべきかをゼロから考えて改革を推し進めました。イギリスにできて、日本にできないはずはありません。必要なのは、頭の柔らかさ、発想の転換と勇気だと思ます。

水平思考でメディヴァも頑張ります。2012年どうか宜しくお願いします。

 

執筆:大石佳能子(株式会社メディヴァ代表取締役)